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顕花植物【けんかしょくぶつ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

顕花植物
けんかしょくぶつ
flowering plants; Phanerogamae
花をつける植物の意。もともとは「花」をもたない隠花植物 flowerless plants; Cryptogamaeに対する語。分類学上の分類群として広く用いられてきたが,厳密にいうと,ヒカゲノカヅラ類,スギナ類などの胞子嚢穂も「花」と考えられるので,適当な言葉ではない。このため現在は種子の存在を基準とした種子植物 seed plants; Spermatophytaという語に置き換えられている。

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デジタル大辞泉

けんか‐しょくぶつ〔ケンクワ‐〕【顕花植物】
花を咲かせ、実を結び、種子によって繁殖する高等植物裸子植物被子植物を含む。種子植物。⇔隠花植物

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監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

けんかしょくぶつ【顕花植物 Phanerogam】
隠花植物の対語。花を咲かせる植物の総称で,裸子植物と被子植物を含む(ブロニャールA.Brongniart,1843)。有花植物はこれとほぼ同義語的に用いられることもあるが,元来は被子植物のみをさす。〈花〉を被子植物だけのものとして認識するか,裸子植物にまで広げて解釈するかによって範囲が変わるが,もともと顕花植物は裸子植物を含めていた。花を構成する萼,花弁,おしべ,めしべの諸器官の起源を探ると,すべて葉の変形したものと考えられる。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

けんかしょくぶつ【顕花植物】
種子植物の旧称。 ⇔ 隠花植物

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

顕花植物
けんかしょくぶつ
花をつけ、種子を生じる植物の総称。フランスの植物学者ブロニャールA. T. Brongniart(1801―76)が被子植物と裸子植物を一つにまとめ、シダ植物などの隠花植物と区別した。しかし、シダ植物のヒカゲノカズラなどの胞子嚢穂(ほうしのうすい)を器官学的には花とみることもできるので、系統分類学上、被子植物と裸子植物をまとめるときは、花の有無でなく、種子の形成を基準に種子植物という語を用いるのが適当である。[杉山明子]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

けんか‐しょくぶつ ケンクヮ‥【顕花植物】
〘名〙 有性生殖の方法として花を咲かせ種子を作る植物。胚珠が裸出している裸子植物と、胚珠が子房の中に包まれている被子植物とがこれに属する。種子植物。⇔隠花植物
※時事新報‐明治三〇年(1897)九月一七日「高等なる顕花植物即ち今日まで『いてふ』をも包括したる科門には」

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