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集落【しゅうらく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

集落
しゅうらく
colony
細菌または単細胞藻類,糸状菌などが培養基上に肉眼でも認められるような集団を形成したものをいう。特に細菌の場合には一定の培養基上で一定の条件下での単一種の集落の形態は種の特徴として取上げられることがある。現在ではコロニーと呼ぶことが多い。

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集落
しゅうらく
settlement
人間の居住の本拠である家の集団の総称。しかし単なる建造物としての家屋の集団ではなく,生産の場も含む地表での人間生活の本拠をさす。元来は土地への定着を意味する言葉で,人間の社会生活の基盤をいい,都市村落に大別される。しかし,都市の発達に伴い,最近では都市を集落から分離し,集落は村落のみをさすようになっている。村落を機能から分類すると,農村,山村,漁村となり,大都市近郊の郊村などもある。村落の数からみると農村が最も多く,その分布地域もきわめて広い。これに対して都市は村落よりも多くの人口が密集し,2次,3次産業をおもな機能とする。

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デジタル大辞泉

しゅう‐らく〔シフ‐|シユウ‐〕【集落/×聚落】
人が集まり住んでいる所。人家が集まっている所。村落。
地理学で、住居の集まりの総称。村落と都市に分ける。
生物学で、同類の細菌またはカビが、固形培養基に形成する集団。コロニー。

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防府市歴史用語集

集落
 お互いに助けあうためにつくられた共同生活の場所を言います。家を基本単位にして、いくつかが寄り集まってできます。

出典:ほうふWeb歴史館
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世界大百科事典 第2版

しゅうらく【集落】
人間が集まり,居住している状態をさす。英語のsettlement,ドイツ語のSiedlung(Siedelung)は定住を意味している。フランス語のétablissement humaineは集落のほかに人類居住のために一時的または永久的に建設された建造物を含んで用いられた。その後,1925年A.ドマンジョンが初めて集落に対してhabitat humaineを用いて以降一般化し,英語でもhabitatが用いられる傾向がでてきた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

集落
しゅうらく
人間の居住の本拠である家の集まっている地域をいう。集落の本来の語意は土地への定着をいうのであり、集落は人間生活の本拠、そして人間の営む社会生活の拠点地域である。したがって、集落は住家の集まりであることに加えて、その生活や生産の基盤地域(耕地、林野、漁場、それに公共施設など)をも含めていう。狭義の集落は農村的集落(村落)をいうが、広義の場合には都市も含めている。村落は形態上から集村と散村に分けられる。集村は列村、路村、街村、疎(そ)村、塊(かい)村、円村などに再分類される。集落はその形成過程から古村、新田村(開拓村、屯田兵村)、親村(本村(ほんむら)、元村)、子村(枝村)などに分け、開拓村の場合は本村の名を冠してその出自を示し、また開拓発頭者名を冠しているものがある。また、機能上からは農村、漁村、林業村(山村)に分類される。これははっきり分類できない中間型のものが多く、農山村、半農半漁村などとよばれる。立地する地形上からは平地村、山村、臨海村(海岸村)に分けている。地理学では集落を研究する分野を「集落地理学」、またとくに都市を研究する場合には「都市地理学」とよんでいる。[浅香幸雄]
『小田内通敏著『集落と地理』(1927・古今書院) ▽村松繁樹著『日本集落地理の研究』(1962・ミネルヴァ書房) ▽矢嶋仁吉著『日本の集落』(1967・古今書院)』

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精選版 日本国語大辞典

しゅう‐らく シフ‥【集落・聚シュウ落】
〘名〙 (「じゅうらく」とも)
① 人が集まり住んでいるところ。人家がむらがり集まっているところ。山寺など寺院聖域に対して在家の村落をいう。村落。じゅらく。
明衡往来(11C中か)上末「山寺清浄聚落汚穢也」 〔後漢書‐南蛮西南夷伝賛〕
② 地理学で、人間が共同生活を行なうための住居の集まりをいう。付随する土地、道路、水路などの場所を含み、人口集団の大小や居住様式、分布、機能などから村落、都市の二大類型に分けられる。
③ 生物学で、細菌、またはかびが固形培地上に形成する単一種から成る集団。また、高等生物においては、集中的に分布している個体群をいうことがある。

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