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【しょく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


しょく
eclipse
人工衛星やロケットなどの宇宙機が,地球の影に入って,日陰状態になる現象。まれに月の影に入ることもいう。人工衛星は,太陽光の照射を受けて電力を発生させており,食に入ると搭載している蓄電池で電力を補う必要がある。また,太陽光は,衛星の熱バランス (温度状態) を維持する上でも重要な要素である。このように,食は人工衛星,ロケットの設計や運用に重要な影響を与えている。静止衛星では,春分,秋分の時期に,最長約 72分間の食が発生する。放送衛星のように大電力を必要とする衛星では,食期間の運用を制限せざるをえないのが現状である。

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デジタル大辞泉

うか【食】
《「うけ(食)」の音変化。複合語として用いる》食物、特にのこと。「の御魂(みたま)」「の女(め)」

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うけ【食】
食物。「もちの神」

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け【食】
《「笥(け)」と同源》食物。食事。
「―訖(をは)りて散(あか)れむとするに」〈舒明紀〉

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し【食】
たべもの。食物。「一箪(いったん)の一瓢(いっぴょう)の飲」

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じき【食】
たべもの。食物。
「諸(もろもろ)の鬼は人の―を盗みて食(くら)ふを役とす」〈今昔・九・三六〉

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じき【食】[漢字項目]

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しょく【食】
食べること。「が細い」「を断つ」
食べ物。「に飢える」「低カロリー
食事。また、その回数を数える語。「三昼寝付き」
扶持米(ふちまい)。食禄(しょくろく)。

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しょく【食/×蝕】
ある天体の全部または一部を、他の天体が覆い隠す現象。日食月食のほか、星食掩蔽(えんぺい))、惑星による衛星の食、連星における食、静止衛星が地球の影に入って太陽電池パネルに光が当たらない状態などもいう。

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しょく【食】[漢字項目]
[音]ショク(漢) ジキ(呉) [訓]くう くらう たべる はむ
学習漢字]2年
〈ショク〉
たべる。「食事食欲食料飲食菜食試食少食草食徒食馬食偏食捕食飽食
食事。「食膳給食欠食減食粗食昼食定食夜食和食
たべもの。「主食副食糧食
扶持(ふち)。俸給。「食禄
くいこむ。欠ける。「月食浸食日食腐食
〈ジキ〉
たべる。食事。「悪食飲食(おんじき)乞食(こじき・こつじき)中食木食(もくじき)
たべもの。「餌食(えじき)
扶持。「食封(じきふ)
[補説]「喰」は国字。
[名のり]あき・あきら・うけ・くら・け・みけ
[難読]食(は)み出る片食(かたけ)

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日本文化いろは事典

日本の食文化は、米を主食にして、豆・魚・海草・野菜などを、たっぷり取り入れた食事が特徴で、究極の長寿食として世界中の人々に注目されています。日 本の食文化は古来より大陸から伝わった食文化に、日本の気候風土を取り入れた先人達の智恵によって作られたものです。また、日本の四季と料理にも深い関係 があります。とりわけ、その季節だけに採れる食材を「旬」のものとして調理する技術が発達し、季節ごとの料理を楽しむ事ができます。そして、日本料理は味 だけではなく、見た目の美しさも大切にしています。それは、それぞれに意味を成した盛り付け、それを引き立てる食器など、それぞれの「職人」によって作ら れた技術の集大成という事ができます。日本文化いろは事典では、「食」を「い」特徴、「ろ」起源・歴史、「は」製法・調理法・種類という内容でご紹介しています。

出典:シナジーマーティング(株)

世界大百科事典 第2版

しょく【食 eclipse】
光源天体から観測者までの光の経路のどこかに他の天体が入り込んだために,もし,この入り込みがなければ,当然見えているはずの光源天体あるいは光源天体によって照らし出される天体の一部または全体が見えなくなる現象をいう。食の起り方は二つに分けて考えると便利である。 第1は,遮へい天体のために観測者の視線が遮られて対象天体(図の天体A)が見えなくなる現象で,月が太陽を隠す日食,月が星を隠す星食,内惑星の太陽面通過,連星系の起こす食変光などが例である。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

うか【食】
〔「うけ(食)」の転〕
他の語とともに複合語として用いられる。食物、特に、稲についていう。「うかのみたま(御魂)」「うかのめ(女)」などの形で用いられる。

出典:三省堂
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うけ【食】
食物。うか。 「 -は食の義なり/釈日本紀」

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け【食】
〔「笥」と同源〕
食べ物。 「 -訖おわりて散むとするに/日本書紀 舒明訓

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し【食】
たべもの。 「一簞いつたんの-一瓢いつぴようの飲いん

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じき【食】
食べ物。食物。 「断-」 「山のほとりにかけり来る獣けだものは阿修羅の-とせよ/宇津保 俊蔭

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しょく【食】
[0] ( 名 )
物を食べること。食事。 「 -が細い」
たべるもの。食物。 「 -に飢える」
( 接尾 )
食事の回数を数えるのに用いる。 「一日三-」

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日本大百科全書(ニッポニカ)


しょく
eclipse
一般に一つの天体が他の天体を覆い隠すこと。普通、日食と月食のことをいい、「蝕」の字も使う。星食(掩蔽(えんぺい))や連星の食の場合もある。連星のなかで食現象をおこすものを食連星という。
 多くは食をおこしたときに明るさが変わるが、このような変光星を食変光星という。たとえばアルゴル(ペルセウス座β(ベータ)星)などが有名である。食変光星の変光やスペクトルを観測することは、星の大気の光学的性質を研究するうえで貴重な研究資料を与えてくれる。[関口直甫]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

うか【食】
〘名〙 食物。特に、稲についていう。「うけ」が他の語と複合する場合の形で用いる。

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うけ【食】
〘名〙 食物。
釈日本紀(1274‐1301)六「宇気者食之義也」

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おし をし【食】
〘名〙 (動詞「おす(食)」の連用形の名詞化)
① 飲食すること。食べること。または、飲むこと。食事。
書紀(720)神代上(水戸本訓)「出雲国の五十狭狭(いそささ)の小汀(をはま)に行到(ゆきま)して飯食(みヲシ)せんとす」
② 鷹の餌。

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お・す をす【食】
〘他サ四〙
① 「治める」の尊敬語。お治めになる。統治なされる。→食国(おすくに)
※万葉(8C後)五・八〇〇「この照らす 日月の下は〈略〉聞こし遠周(ヲス) 国のまほらぞ」
② 「飲む」「食う」の尊敬語。召し上がる。
※古事記(712)中・歌謡「豊寿(とよほ)き寿(ほ)き廻(もとほ)し、献(まつり)来し御酒(みき)ぞ、残(あ)さず袁勢(ヲセ)、ささ」
③ 「着る」「身につける」の尊敬語。
※書紀(720)神代上(水戸本訓)「十握(とつか)の劔を食(ヲシ)て児(みこ)を生(な)す」
[補注](1)語源については、居る意の動詞の尊敬語とする説が有力。
(2)(②について) 上代の飲食する意の動詞のうち、「はむ」が、一般の飲食する動作を表現することに重点を置くものであるのに対し、「おす」は、貴人が対象を自分の物として飲食する意を表わすものとされる。

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け【食】
〘名〙 (「け(笥)」と同源) 食事。飲食物。食物。たべもの。「御食(みけ)」「大御食(おおみけ)」「遠御食(とおみけ)」などと複合して用いられる。
※書紀(720)舒明即位前(北野本訓)「群臣を聚(つど)へて大臣の家に饗(あへ)す。食(ケ)訖りて散(あか)れむとす」

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し【食】
〘名〙 たべもの。食物。しょく。
※色葉字類抄(1177‐81)「食 シ ショク クヒモノ クラフ」 〔論語‐雍也〕

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じき【食】
〘名〙 (「じき」は「食」の呉音)
① 食べ物。食物。
※霊異記(810‐824)上「僧の食(じき)を乞ふを見、忿(いか)りて繋(つな)がむと欲(おも)ふ」 〔日葡辞書(1603‐04)〕
乞食(こじき)、物もらいをいう俗語。
※雑俳・湯だらひ(1706)「結句して乞食(ジキ)に見事なものがある」

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しょく【食】
〘名〙
① 食物を食べること。食事をとること。また、その食事。
※文明本節用集(室町中)「侍(ショク)於君〔郷党篇〕」
※今年竹(1919‐27)〈里見弴〉濠沿の家「ただだんだん食が減って行った」 〔論語‐述而〕
② 食用に供するもの。たべもの。くいもの。食物。食事。じき。また、餌食(えじき)
※菅家後集(903頃)叙意一百韻「爵我空崇品 官誰只備員 故人分食噉 親族把衣湔」
※平家(13C前)一一「猛虎深山にある時は、百獣ふるひおづ。檻穽の中にあるに及びて、尾をうごかして食(ショク)(高良本ルビ)を求むとて」 〔論語‐顔淵〕
③ 給与として支給される米。扶持米。食祿。秩祿。〔礼記‐坊記〕

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しょく‐・す【食】
〘他サ変〙 ⇒しょくする(食)

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しょく‐・する【食】
〘他サ変〙 しょく・す 〘他サ変〙
① 食べる。食う。はむ。
※発心集(1216頃か)八「せめてはかやうの物をも食し侍ぬべかりけり」
※尋常小学入門(甲号)(1874)〈民間版〉「日本の人は常に穀類魚類を食(ショク)し西洋の人は常に獣肉鳥肉を食(ショク)す」
② 生活をしていく。暮らしていく。
※花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉三「妾か身は既に告るなきの孤児たり噫今より何人に寄てか食せん」

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す・く【食】
〘他カ四〙 食う。食べる。特に、水などで食物を口に流し込む。
※書紀(720)皇極四年六月(岩崎本平安中期訓)「子麻呂等、水を以て送飯(いひスク)

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たう・ぶ【食】
〘他バ下二〙 ⇒とうぶ(賜)(二)

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た・ぐ【食】
〘他ガ下二〙 食う。また、飲む。飲食する。
※書紀(720)皇極二年一〇月・歌謡「岩の上に 小猿米焼く 米だにも 多礙(タゲ)て通らせ 山羊(かましし)の老翁(おぢ)

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た・べる【食】
〘他バ下一〙 た・ぶ 〘他バ下二〙 (四段活用の「たぶ()」に対する謙譲語。下二段活用の「たまう(給)」と同じく、本来は「いただく」の意であるが、特に、「飲食物をいただく」場合に限定して用いられる)
① 「飲む」「食う」の謙譲語、また、丁寧語。
(イ) 主として、謙譲の気持で用いられるもの。上位者または神仏などから、飲食物をいただく場合と、単に、自己または自己側の者が飲食するのを聞き手に対してへりくだり丁重にいう場合とがある。いただく。とうぶ。
※延喜式(927)祝詞「長く平らけく、作り食(たぶル)(いつくさ)の穀(たなつもの)をも」
※後撰(951‐953頃)雑三・一二一九・詞書「大弐藤原興範朝臣のまかりわたるついでに、水たべむとてうちよりてこひ侍りければ」
(ロ) 主として、丁寧・上品な言い方の気持で用いられるもの。特に現代では敬語意識はほとんど無く、「食う」に比べれば丁寧な語とされる。
※虎明本狂言・薬水(室町末‐近世初)「養老の滝と申て、薬の水いできて、其水をたぶれば」
※当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉一三「段々からだがわるくなって、〈略〉薬をたべたのも一月あまり」
② 生計を立てる、生活する意の「くう(食)」を丁寧にいう。
※人情本・春色梅美婦禰(1841‐42頃)五「母公と私が口養(タベ)て居るほどの小商でもさせて遣らうと言ふンでありますけれども」
③ 人の言うことをうかつに信じだまされるの意の「くう(食)」に代えて用いる。
※歌舞伎・御摂勧進帳(1773)五立切「挨拶に掛け語があって、表向きの良い事ばかり。この左衛門は喰(タ)べまいわい」
④ 好ましくないことを身に受ける意の「くう(食)」に代えて用いる。
※当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉一五「聞えよがしにおれの前で、斯くは馬鹿にしていふのであらう。其手はたべぬ」
⑤ 気をゆるせるの意の「くう(食)」に代えて用いる。
※内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉一一「どうしてどうして、あいつア喰(タベ)られた奴ぢゃアありませんぜ」
[補注]①の(イ)と(ロ)との境目は、明確にしがたい。「ロドリゲス日本大文典」では、「たぶる」について「この動詞は自分自身か他の身分の低い者かに就いて話すのに用ゐられるのであって、話す相手の人を尊敬して敬意を表するものである〈土井忠生訳〉」といっていて、室町末期ごろまでは謙譲語としての性格が強かったことを思わせる。

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は・む【食】
〘他マ四〙
① 食物などを口に入れてかむ。かんで飲みこむ。くう。たべる。
※万葉(8C後)五・八〇二「瓜波米(ハメ)ば 子ども思ほゆ 栗波米(ハメ)ば まして偲(しぬ)はゆ」
抱擁家族(1965)〈小島信夫〉二「牛は何ヘクタールかのきまったところの、牧草をはむでしょう」
② 物を口にくわえる。
※歌舞伎・彩入御伽草(1808)蛍ケ沼の場「手拭をはませ、笈の中へ入れる」
③ 魚などが水面に浮かび出て呼吸する。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
④ 害する。そこなう。むしばむ。
※延慶本平家(1309‐10)二本「貪欲は必ず身をはむといへり」
⑤ 俸祿などを受けて、生活する。
浄瑠璃平家女護島(1696)三「今又平家の祿をはむ」
[補注]「伊勢物語‐一四」に「夜も明けばきつにはめなでくだかけのまだきに鳴きてせなをやりつる」の例があるが、この中の「きつ」を「狐」の意とする説があり、その説に従うと下に続く「はめ」は「はむ(食)」の意となり、他動詞下二段活用となる。

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