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陳皮【チンピ】

デジタル大辞泉

ちん‐ぴ【陳皮】
ミカンの成熟した果皮漢方健胃・鎮嘔(ちんおう)・鎮咳(ちんがい)薬などに用いる。橘皮(きっぴ)。

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世界大百科事典 第2版

ちんぴ【陳皮】

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大辞林 第三版

ちんぴ【陳皮】
ミカンの成熟果皮を乾燥させた生薬。リモネンを主成分とする精油・ビタミン類を含有し、鎮咳・去痰きよたん・発汗・健胃薬として用いる。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

陳皮
ちんぴ
温州(うんしゅう)ミカンの果皮を乾燥して粉にしたもの。橘皮(きっぴ)ともいう。柑橘(かんきつ)類の皮特有の芳香とテルペン特有の苦味がある。昔から漢方薬として利尿剤、咳(せき)止め薬として重用されてきたが、香辛料としては七味唐辛子の一成分に使われるほか、カレー粉にも混ぜられることがある。[齋藤 浩]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ちん‐ぴ【陳皮】
〘名〙 生薬の一種。ミカンの黄熟した果皮で、芳香性で苦味がある。健胃・鎮咳・去痰剤として用いる。
※桂川地蔵記(1416)上「薬種総雖万端、今少々言之、先〈略〉虎胆、五味子、陳皮」
[語誌](1)生薬としての橘柚は「本草」木部上品に載せられ、その皮には解熱・鎮咳等の効能があり、「陳(ふる)い皮」の薬効が優れていると認められていた。日本では「重訂本草綱目啓蒙」で、まだ黄色く熟していない「青皮」と対比されている。
(2)「橘〈俗云蜜柑〉」〔和爾雅‐六〕とあるように、橘柚の品種改良に伴って「陳皮」の原料も廉価となり、最も使い易く安価な漢方薬とみなされていたことが、「下手医者は、陳皮甘草抔を集め候て病をいやし候半」〔徂来先生問答書‐中〕などの記述から知られる。
(3)「本草」に記されている健胃・鎮咳・除痰・発汗等の効能の他に、「ぢんのくすりとて、ちんひかんきょう」〔天理本狂言・煎物〕のように腎虚に効くという俗説もあった。

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ちん‐ぴん【陳皮】
〘名〙 「ちんぴ(陳皮)」の変化した語。〔浮世鏡(1688)〕

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