Rakuten infoseek

辞書

風土【ふうど】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

風土
ふうど
地域によって異なる特色をもった環境としての自然。単に気候のみでなく,地形,水,土壌植生などやさらに歴史的建造物など多くの要素を含む。和辻哲郎は『風土-人間学的考察』のなかで,人間の自己了解の仕方と考えを風土的規定をかりて類型化した。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

ふう‐ど【風土】
その土地の気候・地味・地勢などのありさま。
人間の文化の形成などに影響を及ぼす精神的な環境。「政治的風土」「宗教的風土
[補説]書名別項。→風土

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ふうど【風土】[書名]
福永武彦長編小説著者が大学を卒業した昭和16年(1941)に執筆を開始、約10年の執筆期間を経て昭和26年(1951)に完成。第2部をのぞいた省略版が昭和27年(1952)に刊行。完全版は昭和32年(1957)刊行された。フランスの伝統的心理小説のスタイルに則った作風で注目を集める。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

栄養・生化学辞典

風土
 その土地の気候・地味・地勢など,その土地のあり様をいい,人間の思想や文化は風土に規定されるといわれている.

出典:朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

ふうど【風土 climate】
風土は中国起源の語で,元来,季節の循環に対応する土地の生命力を意味した。土地は,天地の交合によって天から与えられた光や熱,雨水などに恵まれているが,生命を培うこれらの力が地上を吹く風に宿ると考えられたのであろう。許慎(後漢)の《説文解字(せつもんかいじ)》に〈風動いて蟲生ず〉とあるように風という字の中の虫は,一年中で最も早く生じる生物であった。人間本来の性は同じでも,土地の生命力ごとにその涵養のされ方には違いができることから,風土の語は,《後漢書》では場所ごとに異なる地方差を意味するに至った。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

ふうど【風土】
土地の状態。住民の慣習や文化に影響を及ぼす、その土地の気候・地形・地質など。 日本の-に慣れる 精神的-

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ふう‐ど【風土】
[1] その土地の気候・地味・地勢など。その土地のありさま。
※万葉(8C後)一七・三九八四・左注「霍公鳥者立夏之日来鳴必定、又越中風土希橙橘也」
※花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉二〇「人民其風土に染み」 〔後漢書‐衛颯伝〕
[2] 文化論の哲学書。一巻。和辻哲郎著。昭和一〇年(一九三五)刊。世界各地の風土をモンスーン・砂漠・牧場の三類型に分け、風土の型によってその風土の上に成立する人間の思想や文化の型が規定されると主張する独自な文化史論を展開した。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

風土」の用語解説はコトバンクが提供しています。

風土の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.