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【うるう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


うるう
intercalation
普通の日または暦月のほかに,1暦年の長さを1太陽年または1太陰年の長さにできるだけ近づけるためにおく特別の暦日または暦月を,それぞれ閏日または閏月といい,その挿入された年を閏年という。また,地球自転から決る世界時 UTと原子時計の示す原子時 AT (協定世界時) との違いが1秒近くなって,挿入または削除される1秒を閏秒という。

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デジタル大辞泉

うるう〔うるふ〕【×閏】
平年よりも日数や月数が多いこと。地球の公転や季節と暦とのずれを調整するためのもの。太陽暦では1年を365日とするが、地球の公転(1太陽年)は365日5時間48分46秒なので、その端数を4年ごとに2月(にがつ)を29日として調節する。太陰暦では1年が約354日なので、適当な合で1年を13か月とする。「2月29日」「4月」

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じゅん【閏】[漢字項目]
人名用漢字] [音]ジュン(漢) []うるう
〈ジュン〉
うるう。「閏月閏年
正統でない天子の位。「閏統正閏
〈うるう〉「閏月閏年
[名のり]うる

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大辞林 第三版

うるう【閏】
暦の上で一年の日数や月数が平年よりも多いこと。暦の上の季節と実際の季節とのずれを調節するもの。たとえば太陽暦のユリウス暦では一年を365日とし、地球の公転周期365日5時間48分45秒との差を四年に一回、2月を一日多くし29日とすることで調節する。太陰太陽暦では一年を354日とするので、19年に7回、8年に3回などの割で適当な閏月を設けて一年を一三か月とする。

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日本大百科全書(ニッポニカ)


うるう
太陽年および(さくぼう)月の端数を調節するために挿入される1日あるいは1月を閏日、閏月という。また挿入される年を閏年といい、その置き方を置閏(ちじゅん)法という。1太陽年は厳密には365.24220日、1朔望月は29.53059日であり、1暦年、1暦月に対して端数がある。この端数は太陽暦では4年で1日に達するので、1暦年の日数を4年に一度、366日としなければならない。また純太陰暦においては、大月30日、小月29日として12か月1年とする暦では1年が354日となり、真の長さ(29.53059日×12=354.3671日)との差0.3671日は、ほぼ2.7年で1日に達するから、小月に1日を挿入して大月にする。太陰太陽暦法では、太陽年の端数と朔望月の端数の両方を調節して、2~3年に1か月を挿入しなければならない。[渡辺敏夫]

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精選版 日本国語大辞典

うるい うるひ【閏】
〘名〙 =うるう(閏)
※古今六帖(976‐987頃)一「うるひさへありて行くべき年だにも春に必ずあふよしもがな〈紀貫之〉」

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うるう うるふ【閏】
〘名〙 暦と季節のくい違いを調節するために日数または月数をふつうの年より多くすること。また、その年、月、日。現行の太陽暦では、地球が太陽を一周するのに要する三六五・二四二二日に、暦の平均日数をできるだけ近づけるために、ふつうの一年を三六五日とし、四年に一度、二月の終わりに一日追加して三六六日とする。この年を閏年という。旧暦の太陰太陽暦では、平年が大小一二か月三五四日であるから、季節とのずれを、太陽の運行によって定めた節気との関係によって調整し、この両方の暦の目盛りが一か月だけずれると、同じ月を二度繰り返して一年を一三か月とした。この月を閏月と呼び、閏月のある年を閏年という。閏年は五年に二度、一九年に七度の割合でおかれる。
※書紀(720)仲哀元年閏一一月(北野本訓)「閏(ウルウ)十一月(しもつき)乙卯(きのとのうの)(つひたち)戊午(つちのえむま)に」
[語誌]「閏」字は、王が門の中に居ることを表わす(中国では、王は通常宗廟内に居るが、閏月には門内に居る)。「潤」字を「閏」字と通じて用いたことにより、「閏」字に「うるう」の訓が生じたものと考えられる。

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じゅん【閏】
〘名〙
① 暦と季節のくい違いを調節するために、日数または月数を普通の年より多くすること。また、その年や月・日。うるう。
※文華秀麗集(818)上・臥中簡毛学士〈淳和天皇〉「今年有閏春猶冷、不韶光着砌梅」 〔易経‐繋辞上〕
② 正統でない君主の位。閏位。〔宋史‐宋庠伝〕

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