Rakuten infoseek

辞書

陰陽寮【おんようりょう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

陰陽寮
おんようりょう
古代,令制で中務省に属し,天文暦数などに関することを司った役所。大宝令制定以前にもその存在が知られるが,大宝令で整備され,頭,助以下の職員と,陰陽博士暦博士天文博士漏刻博士などの専門家がおかれた。天体観測,の算定,気象観測などを管掌するためには特別の技術を必要としたため,平安時代中期には,賀茂,安倍両家の人が,頭をはじめ要職を占めるようになり,世襲化していった。後世,安倍の子孫土御門を,賀茂の子孫は幸徳井を姓とし,特に土御門家陰陽道の長として代々勢力を保って近世に及んだ。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

おんよう‐の‐つかさ〔オンヤウ‐〕【陰陽寮】

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

おんよう‐りょう〔オンヤウレウ〕【陰陽寮】
律令制で、中務省(なかつかさしょう)に属し、陰陽道のことをつかさどった役所。陰陽博士暦博士漏刻博士などが配属された。うらのつかさ。おんようのつかさ。おんみょうりょう。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

おんみょうりょう【陰陽寮】
律令制において設置された中務(なかつかさ)省所属の役所で卜筮(ぼくぜい),天文,暦,時刻のことをつかさどった。天武天皇のとき創設され,職員は事務系統に頭・助・允・大属・少属各1人,技術・教官・学生の系統に陰陽師人,陰陽博士1人,陰陽生10人,暦博士1人,暦生10人,天文博士1人,天文生10人,漏刻博士2人,守辰丁20人,使部20人,直丁3人が配属され,730年(天平2)には陰陽3人,暦2人,天文2人の得業生が置かれた。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

うらのつかさ【陰陽寮】

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

おんようのつかさ【陰陽寮】

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

おんようりょう【陰陽寮】
律令制で、中務省に属し、天文・暦数・報時・卜筮ぼくぜいをつかさどった役所。おんようのつかさ。うらのつかさ。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

陰陽寮
おんみょうりょう
大宝・養老令制下の官司。中務省(なかつかさしょう)の被管。758年(天平宝字2)藤原仲麻呂による官号改易で大史局(たいしきょく)と改められたが、仲麻呂失脚後、旧に復した。天文・気象の観測や、暦の作成、時刻の測定などを職掌とした。陰陽師(おんみょうじ)が6人所属し、吉凶・禍福を占ったほか、陰陽博士が1人いて10人の陰陽生(おんみょうしょう)に教授した。暦については、暦博士(れきはかせ)が1人おり、暦を作成するとともに10人の暦生を教えた。暦は前年に造り、11月1日に寮から中務省に送られ、中務省から直接天皇に奏上された。その後、内外の諸司に配られることとなっていた。天文については、天文博士が1人所属して観測し、祥瑞・災異に関わる異変があれば、密封して奏上した。なお、奏上後に、季ごとに中務省に送付して、歴史書編纂の素材とすることになっていた。また、天文博士は天文生10人を教えた。時刻については、漏刻博士(ろうこくはかせ)が2人いて、守辰丁(しゅしんちょう)20人を率いて水時計により時刻を測定し、鐘鼓によってこれを知らせた。祥瑞災異思想に基づく天皇の支配を現実に機能させる役割を果たすとともに、天皇が時間をも支配するという観念を暦・漏刻により象徴的に実現させた。[古尾谷知浩]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

おんよう‐りょう オンヤウレウ【陰陽寮】
※続日本紀‐神護景雲元年(762)八月一六日・宣命「陰陽寮も、七月十五日に西北(いぬゐ)の角(すみ)に美はしく異なる雲立ちて」
※平家(13C前)三「神祇官をんやうりゃう共にうらなひ申しける」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

陰陽寮」の用語解説はコトバンクが提供しています。

陰陽寮の関連情報

他サービスで検索

「陰陽寮」のスポンサー検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE GROUP, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.