Rakuten infoseek

辞書

陰陽【インヨウ】

デジタル大辞泉

いん‐よう〔‐ヤウ〕【陰陽】
中国古代の思想で、天地間にあり、互いに対立し依存し合いながら万物を形成している陰・陽2種の気。日・春・南・男などは陽、月・秋・北・女などは陰にあたる。おんよう。
陰陽師(おんようじ)」に同じ。
電気などの正と負。
漢方で、病気の経過・状態・部位などを示す、陰証と陽証。
生け花の用語。
㋐葉の裏面(陰)と表面(陽)。
㋑花の客位()と主位)。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

おん‐よう〔‐ヤウ〕【陰陽】
連声(れんじょう)で「おんみょう」とも》
で、相対する概念。陰(いん)と陽。いんよう。
陰陽道(おんようどう)」の
陰陽師(おんようじ)」の略。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

おん‐みょう〔‐ヤウ〕【陰陽】

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

いんよう【陰陽 yīn yáng】
中国人の世界観を規定するもっとも基本的なカテゴリー。〈〉の二側面をあらわし,陰の気は,重,,冷,暗,陽の気は動,軽,剛,熱,明などをその属性とする。両者の交合によって万物が生まれ,その消長によって四季が形成される。両者は対立する二元であるが敵対するものではなく,太極(たいきよく)または道と呼れるものによって統合されており,たがいに引きあい補いあう。また,一方が進むと一方が退き,一方の動きが極点にまで達すると他の一方に位置をゆずって,循環と交代を無限にくりかえす。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

いんよう【陰陽】
陰と陽。中国の易学でいう、宇宙の万物に働く相反する性格のもの。天・男・日・昼・動・明などは陽、地・女・月・夜・静・暗などは陰であるという。おんよう。
陰陽師おんようじ『そなたは-か』『いかにも-でござる』/狂言・居杭 虎寛本
電気の陰極と陽極や、磁石の S 極と N 極。
生け花で、植物の枝・茎・葉の裏側(陰)と表側(陽)。また、生け花の空間に定められた陰と陽の側。植物の陰陽を空間の陰陽に合わせて生ける。
[句項目] 陰陽を燮理す

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

おんみょう【陰陽】
「おんよう」の連声。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

おんよう【陰陽】
陰と陽。 → いんよう陰陽
「陰陽道」「陰陽師」の略。おんみょう。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

いん‐よう ‥ヤウ【陰陽】
〘名〙
① 天地間にあって互いに反する性質を持った二種の気。両者の相互作用によって、万物が造り出されるとした。日、春、夏、昼、東、南、火、男など積極的性質を持つものを陽とし、月、秋、冬、夜、西、北、水、女など消極的性質を有するものを陰とする。おんよう。おんみょう。
※風姿花伝(1400‐02頃)三「一切は、陰陽(インヤウ)の和する所の境を、成就とは知るべし」 〔易経‐繋辞上〕
② 陰陽五行説によって吉凶を占う者。陰陽師(おんようじ)。おんよう。おんみょう。
※虎寛本狂言・居杭(室町末‐近世初)「『そなたは陰陽(いんにゃう)か』『いかにも陰陽で御ざる』」
③ 電気、磁気などのマイナスとプラス、陰極と陽極、陰電気と陽電気。
④ 表と裏。特に、生け花で、葉の裏側の日光があたらないところ(陰)と、日を受ける表側(陽)。陽を上に向くようにいけるのを定則とした。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

おん‐みょう ‥ヤウ【陰陽】
〘名〙 (「おんよう」の連声(れんじょう)) =おんよう(陰陽)
※とりかへばや(12C後)上「かたがたのざへ、おんみょう・天文・ゆめとき・さう人」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

おん‐よう ‥ヤウ【陰陽】
〘名〙 (「おん」は「陰」の呉音)
① 易学で、互いに反する性質をもった二種の気。両者の相互作用によって天地間の万物が造り出されるとした。日、春、夏、東、南、火、男など積極的性質を持つものを陽とし、月、秋、冬、西、北、水、女など消極的性質を持つものを陰とする。いんよう。おんみょう。
※三代格‐一七・貞観三年(861)六月一六日「陰陽之運、随動而差」
※文徳実録‐仁寿三年(853)五月壬寅「並藤善陰陽推歩之学
※今昔(1120頃か)四「陰陽を以て祈ると云へども、験(しるし)无し」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

陰陽」の用語解説はコトバンクが提供しています。

陰陽の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.