Rakuten infoseek

辞書

麦飯【バクハン】

デジタル大辞泉

ばく‐はん【麦飯】
麦だけ、またはをまぜて炊いためし。むぎめし。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

むぎ‐めし【麦飯】
米に麦をまぜて炊いた飯。また、麦だけで炊いた飯。むぎいい。ばくはん。 夏》「―に痩せもせぬなり古男/鬼城
吉原遊女を米(よね)というのに対し、それより劣る意》江戸赤坂溜池周辺の私娼や娼家。転じて、下等な遊女。
「ちっと―も、また薬食ひだはな」〈・絵本合法衢〉

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

むぎ‐いい〔‐いひ〕【麦飯】
むぎめし」に同じ。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典

むぎめし【麦飯】
米に麦を混ぜて炊いた。また、麦だけを炊いた飯。◇「むぎいい」ともいうが「むぎめし」のほうが一般的。

出典:講談社
(C)Kodansha 2010.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

むぎめし【麦飯】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

ばくはん【麦飯】
むぎめし。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

むぎいい【麦飯】
むぎめし(麦飯)に同じ。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

むぎめし【麦飯】
米に麦(大麦)を混ぜて炊いた飯。また、麦だけを炊いた飯。むぎいい。 [季] 夏。
吉原の遊女をよねというのに対して 江戸時代、下等な遊女の称。
[句項目] 麦飯で鯉を釣る

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

麦飯
むぎめし
白米にオオムギを加えて炊くか、あるいはオオムギだけで炊いた飯のこと。麦飯の歴史は古く、平安朝のころからあった。江戸時代の『料理調法集』によると、麦を一夜水に浸(つ)けて米に加え、たくさんの水で炊かなければならないなど、炊き方の解説をしている。江戸後期には、農村地帯では米の節約のために用い、一方、江戸などの都会では主としてとろろ汁または種々のだし汁をかけて用い、趣味的な食べ方もあったという。明治に入って麦飯使用はかなり増加している。とくに陸軍では脚気(かっけ)防止の目的で麦飯を用いていた。
 かつては、麦飯は米の節約の目的で食べられたが、現在は健康上食用されることが多い。麦には白米に比べ食物繊維が多く、この不消化成分が腸内乳酸菌の増殖や便秘防止など体にとってよい働きをする。ビタミンB1は、中央部の黒条を残した、いわゆる押し麦では多いが、精麦して縦割りにしたものでは減少するので、B1を強化し、強化精麦にされることが多い。これは、白米と混炊するとB1補給に役だつが、精麦されただけのものでは、あまり期待できない。
 米に混ぜる麦の量は米の2~3割が普通である。水の量は、容量で米は2割増し、麦は1割増し程度にする。麦は軽いため炊くと上に集まるので、炊き上がったら全体を混ぜ合わせる。麦飯にとろろ汁をかけた麦とろ(静岡県)や、魚の冷(ひ)や汁をかけて食べるさつま(香川県)などといった郷土料理もある。[河野友美・多田鉄之助・山口米子]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ばく‐はん【麦飯】
〘名〙 米に麦をまぜてたいた飯。また、麦だけの飯。むぎめし。
※貞享版沙石集(1283)八「麦飯なんどは甘露と覚え候なりと云ふ」 〔日葡辞書(1603‐04)〕 〔後漢書‐馮異伝〕

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

むぎ‐いい ‥いひ【麦飯】
〘名〙 =むぎめし(麦飯)
※古今著聞集(1254)一六「麦飯に鰯あはせて煮て、ただいま調進すべき由」
※近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉一〇「麦飯(ムギイヒ)は争か君の御口に適ふべきやうもあらざるを」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

むぎ‐めし【麦飯】
〘名〙
① 米に麦を加えてたいた飯。また、麦だけをたいた飯。むぎいい。ばくはん。むぎはん。
※天理本狂言・腹不切(室町末‐近世初)「むきめし成共しておいてたもれ」
② (吉原の遊女を米(よね)というのに対して、それより劣るの意で) 江戸赤坂溜池辺の私娼や娼家をいう語。転じて、下等な遊女や顔の醜い女のたとえにもいう。
※歌舞伎・絵本合法衢(1810)四幕「薄穢ないわっちでも、万更腹からの乞食でもねえよ。間にゃア、ちっと麦飯(ムギメシ)も、また薬食ひだわな」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

麦飯」の用語解説はコトバンクが提供しています。

麦飯の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.