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辞書

【ルイ】

デジタル大辞泉

るい【類】
互いに似ていること。同じ種類のものであること。また、そのもの。「ビタミンのが欠乏する」「を異(こと)にする」「古今にを見ない出来事」
生物の分類上の綱(こう)・目(もく)などに相当するひとまとまり。「哺乳」「霊長
類概念」の略。
一族。一門。親類。
「厳(いか)めしく―ひろく、むすめがちにて」〈・須磨〉

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るい【類】[漢字項目]
[音]ルイ(呉)(漢) [訓]たぐい
学習漢字]4年
互いに似た性質でまとめられるものの集まり。たぐい。「類別衣類魚類穀類種類書類生類(しょうるい)親類人類鳥類党類糖類同類部類分類
似ている。似たもの。「類義・類型類似類書類例類人猿比類無類
同じ目にあう。まきぞえを食う。「類火類焼
[名のり]とも・なし・よし

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大辞林 第三版

るい【類】
性質・性格などが似ていること。また、そのもの。また、類似したものをくくった集まり。 「他に-をみない大規模な古墳」 「雑誌の-」
生物分類学上、綱・目などの代わりに用いる慣用語。哺乳類(綱)、双翅類(目)など。
〘論〙 「類概念」に同じ。
一族。一門。親戚縁者。 「此の乳母の-也ける僧/今昔 16

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)


るい
伝統的論理学で、一つの概念Aが、もう一つの概念Bを包むとき、AをBの類概念、BをAの種(しゅ)概念とよぶ。また、それぞれの概念の外延を、互いに類classと種とよぶ。たとえば、動物は人間に対し類であり、人間は動物に対し種である。また、動物は生物に対し種speciesであり、生物は動物に対し類である。このように類と種とは相対的な概念である。集合のことばでいうと、一つの集合と、その部分集合ないし元(げん)との関係が、類と種との関係になる。とくに生物学などでの分類には、類と種との関係が盛んに使われる。
 公理的集合論では、より大きな集合の元となりうる普通の集合を狭義の集合とよび、元をもちうるが、それを集めても集合をつくることができないような大きな集合と、この狭義の集合とをあわせたものを類とよぶ。これは、抽象の原理、すなわち、「一つの条件を満たすものの全体が一つの集合をなす」を乱用すると矛盾がおこるので、これを防ぐために考えられた区別である。
 類や種に、個物と同様な実在性を認めるかどうかという問題は、いわゆる普遍の問題になる。[吉田夏彦]

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精選版 日本国語大辞典

るい【類】
〘名〙
① たがいに似ていること。種類が同じであること。また、そのもの。同類。なかま。たぐい。ともがら。名詞について接尾語のようにも用いられる。
※竹取(9C末‐10C初)「たつはなるかみのるいにこそ有けれ」
※浮世草子・武家義理物語(1688)序「至極の所古今その物がたりを聞つたへて、其類(ルイ)を是に集る物ならし」 〔書経‐舜典〕
② 一家。一族。一門。親戚縁者。やから。
※蜻蛉(974頃)上「まゐらんとするに、をりなきるいのあれからなん」
今昔(1120頃か)一六「此の乳母の類也ける僧の有けるを尋て」
③ 動植物の分類で、綱・目の代わりに用いる語。〔生物学語彙(1884)〕
④ 数学で、集合の元を互いに同値なもの同士に組分けしたときの組のこと。同値類ともいう。
⑤ =るいがいねん(類概念)〔教育・心理・論理術語詳解(1885)〕

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るい‐・す【類】
〘自他サ変〙 ⇒るいする(類)

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るい‐・する【類】
[1] 〘自サ変〙 るい・す 〘自サ変〙
① 似る。似かよう。同じたぐいに属する。同じ仲間になる。
※今昔(1120頃か)一「百千倍に及とも不可類ず」
② ともに行動する。連れ立つ。ともなう。随伴する。
※大和(947‐957頃)二九「異(こと)上達部など、るいしてまゐり給て」
[2] 〘他サ変〙 るい・す 〘他サ変〙 同じ類に入れる。
太平記(14C後)一一「命を塵芥に比し、義を金石に類(ルイ)して」

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