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道明寺【どうみょうじ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

道明寺
どうみょうじ
大阪府藤井寺市東部の地区。地名は,本尊『十一面観音立像』 (平安時代,国宝) で有名な土師氏氏寺で,真言宗尼寺の道明寺があることに由来。東隣に道明寺天満宮があり,境内ウメ名所付近には允恭天皇陵をはじめ古墳が多く,古市古墳群北端をなす。河内国府跡もあり,史跡が多い。近畿日本鉄道道明寺駅は長野線と南大阪線の分岐点。

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道明寺
どうみょうじ
道明寺糒 (ほしいい) のこと。道明寺でつくられた乾飯 (かれいい) が始りといわれ,この名がある。現在用いられているのは,もち米を蒸したうえ,熱風で乾燥させ,細粉また粗びきにしたもので,つばき餅,桜餅,道明寺お萩などの菓子の材料のほかに料理にも用いる。昔は貯蔵用,特に携行食糧であった。

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デジタル大辞泉

どうみょう‐じ〔ダウミヤウ‐〕【道明寺】

大阪府藤井寺市にある真言宗御室(おむろ)派の尼寺。山号は蓮土山。推古天皇の時代、菅原氏である土師連八島(はじのむらじやしま)が自宅を寺として土師寺と称したのが始まりといわれる。道真没後天満宮が祀られ、道明寺と改称。本尊の十一面観音像は国宝。
謡曲脇能物観世金剛喜多流尊性(そんじょう)が霊夢により道明寺に行くと、白太夫の神が数珠にするための木槵樹(もくげんじゅ)のを授ける。
浄瑠璃菅原伝授手習鑑」の二段目切(きり)の通称。太宰府への途中、菅原道真が河内土師(はじ)の里に伯母を訪れると、時平手先が襲ってくるが、みずから刻んだ木像奇瑞をあらわして助ける。

道明寺糒(ほしい)」の 夏》
道明寺粉を材料として作った和菓子。

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デジタル大辞泉プラス

道明寺
△大阪府藤井寺市▽にある尼寺。真言宗御室派。山号は蓮土山。推古天皇の時代に建立された土師(はじ)氏の氏寺が起源と伝わり、土師寺ともいう。本尊の十一面観世音菩薩像は菅原道真の作といわれ、国宝に指定。道明寺糒(ほしい)(道明寺粉の原料)の発祥地として知られる。

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大辞林 第三版

どうみょうじ【道明寺】
大阪府藤井寺市にある真言宗御室派の寺。山号、蓮土山。聖徳太子の河州尼寺建立の願に応じて、菅原氏の祖、土師八島連はじやしまのむらじが自邸を寺としたものという。のち菅原道真のおば覚寿尼が入住。本尊十一面観音像は国宝。旧称土師はじ寺。
[1][5] 「道明寺粉」の略。また、それで作った餅菓子。
[1][5] 「道明寺糒ほしい」の略。

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どうみょうじ【道明寺】
能の曲名。脇能物。観世・金剛・喜多流にある。世阿弥作。僧尊性そんじようは道明寺で、その寺の木槵もくげん樹の実のありがたさを夢に見て、天神の使い白太夫しらたゆうに告げる。僧はその夜の夢で木槵樹の実を与えられる。
浄瑠璃・歌舞伎で「菅原伝授手習鑑」二段目の切をいう。

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精選版 日本国語大辞典

どうみょう‐じ ダウミャウ‥【道明寺】
[1]
[一] 大阪府藤井寺市道明寺にある真言宗御室派の尼寺。山号は蓮土山。菅原氏の祖土師(はじ)氏の氏寺で、土師連八島が聖徳太子の河州尼寺建立の願いに応じて自宅を寺として土師寺と称したのに始まる。境内には天満宮がまつられた。天慶四年(九四一)改称。本尊の十一面観音立像は国宝。土師寺。
[二] 謡曲。脇能物。観世・金剛・喜多流。作者不詳。河内国(大阪府)道明寺で、僧尊性が天神の使いである白太夫(しらたゆう)の神から菅公と道明寺の関係を聞き、数珠の玉として木槵樹(もくげんじゅ)の実を与えられる。
[三] 浄瑠璃「菅原伝授手習鑑」の二段目切の通称。菅公手彫りの木像が奇瑞を現わすが、養女苅屋姫と別れ配所に向けて旅立つ場面。
[2] 〘名〙
① 「どうみょうじほしいい(道明寺乾飯)」の略。《季・夏》 〔俳諧・をだまき(元祿四年本)(1691)〕
※続春夏秋冬(1906‐07)〈河東碧梧桐選〉夏「貯へて風入るる日や道明寺〈碧梧桐〉」
② 道明寺粉を材料としてつくった和菓子。道明寺だんご、道明寺桜餠、道明寺つばき餠などがある。

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