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電流密度【でんりゅうみつど】

世界大百科事典 第2版

でんりゅうみつど【電流密度】

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

電流密度
でんりゅうみつど

電流の空間的な流れを記述する基本量。電流の空間的な流れは、各点において、流れの向きと流れの強さで記述される。流れの強さは流れの向きに垂直な面を通って、単位面積当りに流れる電流の強さである。電流密度とは電流の強さを大きさとし、電流の向きを向きとするベクトルで、単位はA/m2である。一つの面(曲面でもよい)を通って流れる全電流は次のように計算する。に示すように、まず、面を微小な面に分割する。この各微小面を通して流れる電流を積算する。各微小面において、電流密度Jの面の法線方向の成分をJnとする。これに、微小面の面積を掛けたもの、すなわちIJnSが、その微小面を通して流れる電流である。

[山口重雄]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

でんりゅう‐みつど デンリウ‥【電流密度】
〘名〙 導体などの単位断面積に流れる電流の大きさ。実用単位は A/m2 〔電気工学ポケットブック(1928)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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化学辞典 第2版

電流密度
デンリュウミツド
electric current density, current density

導体中の任意の場所を流れる電流を単位面積当たりの大きさで表したもの.単位としては A cm-2,A dm-2 あるいは mA cm-2 などが用いられる.オームの法則に従う導体中では,電流密度iはそこにおける電場の強さをEとすると,

i = σE
で表される.ここで,σは電気伝導率である.電流密度は電流の方向をも含めてベクトル量として考えられることもあり,また電流として変位電流を含めて使用される場合もある.電気化学では,電極における電流密度は,通常,電極の見掛け表面積当たりで表されるので,表面に凹凸のある電極や多孔性電極の場合には真の値と異なることに注意を要する.電流密度は,ファラデーの法則により,電極反応の反応速度に対応するものである.電解においては,電流密度の大小は電流効率の良否過電圧の大小,電析金属の諸性質などに影響を与える.また,電池放電の場合においても,適当な電流密度で放電しないと電極の活物質を損傷するので注意を要する.

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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デジタル大辞泉

でんりゅう‐みつど〔デンリウ‐〕【電流密度】
電流の方向に垂直な単位面積を毎秒流れる電気量

出典:小学館
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