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鸚鵡貝【オウムガイ】

デジタル大辞泉

おうむ‐がい〔アウムがひ〕【××鵡貝】
頭足綱オウムガイ科の軟体動物カンブリア紀に出現し古生代前半に繁栄。現在、4あるいは6種が熱帯海域にすみ、生きている化石とよばれる。現生種は長約20センチ、平面螺旋(らせん)形に巻いた白い殻がオウムのくちばしを思わせる。殻の最外部の室にタコに似た軟体部があり、触手で約60本、で約90本もち、吸盤はない。

出典:小学館
監修:松村明
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大辞林 第三版

おうむがい【鸚鵡貝】
殻口の部分がオウムのくちばしに似ているのでいう
頭足綱の軟体動物。古生代に栄えた3500種以上もの化石種が知られるが、現存するのはオウムガイ科の4種のみで「生きた化石」といわれる。古生代のものは殻がまっすぐか、「つ」の形に少し曲がったものが多く、次第に巻いた殻となった。現生種は平面に内巻きに巻く。殻径20センチメートルに達し、多くの隔室に分かれ、最外部の室に軟体動物が入っている。六〇本以上の触手をもち、肉食性。太平洋・インド洋の熱帯海域に分布。

出典:三省堂
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動植物名よみかた辞典 普及版

鸚鵡貝 (オウムガイ)
学名:Nautilus pompilius
動物。オウムガイ科の貝

出典:日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」
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精選版 日本国語大辞典

おうむ‐がい アウムがひ【鸚鵡貝】
〘名〙 頭足類オウムガイ科の軟体動物。イカ、タコに近い類で、自分で巻貝状の殻を作って胴部を入れ、頭部から約一〇〇本の触手を出す。殻は長径約二〇センチメートル、幅約九センチメートルで、表面は白色の地色に橙褐色の放射帯があり、内側は小室に分かれ、強い真珠光沢がある。巻き込むところは黒く、形が鸚鵡の嘴(くちばし)に似ているのでこの名がある。フィリピン以南の珊瑚礁にすみ、水深約二〇メートルを上下移動する。死んだあとの殻がまれに日本にも流れつく。「生きている化石」といわれる、古生代と中生代に栄えた古い形の動物。殻は、酒杯や螺鈿(らでん)などに用いられる。〔大和本草(1709)〕

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