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銀行券【ぎんこうけん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

銀行券
ぎんこうけん
銀行が発行する一定の貨幣額を表示した紙片で,強制通用力が与えられ通貨として機能するもの。かつては一般に本位貨幣との兌換券であったが,金本位制度が停止されてからは,通例として,兌換制度は停止ないし廃止されている。日本銀行券の発行権は,日本銀行が独占する(日本銀行法46条)。(→銀行券発行制度紙幣

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デジタル大辞泉

ぎんこう‐けん〔ギンカウ‐〕【銀行券】
中央銀行が発行する紙幣。今日の代表的な現金通貨で、公私一切の取引に無制限に通用する。日本では日本銀行が発行している。金本位制下では、銀行が振り出す一種の約束手形で、金などと兌換(だかん)できたが、現在では、国家により完全法貨として強制通用力を付与された不換紙幣となっている。銀行紙幣。→日本銀行券

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世界大百科事典 第2版

ぎんこうけん【銀行券 bank‐note】
その前駆は,沿革的には中世地中海・北海貿易の発達にともなって金・銀の現送を節約する便益を提供する目的で振替銀行の発行した指図書にみられるが,近世になりロンドンの金匠が金貨・金地金の預り証として金匠手形goldsmith noteを発行,それが第三者間に授受された。銀行券はこれが発展したものである。その後,産業革命が進み銀行制度が発達するにつれて,銀行は商業手形の割引を通じて一覧払債務証書を発行した。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ぎんこうけん【銀行券】
中央銀行の発行する、強制通用力を有する紙幣。金本位制下では金と兌換だかんされる信用貨幣(一種の為替手形)だが、管理通貨制度では国家信用を背景とする不換紙幣となる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

銀行券
ぎんこうけん
bank-note
今日の代表的な現金通貨であり、法的には銀行が発行する自己宛(あ)て債務証書。もともとは金本位制度において要求ありしだい金を支払う約束をした民間発券銀行の債務証書であるから、民間銀行が発行した兌換(だかん)銀行券として銀行券の所有者はいつでも金と交換できる権利を保障されたものであった。その後、金本位制度は廃止されて現行の管理通貨制度に移行されると、兌換銀行券は姿を消し、金との交換がない不換銀行券となった。
 現在では、中央銀行のみが銀行券を独占的に発行することを法的に認められているため、中央銀行券のことをさし、無制限通用力を有する法貨である。支払完了性に優れた代表的な現金通貨として、マネーストックの基礎となっている。[金子邦彦]

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精選版 日本国語大辞典

ぎんこう‐けん ギンカウ‥【銀行券】
〘名〙 中央銀行の発行する紙幣。金本位制度のもとでは、券面額の本位貨幣と引き換えられたので、その本質は、銀行振出しの一覧払いの約束手形であったが、管理通貨制度に移行してからは不換紙幣となっている。銀行紙幣。〔仏和法律字彙(1886)〕

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