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野村望東尼【のむら もとに】

美術人名辞典

野村望東尼
女流勤王家。福岡藩士浦野重右衛門の三女。名はもと子。夫貞貫と死別後、剃髪して望東尼と称する。勤王の志士を庇蔭し流刑に処せられるが、同志に助けられた。慶応3年(1867)歿、62才。贈正五位。

出典:(株)思文閣

デジタル大辞泉

のむら‐ぼうとうに〔‐バウトウニ〕【野村望東尼】
[1806~1867]江戸末期の歌人。名はもと。号、招月・向陵。福岡藩士野村貞貫の後妻。夫の死後、剃髪(ていはつ)して望東尼と称した。和歌を大隈言道に師事。勤王の志厚く、高杉晋作らと親交があったため、姫島に流された。歌集「向陵集」、著「上京日記」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus

野村望東尼 のむら-もとに

出典:講談社
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防府市歴史用語集

野村望東尼
 江戸時代終わりごろの歌人です。もともとは福岡の出身で、夫が亡くなった後、尼になりますが、天皇の力を重くとらえていたので、流罪になってしまいます。下関や山口に移り住んだ後に防府を訪れますが、防府で亡くなってしまいます。病気で寝こんだ高杉晋作[たかすぎしんさく]が「おもしろき事もなき世におもしろく」と上の句をよんだ後に、下の句「すみなすものはこころなりけり」とよんだと言われています。

出典:ほうふWeb歴史館
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世界大百科事典 第2版

のむらもとに【野村望東尼】
1806‐67(文化3‐慶応3)
江戸末期の女流歌人。〈ぼうとうに〉ともいう。名はもと。筑前黒田藩士浦野勝幸の三女。夫野村貞貫の没後,出家して望東尼と称した。平野国臣,西郷隆盛,高杉晋作らと交わったが捕らえられて玄海の姫島に流された。高杉らに救い出されて周防に移りその地で没した。和歌を大隈言道(おおくまことみち)に学んだ。佐佐木信綱編《野村望東尼全集》がある。〈灯火の影のほのかに見ゆるだに旅ゆく夜半は嬉しかりけり〉(《向陵集》)。【竹下 数馬

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

のむらぼうとうに【野村望東尼】

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大辞林 第三版

のむらもとに【野村望東尼】
1806~1867) 〔「ぼうとうに」とも〕 江戸末期の女流歌人。本名、もと。福岡藩士野村貞貫の後妻。夫の没後出家して望東尼と称す。和歌を大隈言道ことみちに学ぶ。勤王思想をもち、高杉晋作・平野国臣くにおみ・西郷隆盛らと交遊。著「上京日記」「姫島日記」、歌集「向陵集」など。

出典:三省堂
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

野村望東尼
のむらぼうとうに
[生]文化3(1806).9.6. 福岡
[没]慶応3(1867).11.6/13. 周防,三田尻
江戸時代後期の女流歌人。「もとに」とも読む。俗名,もと。黒田藩士浦野勝常の3女。野村貞貫の後妻となり天保3 (1832) 年大隈言道に夫とともに入門。安政6 (59) 年夫と死別後に出家。高杉晋作,西郷隆盛ら勤王の志士と交わり,慶応1 (65) 年に捕われて玄海の姫島に流されたが,2年後に救出され,まもなく没した。歌風は清新。家集自撰の『向陵 (こうりょう) 集』があり,『上京日記』『姫島日記』『防州日記』『夢かぞへ』などの著がある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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精選版 日本国語大辞典

のむら‐もとに【野村望東尼】
江戸末期の女流歌人。本名もと。「もとに」は「ぼうとうに」とも。福岡藩士野村貞貫の後妻となり、夫没後剃髪。和歌を大隈言道(ことみち)に学ぶ。勤王の志があり、高杉晉作、西郷隆盛らと親交があったため捕えられて姫島に流された。家集「向陵集」、歌文集「上京日記」「姫島日記」「夢かぞへ」などの著作がある。文化三~慶応三年(一八〇六‐六七

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