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饗宴【きょうえん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

饗宴
きょうえん
Symposion
前 383年あるいは 385年の作と推定されるプラトン壮年期の対話篇。若い悲劇詩人アガトンの祝勝宴における列席者のエロス賛美の演説という構成をとる。このなかでソクラテスは6番目に,巫女ディオティマから聞いた話としてエロスの本性について述べ,エロスこそが,認識活動の原動力であり,対象としての美のイデアを目指すものであるとしている。

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饗宴
きょうえん
Convivio
イタリアの詩人ダンテの哲学的論文。 1304~07年頃執筆。全体を 14章に分け,自作の愛の詩に注解を加える意図であったが,序論と3編のカンツォーネを扱った4章までで中断した。『神曲』にさきがけイタリア俗語で書いた点に大きな意味がある。

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デジタル大辞泉

きょう‐えん〔キヤウ‐〕【×饗宴/享宴】
客をもてなすための宴会。「―を催す」
[補説]書名別項。→饗宴

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きょうえん【饗宴】[書名]
《原題、〈ギリシャ〉Symposionプラトンの中期対話編の一。詩人アガトン邸での祝宴で、参会者が順に恋の神エロスを賛美する演説をし、最後にソクラテスがエロスになぞらえて知恵の愛である哲学を説く。
《原題、〈イタリア〉Convivio》イタリアの詩人、ダンテがイタリア俗語で書いた哲学的論文。1304年から1307年頃に執筆したと考えられている。全14章の構想だったが、執筆は中断され未完に終わる。

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世界大百科事典 第2版

きょうえん【饗宴】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

きょうえん【饗宴】
プラトン中期対話編の一。悲劇詩人アガトン邸で、各自が恋の神エロスの賛美演説をする趣向。ソクラテスはエロスと哲学を結んで、いわゆるプラトニックラブの原型を示す。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

饗宴
きょうえん
Symposion
ギリシアの哲学者プラトンの中期対話篇(へん)の一つ。ギリシア文芸史上、珠玉の作品に数えられる。悲劇詩人アガトンの勝利の祝宴で参会者が順次に恋の神エロスを讃美(さんび)するという趣向で書かれている。巫女(みこ)ディオティマから学んだ「恋の秘儀」としてソクラテスの語る最終演説にこの作品のクライマックスはあり、そこに恋の力(ちから)エロスになぞらえて知恵の愛(フィロソフィア)である哲学の心髄が語り明かされている。これによれば、エロスは美しい神ではなく、神々と人の間を取り結ぶ精霊である。エロスの働きは美を愛好し、美しいものの内において(肉体、または魂における)子を生み、不死にあずかることである。そこで、恋の極致である哲学は、肉体の美から始めて、魂の美を経て、最後に不滅な美そのものの純粋な観照に至る学習の階梯(かいてい)であり、これにより、人は真実の徳を生み、不死にあずかるものとなる。[加藤信朗]

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精選版 日本国語大辞典

きょう‐えん キャウ‥【饗宴・享宴・供キョウ宴】
[1] 〘名〙 酒食の席をもうけて客をもてなすこと。また、その宴席。さかもり。饗筵
※内裏式(833)会「皇帝受群臣賀訖。遷御豊楽殿宴侍臣」 〔春秋左伝‐成公一二年〕
[2] (饗宴) (原題Symposion) 哲学書。プラトン著。アガトンの悲劇競演第一位入賞を祝った饗宴におけるアリストパネスやソクラテスらのエロス賛美の演説を記した対話編。

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