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【ナン】

デジタル大辞泉

なん【難】
災い。災難。「あやうくを逃れる」
むずかしいこと。むずかしさ。困難。「を避け、易(やす)きに就く」
欠点。「少々のある品」「強いてをいえばやや甘さが足りない」
非難すべき点。難点。「うかつだったとのかれない」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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なん【難】[漢字項目]
[音]ナン(呉) [訓]かたい むずかしい むつかしい にくい
学習漢字]6年
事態がうまくいかない。容易でない。むずかしい。「難易難解難局難渋難所難色難題難病難問困難至難
つらく苦しい事態。苦しみ。災い。「海難艱難(かんなん)救難苦難国難困難災難受難殉難水難遭難多難盗難避難
非を責める。なじる。「難詰難点非難弁難論難
非難すべき点。欠点。「七難無難

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大辞林 第三版

なん【難】
わざわい。災厄。危難。 「水火の-」
とがめられるべき点。欠点。弱点。 「 -をいえば、少々体が弱い」
むずかしいこと。困難。 「団結して-に当たる」
なじること。非難。難癖。 「京童部が申候はん事、後日の-にや候はんずらん/平家 1

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

がた【難】
(形容詞型活用の接尾語「がたい(難)」の語幹) 動詞の連用形に付いて、そうするのが困難である意を示す。→がたに
伊勢物語(10C前)五〇「吹く風にこぞの桜は散らずともあな頼みがた人の心は」

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かた・い【難】
〘形口〙 かた・し 〘形ク〙
① むずかしい。容易でない。困難だ。→がたい(難)
※万葉(8C後)一四・三四〇一「中麻奈(なかまな)に浮き居る船の漕ぎ出なば逢ふこと可多思(カタシ)今日にしあらずは」
※徒然草(1331頃)一〇九「鞠(まり)も、かたき所を蹴出してのち、やすく思へば、必ず落つと侍るやらん」
② (有ることがむずかしいの意) めったにない。まれだ。
※古今(905‐914)物名・四四三「ありとみてたのむぞかたきうつせみのよをばなしとや思ひなしてん〈よみ人しらず〉」
かた‐げ
〘形動〙
かた‐さ
〘名〙

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がた・い【難】
〘接尾〙 (形容詞型活用) がた・し
(形容詞ク活用型) (形容詞「かたい(難)」から) 動詞の連用形に付いて、その動作の実現が困難であることを表わす。容易には…できない。…しにくい。…するのがむずかしい。
※万葉(8C後)一四・三五七三「あしひきの山かづらかげましばにも得我多岐(ガタキ)かげを置きや枯らさむ」
※徒然草(1331頃)一九「すべて、思ひすてがたきこと多し」

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かたき【難】
〘名〙 (形容詞「かたし」の連体形を名詞に用いたもの) むずかしいこと。たやすくないこと。むずかしさ。困難。⇔やすき
※狂言記・箕被(1700)「道はちかきにあれど、是を遠きに求、ことはやすきにあれど、是をかたきに求といふ」

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かた・し【難】
〘形ク〙 ⇒かたい(難)

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がた・し【難】
〘接尾〙 ⇒がたい(難)

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かたみ‐・す【難】
〘他サ変〙 むずかしいとする。困難であると思う。かたんず。
※万葉(8C後)一二・三二一五「白栲(しろたへ)の袖の別れを難見為(かたみし)て荒津の浜に宿りするかも」

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かたん‐・ず【難】
〘他サ変〙 「かたみす(難)」の変化した語。〔書陵部本名義抄(1081頃)〕
※蓬莱曲(1891)〈北村透谷〉二「おのれてふものを御することを難(カタ)んずるも是非なけれ」

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なん【難】
[1] 〘名〙
① 欠点を責めたてること。なじること。そしること。非難。
※宇津保(970‐999頃)俊蔭「東宮、さとり有る御子なり、もののしせん人の、なんいたすべき御子にあらず」 〔東方朔〕
② 非難すべき点。難点。欠点。短所。おちど。きず。
※源氏(1001‐14頃)帚木「なよびかに女しと見れば、あまり情にひきこめられて、とりなせばあだめく、これを、はじめのなむとすべし」
③ 仏語。論義会の問答で、竪者(りっしゃ)の答に問者が加える異議。
※醍醐寺新要録(1620)「静寛記云〈略〉又問者之題、竪者之初答許にて、未難之時、申上事あり」
④ 身を危うくするようなこと。災難。わざわい。苦しい目。つらい目。
※観智院本三宝絵(984)上「君始め約を結しに、縦ひ諸の難有りとも、吾が心に不違(たがは)じと云ひき」 〔易経‐否卦〕
⑤ (「難をかまえる」「難におもむく」などの形で用いる) 特に、戦争。いくさ。
※新聞雑誌‐七号・明治四年(1871)七月「彼国『仏国(フランス)』との確執発り、彼の二氏も亦難(ナン)に赴(おもむ)き」 〔春秋公羊伝‐隠公四年〕
⑥ たやすく処理できないむずかしいこと。むずかしさ。困難さ。また、むずかしい物事。困難な物事。めんどうな物事。⇔易(い)
※文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉一「欧羅巴の文明を求るには難を先にして易を後にし」 〔論語‐雍也〕
[2] 〘語素〙 他の語の上、または下に付けて、困難な状態、思うようにいかない状態などの意を表わす。「難事業」「難工事」「就職難」など。
※引越やつれ(1947)〈井伏鱒二〉西南館「下宿屋難にある私の煩悶を一挙に解決してくれた」

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なん・じる【難】
〘他ザ上一〙 (サ変動詞「なんずる(難)」の上一段化したもの) =なんずる(難)
稲熱病(1939)〈岩倉政治〉五「野木の地方ばなれしたやり方を難じる気配が」

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なん‐・ず【難】
〘他サ変〙 ⇒なんずる(難)

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なん‐・ずる【難】
〘他サ変〙 なん・ず 〘他サ変〙 非難する。悪く言う。難癖をつける。難じる。
※源氏(1001‐14頃)帚木「なんずべきくさはひまぜぬ人は、いづこにかはあらむ」

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にく・し【難】
〘接尾〙 ⇒にくい(難)

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むずかし むづかし【難】
〘名〙 (形容詞「むずかしい」の語幹から) 解決の困難な事柄。もめごと。
洒落本・青楼五雁金(1788)一「文七がきた時むづかしでもできては、たがいにわるい」

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むつかし【難】

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むつかし・い【難】
〘形口〙 ⇒むずかしい(難)

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