Rakuten infoseek

辞書

選・択・撰【えらび】

精選版 日本国語大辞典

えらび【選・択・撰】
〘名〙 (動詞「えらぶ(選)」の連用形の名詞化)
① いくつかのものの中から、ある目的、基準にかなうものをとり出すこと。えらみ。せん。選択。
※延喜式(927)祝詞(九条家本)「参入り罷出(まかつ)る人の選知らし」
② 多くの人の中から特に引き抜いて用いること。抜擢(ばってき)。えらみ。
※延慶本平家(1309‐10)一本「昇殿は是生涯の撰(エラビ)なり」
③ 資料、文章などをえらび集め、書物などを作ること。撰(せん)

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

えら・ぶ【選・択・撰】
〘他バ五(四)〙
① 二つ以上の対象の中から、ある目的、基準にかなうものをとり出す。選択する。えらむ。える。よる。
※続日本紀‐天平元年(729)八月二四日・宣命「己が夜気(やけ)授くる人をば一日二日と択(えらヒ)
※古今(905‐914)仮名序「くさぐさの歌をなん、えらばせたまひける」
② (打消の語を伴って用いる) 差別、区別する。
※書紀(720)孝徳即位前(北野本訓)「貴と賤とを択(エラハ)ず」
③ 才覚ある者などを特に抜擢する。官職などに任ずる。えらむ。
※今昔(1120頃か)九「沈裕、京に入て参り被選(えらば)ると云へども」
④ 選び集めて書物を作る。編集する。撰する。えらむ。〔書陵部本名義抄(1081頃)〕
※栄花(1028‐92頃)月の宴「左大臣橘卿諸大夫等集りて、万葉集をえらばせ給ふ」
[語誌](1)動詞「える(選)」の未然形に、継続を表わす「ふ」の付いたもの。万葉仮名により、上代では、「ふ」は清音であったと考えられる。
(2)類似語形「えらむ」は「えらぶ」から変化したものと見られ、中古後半に現われる。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

選・択・撰」の用語解説はコトバンクが提供しています。

選・択・撰の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.