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非自発的失業【ひじはつてきしつぎょう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

非自発的失業
ひじはつてきしつぎょう
involuntary unemployment
働く能力があり,現行賃金水準またはそれ以下でも働く意思をもつ労働者が就業の機会が得られない状態をいう。失業を現行賃金水準での就業を拒む自発的失業と,労働移動の不完全等による摩擦的失業に限定した古典学派の通説に対し,J.M.ケインズは非自発的失業の存在を明らかにし,その解消をはかる雇用理論を展開した。それによれば企業者の想定する総供給と消費需要との差を埋めるだけの投資需要がないとき,総供給が減少して均衡が保たれる。この場合雇用量は減少し,完全雇用水準との差が非自発的失業とされる。ケインズは完全雇用水準での均衡を実現するためには,政府による有効需要の創出が必要であるとした。

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知恵蔵

非自発的失業
自発的失業」のページをご覧ください

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

世界大百科事典 第2版

ひじはつてきしつぎょう【非自発的失業】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

ひじはつてきしつぎょう【非自発的失業】
働く能力も意思もあるが、雇用機会がなくて生じる失業。 → 自発的失業

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

非自発的失業
ひじはつてきしつぎょう
involuntary unemployment
労働者が現行の実質賃金水準のもとで働く意思があるにもかかわらず、有効需要の不足ゆえに企業が雇用しようとしないために生ずる失業。需要不足失業demand-deficiency unemploymentともいう。不況期にみられる失業であり、J・M・ケインズは大不況期の大量失業の救済の策として、拡張的財政・金融政策による有効需要管理政策を提唱し、その考え方はケインジアンにより継承された。[内島敏之]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ひじはつてき‐しつぎょう ‥シツゲフ【非自発的失業】
〘名〙 (involuntary unemployment の訳語) 経済学者ケインズの用語。労働者が現行の賃金水準の下で働く意思と能力を持っているにもかかわらず、有効需要の不足のために職場を見いだせない状態をいう。ケインズ的失業ともいう。

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