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金剛【こんごう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

金剛
こんごう
vajra
仏教用語。原義ダイヤモンド。跋日羅などと音写される。性質堅固でこわれないので,最上,最勝の意味に使用され,金剛界,金剛頂,執 (しゅう) 金剛など,密教の言葉に用いられている。また金剛心とは,不動なる心という意味で,ゆるぎのない信心という意味である。

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デジタル大辞泉

こん‐ごう〔‐ガウ〕【金剛】
《〈Vajraの訳。最剛、堅固の意》

㋐金属の中で最もかたいもの。
㋑きわめて強固で破れないもの。
金剛杵(しょ)」の
金剛界」の略。「金剛童子」
金剛草履(ぞうり)」の略。
金剛草履をいつも履いているところから》歌舞伎若衆をした召使い

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こんごう【金剛】[能楽師の姓]
能楽師の姓の一。シテ方家柄。大和猿楽坂戸座の6世三郎正明の童名金剛丸からとったもの。
金剛流」または「金剛座」の略。

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション

こんごう【金剛】
岡山の日本酒。純米吟醸酒純米酒本醸造酒、普通酒をそろえる。「備前焼入り純米酒」は徳利容器に使用。蔵元の「金剛酒造」は明治20年(1887)創業。所在地は和気郡和気町藤野。

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デジタル大辞泉プラス

金剛
日本海軍の戦艦金剛型戦艦の1番艦。イギリスで建造され、1913年に竣工。同年就役の超弩級戦艦。二度の大改装を経て、第二次世界大戦では高速戦艦として活躍した。1944年、台湾海峡アメリカ潜水艦攻撃を受け、沈没

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日本の企業がわかる事典2014-2015

金剛
正式社名「金剛株式会社」。英文社名「KONGO inc.」。金属製品製造業。昭和22年(1947)創業。同23年(1948)設立本社は熊本市西区上熊本。図書館・文化施設・病院などの保管・収納設備の開発・製造・販売を行う。丸ハンドル式移動棚のシェア国内トップクラス。ほかに移動書架・壁面収納家具・金庫など。

出典:講談社
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世界大百科事典 第2版

こんごう【金剛】
〈堅固なるもの〉という意味であるが,普通には〈金剛石〉(ダイヤモンド)または〈金剛杵(こんごうしよ)〉を指す。サンスクリットバジュラvajraの訳。バジュラはもとインドラ神の武器で,またはそれをかたどった形の武器のことであるが,この武器は,それ自身何の影響も受けることなく他のあらゆるものを破壊することから,〈堅固〉と〈摧破(さいは)〉の二つの属性をもつとされ,物質として最も硬いダイヤモンドを意味するようにもなった。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

こんごう【金剛】
vajra(伐闍羅ばさら伐折羅跋日羅などと音訳)金属中最も剛かたいもの、の意
金属中最も硬いもの。
金剛石こんごうせき
きわめて堅固でこわれないもののたとえ。
「金剛杵こんごうしよ」の略。手に-を取り/今昔 14
「金剛力士」の略。 門に-の形像を立置/万民徳用
「金剛草履」の略。 生絹すずしの直垂に緋縅ひおどしの腹巻著て、-履いて/義経記 2
金剛草履の替えを持って供をしたので 近世、役者や野郎の草履取り。 兎角酒にして-の角内、九兵衛を呼出し/浮世草子・一代男 2

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こんごう【金剛】
「金剛流」の略。
「金剛座」の略。

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精選版 日本国語大辞典

こん‐ごう ‥ガウ【金剛】
[1] 〘名〙 (vajra の訳語。跋闍羅、伐折羅などと音訳。金中最剛の意)
① 仏語。
(イ) 金属中、最もかたいもの。宝石としての金剛石、または武器としての金剛杵(こんごうしょ)をいう。
※三代実録‐貞観三年(861)三月一四日「万民楽。四境恬静。天官冢宰。全保金剛」 〔大日経‐一〕
(ロ) きわめて堅固で何物にもこわされないたとえ。仏道を修めた者が、物に迷わないたとえ。
※往生要集(984‐985)大文二「金剛之身、無五盛陰苦」 〔心地観経‐五〕
※法隆寺伽藍縁起并流記資財帳‐天平一九年(747)「伎楽壱拾壱具、〈略〉呉公壱面〈衣服具〉、金剛壱面〈衣服具〉」
※岷峨集(1313‐28頃)上・和了然寿日作頌以寄「試問金剛多少寿、玉壺氷泮劫前春」
※曾我物語(南北朝頃)一「後七日の本尊には、烏蒭沙摩(うすさま)こんがうとかう童子」
※義経記(室町中か)二「生絹(すずし)の直垂に緋威の腹巻著て、こんごう履(は)いて」
⑥ (金剛草履を扱うことが多いところから) 役者、野郎の草履取り。俳優の供男。おくり。〔仮名草子・都風俗鑑(1681)〕
[2]
※申楽談儀(1430)猿楽の諸座「金剛(コンガウ)は、松・竹とて、二人、鎌倉より上りし者也」
[二] 旧日本海軍の軍艦。大正二年(一九一三)イギリスで完成した日本最初の巡洋戦艦。常備排水量二七五〇〇トン。昭和一二年(一九三七)高速戦艦に改装。同一九年台湾沖で沈没。

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こんごう コンガウ【金剛】
能楽師の姓の一つ。→金剛流

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