Rakuten infoseek

辞書

還元【カンゲン】

デジタル大辞泉

かん‐げん〔クワン‐〕【還元】
[名](スル)
物事をもとの形・性質・状態などに戻すこと。「利益の一部を社会に還元する」「濃縮果汁を還元する」
酸素化合物から酸素を奪うこと。または、ある物質水素と化合すること。一般的には、原子または原子団に電子を与えること。→酸化

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

栄養・生化学辞典

還元
 物質から酸素を奪うこと,物質に水素を与えること,物質に電子を与えること.

出典:朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

かんげん【還元】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

かんげん【還元】
スル
元の状態にもどすこと。 利益を消費者に-する 白紙-
ある物質から酸素が奪われる反応。または、ある物質が水素と化合する反応。より一般的には、原子・分子・イオンが電子を得る反応をいう。また、反応にあずかる各原子に対して酸化数という尺度を考え、酸化数の減少を還元と考える方法もある。
多様で複雑な物事を何らかの根本的なものに置き直し、帰着させること。 現象学的- 本質に-して事態を論ずる オランダ語 reductie や reducering の訳語。舎密開宗(1837~47年)にある

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

還元
かんげん
reduction
酸化の反対の過程のことで,常に酸化に伴って起る。次の3つに分けられる。
(1) 酸化物から酸素の全部または一部を取去ってもとに戻す変化。たとえば赤熱した酸化第二銅に水素ガスを通じると酸化物から酸素が奪われて金属銅になる変化 CuO→Cu がある。
(2) 物質が水素と化合して新化合物が生成する変化。たとえばケトンあるいはアルデヒドからアルコールを生成する変化 RCOR→RCHOHR やニトロ化合物からアミンを生成する変化 C6H5NO2 →C6H5NH2 などがある。
(3) 広義には物質に電子を添加する変化。たとえば酢酸鉛の水溶液中に亜鉛粒をつるしておくと,その表面に鉛が美しい樹枝状に析出する変化 Pb2+Pb や,電解の際に陰極において起る変化などがある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

還元
かんげん
変格」のページをご覧ください

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

かん‐げん クヮン‥【還元】
〘名〙
① 事物をもとの形、性質、状態などにもどすこと。基本的なかたちにもどすこと。また、結果として得られたものを、原因となったところにもどすこと。
※道程(1914)〈高村光太郎〉戦闘「すべての調和は破れた 分子は還元せられた」
※星座(1922)〈有島武郎〉「それを自己といふ人間にまで還元することなく、思ひあがった態度で吹聴してゐるのに比べると」
② 分子、原子、イオンが電子を取り入れ、正の原子価を減じまたは負の原子価を増すこと。⇔酸化。〔舎密開宗(1837‐47)〕
③ 経済学で、ある期間の収益の平均を、その期間の利率に基づいて資本に換算すること。還元法。
④ 一つの理論をより簡単な理論から派生したものとして説明すること。たとえば、より複雑な事態をより単純な事態から派生したものとして説明すること。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

知恵蔵

還元
酸化」のページをご覧ください

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

化学辞典 第2版

還元
カンゲン
reduction

[別用語参照]酸化還元反応

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
東京工業大学名誉教授理博 吉村 壽次(編集代表)
信州大学元教授理博 梅本 喜三郎(編集)
東京大学名誉教授理博 大内 昭(編集)
東京大学名誉教授工博 奥居 徳昌(編集)
東京工業大学名誉教授理博 海津 洋行(編集)
東京工業大学元教授学術博 梶 雅範(編集)
東京大学名誉教授理博 小林 啓二(編集)
東京工業大学名誉教授 工博佐藤 伸(編集)
東京大学名誉教授理博 西川 勝(編集)
東京大学名誉教授理博 野村 祐次郎(編集)
東京工業大学名誉教授理博 橋本 弘信(編集)
東京工業大学教授理博 広瀬 茂久(編集)
東京工業大学名誉教授工博 丸山 俊夫(編集)
東京工業大学名誉教授工博 八嶋 建明(編集)
東京工業大学名誉教授理博 脇原 將孝(編集)

Copyright © MORIKITA PUBLISHING Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

還元」の用語解説はコトバンクが提供しています。

還元の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.