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道祖神【サエノカミ】

デジタル大辞泉

さえ‐の‐かみ〔さへ‐〕【道神/障の神/塞の神】
《「さえ」は遮る悪霊が侵入するのを防ぎ、通行人村人災難から守るために村境などに祭られる。みちの神・たむけの神・峠の神・岐(など)の神・道祖神(どうそじん)・さいの神などの言い方がある。

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どうそ‐じん〔ダウソ‐〕【道祖神】
峠や辻・村境などの道端にあって悪霊や疫病などを防ぐ神。丸石・陰陽石・男女2体の石像などを神体とする。障(さえ)の神。手向(たむ)けの神。道陸神(どうろくじん)。

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さい‐の‐かみ【道神/障の神/塞の神】

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デジタル大辞泉プラス

道祖神
長野県松本市、開運堂が製造・販売する銘菓。小豆粉と和三盆糖を用いた落雁

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世界大百科事典 第2版

どうそじん【道祖神】
サエノカミ(塞の神),ドウロクジン(道陸神),フナドガミ(岐神)などとも呼ばれ,村の境域に置かれて外部から侵入する邪霊,悪鬼,疫神などをさえぎったり,はねかえそうとする民俗神である。陰陽石や丸石などの自然石をまつったものから,男女二神の結び合う姿を彫り込んだもの(双体道祖神)まで,この神の表徴は多様である。道祖神は境界的,両義的な特性においてきわだっている。村境にあって外から訪れるの価値をになったものたちをさえぎる神でありながら,道祖神自身を悪霊だと考えて小正月の火祭(左義長(さぎちよう))に火中にくべられることもある。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

どうそじん【道祖神】
村境や峠などの道端にまつられる、禍・悪霊を防ぐ神。旅の安全をもつかさどる。婚姻や出産の神とされることもある。地蔵・猿田彦神と習合したものも多い。さえのかみ。手向けの神。道陸どうろく神。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

道祖神
どうそじん
サエノカミ、ドーロクジンなどといったり、塞大神(さえのおおかみ)、衢神(ちまたのかみ)、岐神(くなどのかみ)、道神(みちのかみ)などと記されたりもする。猿田彦命(さるたひこのみこと)や伊弉諾・伊弉冉尊(いざなぎいざなみのみこと)などにも付会していることがある。境の神、道の神とされているが、防塞(ぼうさい)、除災、縁結び、夫婦和合などの神ともされている。一集落あるいは一地域において道祖神、塞神(さえのかみ)、道陸神(どうろくじん)などを別々の神として祀(まつ)っている所もあり、地域性が濃い。峠、村境、分かれ道、辻(つじ)などに祀られているが、神社に祀られていることもある。神体は石であることが多く、自然石や丸石、陰陽石などのほか、神名や神像を刻んだものもある。中部地方を中心にして男女二体の神像を刻んだものがあり、これは、山梨県を中心にした丸石、伊豆地方の単体丸彫りの像とともに、道祖神碑の代表的なものである。また、藁(わら)でつくった巨大な人形や、木でつくった人形を神体とする所もある。これらは地域や集落の境に置いて、外からやってくる疫病、悪霊など災いをなすものを遮ろうとするものである。古典などにもしばしば登場し、平安時代に京都の辻に祀られたのは男女二体の木の人形であった。神像を祀っていなくても、旅人や通行人は峠や村境などでは幣(ぬさ)を手向けたり、柴(しば)を折って供えたりする風習も古くからあった。境は地理的なものだけではなく、この世とあの世の境界とも考えられ、地蔵信仰とも結び付いている。
 道祖神の祭りは、集落や小地域ごとに日待ちや講などで行われることもあるが、小(こ)正月の火祭りと習合し、子供組によって祭られることが多い。また、信越地方では家ごとに木で小さな人形を一対つくり、神棚に祀ったあと道祖神碑の前に送ったり、火祭りに燃したりする所もある。このほか2月8日あるいは12月15日に藁馬を曳(ひ)いてお参りに行く所もある。これらの祭りには、厄神の去来とその防御、道祖神の去来など、祭りの由来についての説話が伝えられていることがある。また中部地方や九州地方などで、祭祀(さいし)の起源を近親相姦(そうかん)と結び付けて語る所もある。[倉石忠彦]

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精選版 日本国語大辞典

どうそ‐じん ダウソ‥【道祖神】
〘名〙 村境、峠などの路傍にあって外来の疫病や悪霊を防ぐ神。また、「あの世」の入り口にある神。のちには縁結びの神、旅行安全の神、子どもと親しい神とされる。男根形の自然石、石に文字や像を刻んだものなどがある。岐神(くなどのかみ)。道陸神(どうろくじん・どろくじん)。たむけの神。さえの神。道祖。
※今昔(1120頃か)一三「道公、道祖の言に随て、忽に柴の船を造て、此の道祖神の像を乗せて」
※俳諧・奥の細道(1693‐94頃)旅立「道祖神のまねきにあひて、取るもの手につかず」

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

道祖神
どうそじん
塞の神」のページをご覧ください

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