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順化【じゅんか】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

順化
じゅんか
acclimatization
馴化とも書く。 (1) 生物が異なる土地に移された場合その気候条件に適応し,または移されなくても同一地においての気候条件変動に次第に適応すること。また適応させることをいう。 (2) 広くは自然または実験室条件下で,それまで出会わなかった条件に次第に順応していくことをさす。

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デジタル大辞泉

じゅん‐か〔‐クワ〕【順化/×馴化】
[名](スル)生物が、異なった環境、特に気候の異なった土地に移された場合、しだいにその環境に適応するような体質に変わること。「寒冷地の気候に―する」

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ユエ(Hué)
フエ

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世界大百科事典 第2版

じゅんか【順化 acclimation】
馴化とも書く。広い意味では環境への適応あるいは順応同義で用いられる場合もあるが,ふつう生物学用語としては,適応がかなり長い時間経過の間に,形態生理が変化し固定されることをいうのに対して,化は,せいぜい数週間以内で生理機能を環境にうまく合わせることをいう。環境に対する生体反応は時間の短いほうから順に,反応―順応―順化―適応というが,互いに重なり合った概念でもあり,あいまいな使われ方をする場合が多い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

順化
じゅんか
個体の一生の間に、ある環境変化を受けたとき、生理的な調整によって、その環境に自身の機能をうまくあわせることをいう。この調整は遺伝的に固定されることはない。たとえば、急に高山へ登ると、大気圧の酸素分圧が低いため、体に必要な酸素を十分に補えず、頭痛をおこしたり、ひどい場合には高山病となるが、しばらくそこに滞在すると体内の連続的な生理的反応により、やがて赤血球が増加し、健康に行動できるようになる。このように、気圧・酸素分圧・温度などの変化が関与する高地(または低地)への移動、温度・光などの変化する季節変化、塩分・水圧などの変化する淡水や海水間の移動などの際、最初の生理的に不安定な状態から新しい環境に慣れるのに、数日から数週間を要するような過程、およびその結果を順化acclimationという。なお、気候の変化に対する生体の調整は、とくに気候順化acclimatizationとよび、単に順化といえばこれをさす場合が多い。[山崎柄根]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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栄養・生化学辞典

順化
 →馴化

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