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重過失【ジュウカシツ】

デジタル大辞泉

じゅう‐かしつ〔ヂユウクワシツ〕【重過失】
注意義務違反の程度の大きい過失。人が当然払うべき注意をはなはだしく欠くこと。大な過失。→軽過失

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世界大百科事典 第2版

じゅうかしつ【重過失】

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大辞林 第三版

じゅうかしつ【重過失】
重大な過失。不注意ないし注意義務違反の程度がはなはだしいこと。民法上は、善良な管理者の注意義務を著しく欠くこと。刑法上は、通常人の払うべき注意義務を著しく欠くこと。 → 軽過失

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

重過失
じゅうかしつ
ささいな注意を払えば違法な結果が避けられたにもかかわらず、この注意を怠ったこと。重大な過失ともいう。過失は注意義務違反を本質とするが、この注意義務違反の程度により、軽過失(軽微な過失)、通常の過失、重過失の3種類がある。日本の刑法は、たとえば、重過失致死傷罪(5年以下の懲役もしくは禁錮または100万円以下の罰金。刑法211条1項後段)、重過失失火罪および重過失激発物破裂罪(両罪とも3年以下の禁錮または150万円以下の罰金。同法117条の2)を、通常の過失の場合より重く処罰している。その根拠として、重過失においては、不注意(注意義務違反)の程度が高いために、重い責任非難に値することとともに、客観的にも、行為そのものが犯罪的結果を発生させる可能性が大きいことがあげられる。なお、実定法上の「業務上過失」も、重大な過失の一種であるといえる。[名和鐵郎]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

じゅう‐かしつ ヂュウクヮシツ【重過失】
〘名〙 重大な過失。普通に要求される程度の注意を著しく欠くこと。軽過失に対するもの。
※民事訴訟法(明治二三年)(1890)三五五条「原告若くは被告に悪意若くは重過失の責あるときは五十円以下の過料を言渡す」

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