Rakuten infoseek

辞書

Infoseek辞書サービス終了のお知らせ

遺構【いこう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

遺構
いこう
structure
人間が残した痕跡のうち,動かすことのできないもの。居住などを示す建物の,各種のの跡,さまざまな祭祀の場,道路など,そのほか水田,牧場漁場狩場など生産に直接かかわるもの,窯跡,精錬址のような道具の生産にかかわった場,不要なものを捨てた場など人間の暮しに関する種々の遺構がある。発掘調査の現場においては,すべての遺構の用途を決定できないが,今日の調査精度の向上と各種の自然科学的な分析法の発展により多くのものが確認されている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

い‐こう〔ヰ‐〕【遺構】
残存する古い建築物。また、都市建造物の形や構造を知るための手がかりとなる残存物。考古学では、住居跡・倉庫跡・水田跡など、その配置様式を知る手がかりとなる基壇や柱穴など。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

いこう【遺構】
遺構は遺物とともに遺跡を構成する。動産的な性格をもつ遺物に対して,遺構は過去の人間活動の所産で,特定の土地に結びついた不動産的な性格を備えたものといえよう。通常,遺構は製作あるいは構築当初備えていた機能を失い,その一部あるいは大部分が破壊あるいは消滅していることが多い。住居の遺構である竪穴式住居跡は住居の地中に掘りくぼめた基底部分にすぎないし,官衙寺院の遺跡を構成する主要な遺構は,基壇や掘立柱柱穴など,かつての建造物のごく一部分にすぎない。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

精選版 日本国語大辞典

い‐こう ヰ‥【遺構】
〘名〙 残存する古い建築物。また、昔の土木建築の構造や様式などを知る手掛かりとなる残存物。
※大和古寺風物誌(1943)〈亀井勝一郎〉唐招提寺「金堂は奈良時代の大寺の金堂の形式を伝へる唯一の遺構といはれる」 〔杜甫‐玉華宮詩〕

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

遺構」の用語解説はコトバンクが提供しています。

遺構の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.