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道草【ミチクサ】

デジタル大辞泉

みち‐くさ【道草】
[名](スル)
道ばたに生えている草。
目的の所へ行き着く途中で、他の物事にかかわって時間を費やすこと。「お使い帰りに道草する」

出典:小学館
監修:松村明
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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みちくさ【道草】[書名]
夏目漱石小説。大正4年(1915)発表。大学教授である主人公健三が、世俗的社会に束縛され、孤独に生きるさまを描いた自伝的作品。

出典:小学館
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大辞林 第三版

みちくさ【道草】
スル
道草を食うから 目的地へ行く途中で他の事に時間を使うこと。 -してはいけません
道端に生えている草。
書名(別項参照)。
[句項目] 道草を食う

出典:三省堂
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みちくさ【道草】
小説。夏目漱石作。1915年(大正4)「朝日新聞」連載。「吾輩は猫である」執筆当時の実生活を題材に、日常生活にひそむ危機に直面した知識人の姿を描く。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

道草
みちくさ
夏目漱石(そうせき)の長編小説。1915年(大正4)6月3日から9月10日まで、東京・大阪の『朝日新聞』に連載。同年10月、岩波書店刊。留学から帰国した健三は社交を避けて、研究の完成に心血を注ぐ。しかし、夫の手前勝手を責める妻お住のヒステリーに悩み、再会した昔の養父島田や小市民の暮らしにあえぐ兄夫婦など、恩愛と義理の絆(きずな)に縛られた心労も多い。島田とのトラブルは金銭で解決したが、世の中になにひとつかたづくもののないことを健三は知っていた。『吾輩(わがはい)は猫である』執筆前後の時期を描いた作品で、さまざまな煩労の解決を強いられた神経衰弱の日々が、執筆時の覚めた認識と合せ鏡にして回想される。愛と自己本位の葛藤(かっとう)、知識人の孤独など年来の主題が実生活を糧(かて)として検証され、日常生活の実感を彷彿(ほうふつ)する簡潔な描写が、その奥に潜む危機を暗示する傑作。[三好行雄]
『『道草』(岩波文庫・旺文社文庫・角川文庫・講談社文庫・新潮文庫) ▽桶谷秀昭著『夏目漱石論』(1972・河出書房新社)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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動植物名よみかた辞典 普及版

道草 (ミチクサ)
植物。カヤツリグサ科の多年草。アブラガヤの別称

出典:日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」
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精選版 日本国語大辞典

みち‐くさ【道草】
[1] 〘名〙
① 道ばたに生えている草。
※俳諧・水の友(1724)乾「道草の花のさかりやのちの旅〈風六〉」
② (━する) 道草を食うこと。
※俳諧・毛吹草(1638)六「行人の道くさと成花野哉〈梅盛〉」
③ 植物「あぶらがや(油茅)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
[2] 小説。夏目漱石作。大正四年(一九一五)発表。索漠とした健三、お住夫婦の生活を中心にその一家の間で起こる心理的トラブル、複雑な家庭生活の事情を反映した苦悩を描く。作者唯一の自伝的小説。

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旺文社日本史事典 三訂版

道草
みちくさ
大正時代,夏目漱石の小説
1915年刊。作者の自伝的作品。

出典:旺文社日本史事典 三訂版
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