Rakuten infoseek

辞書

黒木【くろぎ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

黒木
くろぎ
福岡県南部,八女市中南部の旧町域。矢部川の上流域,筑肥山地の北斜面に位置する。1889年町制。1954年豊岡村,串毛村,木屋村,笠原村の 4村と合体。1957年大淵村を編入。2010年八女市に編入。中心地区の黒木は 12世紀から黒木氏の城下町。江戸時代は柳川藩領となり,城も廃されたが,その後も矢部川の谷口集落として,また大分の鯛生鉱山に通じる街道沿いの市場町として発展。東部は山岳地帯で林業製材チャ(茶),たけのこ栽培,西部は平地米作のほかカキ,ブドウ,クリ,ミカンなどの栽培が盛ん。猫尾城(黒木城)跡,樹齢 700年といわれる素盞鳴神社(すさのおじんじゃ)のフジ(国指定天然記念物),八女茶の発祥地といわれ奇岩で有名な霊巌寺,日向神峡(ひゅうがみきょう)と日向神ダムなどの観光地がある。一部は矢部川県立自然公園に属する。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

くろ‐き【黒木】
《「くろぎ」とも》
(古くは「赤木」に対して、のちには「白木」に対して)皮のついたままの丸太。
約30センチの長さに切った生木を、かまどで黒く蒸し焼きにして薪としたもの。京都の八瀬大原でつくられ市中を売り歩いた。
黒檀(こくたん)の別名。
「―の数珠(ずず)の小さう美しいをとりいだして」〈平家・一二〉

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

くろき【黒木】[姓氏]
姓氏の一。
[補説]「黒木」姓の人物
黒木和雄(くろきかずお)
黒木勘蔵(くろきかんぞう)

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション

くろぎ【黒木】
福岡の米焼酎。矢部川源流の伏流水を用いて仕込む。原料米麹。アルコール度数25%。麦焼酎芋焼酎もある。蔵元の「旭松酒造」は大正5年(1916)創業清酒「旭松」の醸造元。所在地は八女市黒木町黒木。

出典:講談社
(C)Kodansha 2010.
本事典は現在流通している、あるいは過去に存在した本格焼酎・泡盛の銘柄を集めたものです。限定品や終売品、蔵元の転廃業などで既になくなった銘柄も含まれていますのでご了承下さい。それぞれの情報は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉プラス

黒木(くろぎ)
福岡県、旭松酒造株式会社が製造する米、、芋焼酎の銘柄

出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

くろき【黒木】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

くろき【黒木】
製材していない皮つきのままの丸木。 ⇔ 赤木 -もち造れる室は/万葉集 1637
生木を蒸し焼きにして黒くいぶした薪。近世京都洛北の八瀬・大原などから市中へ売りに出た。
黒檀こくたんの異名。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

くろき【黒木】
姓氏の一。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

くろぎ【黒木】
福岡県南部、八女やめ郡の町。中世には黒木氏の城下町。農業・製材業が盛ん。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

黒木
くろぎ
福岡県南部、八女郡(やめぐん)にあった旧町名(黒木町(まち))。現在は八女市の中央南部を占める地域。旧黒木町は、1889年(明治22)町制施行。1954年(昭和29)豊岡(とよおか)、串毛(くしげ)、木屋(こや)、笠原(かさはら)の4村と合併。1957年大淵(おおぶち)村を編入。2010年(平成22)、立花(たちばな)町、矢部(やべ)村、星野(ほしの)村とともに八女市へ編入。南は熊本県と接する。石割(平野)岳(942メートル)、姫御前(ひめごぜん)岳(514メートル)などの筑肥山地(ちくひさんち)が広がり、古生層とそれを覆う溶岩台地よりなる。中央部を西流する矢部川と支流の笠原川が北西部に沖積地を形成。国道442号が通じる。中世は黒木氏の城下町として発達したが天正(てんしょう)年間(1573~1592)廃城。近世は谷口集落の商業地として栄えた。主産業は農業で、稲作のほか、茶、ミカン、ブドウ、カキ、タケノコ、ナスなどの生産が盛んで、とくにミカン栽培の発展が著しい。また杉材生産も盛んである。国指定天然記念物である黒木のフジ、八女茶の発祥地といわれる霊巌寺(れいがんじ)と境内の奇岩、日向神(ひゅうがみ)ダム、黒木城跡などがあり、矢部川県立自然公園に属する。[石黒正紀]
『『黒木町史』(1993・黒木町)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

動植物名よみかた辞典 普及版

黒木 (クロキ)
植物。カキノキ科の常緑高木。コクタンの別称

出典:日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」
(C) Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

黒木 (クロキ)
植物。ニシキギ科の常緑小高木,園芸植物,薬用植物。マサキの別称

出典:日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」
(C) Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

黒木 (クロキ)
学名:Symplocos lucida
植物。ハイノキ科の常緑小高木

出典:日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」
(C) Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

黒木 (クロギ)
植物。マツ科の常緑針葉高木,高山植物。シラビソの別称

出典:日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」
(C) Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

くろ‐き【黒木】
〘名〙 (「くろぎ」とも)
① 皮のついたままの丸太。製材してない皮付きの材木。くれ。くろぼく。⇔赤木
※正倉院文書‐天平宝字六年(762)三月九日・造石山寺所告朔「採黒木百八十物〈柱桁間度之類〉」
② 三〇センチメートルぐらいに切った生木をかまどで蒸し焼きにして黒くしたもの。たきぎとして用いる。京都の八瀬、大原あたりでつくられ、大原女(おはらめ)が頭にのせて京都市中を売り歩いた。江戸中期(天明ごろ)にはすでに名ばかりで、普通の粗朶(そだ)であったらしい。大原木(おはらぎ)
※俳諧・犬子集(1633)一二「柴と黒木ぞもてはこびぬる 野の宮の鳥井いがきを改て」
③ ハイノキ科の常緑高木。高さ六~一〇メートル。本州南部、四国、九州、沖縄、台湾に生える。樹皮は帯黒色で平滑、二年枝は紫褐色、一年枝は黄緑色で稜がある。葉は長さ三~八センチメートル、幅一~四センチメートルの倒卵状楕円形で厚い革質、短い柄がある。葉腋(ようえき)に長さ一センチメートルほどの集散花序をつけ、淡黄白色の花を密生する。果実は長さ六~一〇ミリメートルの長楕円形で黒熟する。やまき。くろまき。〔日本植物名彙(1884)〕
④ 植物「こくたん(黒檀)」の異名
※河内本源氏(1001‐14頃)須磨「うちながめ給ひて、涙こぼるるをかきはらひ給へる御手つき、くろ木の御すすにはえ給へる」
⑤ シラビソ、モミ、ツガ、トウヒ、クロベなどの針葉樹を総称していう。一般に葉は深緑色で遠望すると黒味を帯びてみえる。
※少年行(1907)〈中村星湖〉一「常磐木では松、杉、檜は、無論の事、俗に黒木と言って、樅(もみ)や栂(つが)や椹(さはら)が多い」
⑥ 植物「まさき(柾)」の異名。〔物類称呼(1775)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

くろき【黒木】
姓氏の一つ。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

くろ‐ぼく【黒木】
〘名〙 =くろき(黒木)

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

黒木」の用語解説はコトバンクが提供しています。

黒木の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.