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【むらじ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


むらじ
古代の (かばね) の一つ。主として神別氏族で,伴部を率いて朝廷に仕える氏族に与えられた。連姓の最有力者大伴,物部の両氏が大連として,大臣とともに大和朝廷の頂点に立った。天武朝八色の姓 (やくさのかばね) 制定のとき,連姓の大部分は朝臣 (あそん) ,宿禰 (すくね) を賜わり,連は第7位の姓となった。

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れん
stanza
スタンザ,節,またフランス詩ではストローフともいう。一定数 (普通4~12) の詩行が集って詩の一単位となるもの。押韻は必須ではないが,各連は同一の形式をもつことが原則とされる。

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デジタル大辞泉

つら【連/列】
つらなること。行列。
「くれはどりあやにかしこく織るはたの越路の雁の―をなしける」〈夫木・一二〉
仲間。連れ。
「初雁は恋しき人の―なれや旅の空飛ぶ声のかなしき」〈・須磨〉

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むらじ【連】
古代の姓(かばね)の一。大和朝廷から神別(しんべつ)の氏族の首長に与えられた。臣(おみ)と並ぶ最高の家柄。連姓のうち有力者は大臣(おおおみ)とともに大連と称して政権を担当した。
天武天皇が制定した八色(やくさ)の姓(かばね)の第七位。

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れん【連】
[名]
連勝式」の略。
仲間。つれ。また、ひいき筋。
「広場へ出して押しあはしたら、駄菓子をくれる―もできめえ」〈人・梅児誉美・後〉
《reamの音訳。「嗹」とも書く》用紙を数える単位。1000枚を一連とする。
他の語の下に付いて、つれ、仲間、連中、の意を表す。やや軽侮の念を含んでいうことが多い。「奥様」「学生
植物分類学上の階級の一。→族(ぞく)3
[接尾](「聯」とも書く)助数詞。
ひとまとめにくくった物や、連ねた物を数えるのに用いる。「数珠一
鷹を数えるのに用いる。

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れん【連】[漢字項目]
[音]レン(呉)(漢) [訓]つらなる つらねる つれる むらじ
学習漢字]4年
つながり続く。結びつなぐ。「連歌連繋(れんけい)連結連合連鎖連続連隊連帯連邦連盟連絡一連関連
引き続いて。続けざま。「連休連呼連載連日連打連敗連夜流連
引きつれる。「連行連立
つれ。仲間。「連中常連
「連合」「連盟」などの略。「国連労連経団連
[名のり]つぎ・つら・まさ・やす
[難読]連枷(からざお)注連(しめ)

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世界大百科事典 第2版

むらじ【連】
古代日本の(かばね)の一つ。〈むらじ〉の語源は諸説あるが,ムラ(村)ジ(主)の意かといわれており,古くは尊称であったらしい。連の姓を帯びる氏族に中臣連,大伴連,物部連などがあるように,連は品部を統率した有力な伴造氏族の姓。なかでも大伴連,物部連の両氏は,6世紀初頭から大連として勢力を朝廷で振るい,684年(天武13)の八色の姓(やくさのかばね)の制定にともなって,連姓の諸氏族は第2位の朝臣(あそん)と第3位の宿禰(すくね)の姓を与えられている。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

むらじ【連】
古代の姓かばねの一。大和政権を構成する豪族のうち、伴造とものみやつこ系の有力氏族に与えられた姓。大伴連・中臣連・物部連・忌部連など。684年の八色やくさの姓で第七位。連姓から第二、三位の朝臣あそみ・宿禰すくねを賜姓されたものも多い。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

つら・う つらふ【連】
〘自ハ四〙 つれだつ。
※浪花聞書(1819頃)「列(ツラ)って行 一所に行と云こと也」

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つらなり【連】
〘名〙 (動詞「つらなる(連)」の連用形の名詞化) つらなること。つらなっているもの。
※二日物語(1892‐1901)〈幸田露伴〉彼一日「御仏の道に入りたれば名の上の縁は絶えたれど、血の聯続(ツラナリ)は絶えぬ間(なか)

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つ・る【連】
〘自他ラ下二〙 ⇒つれる(連)

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つる・ぶ【連】
〘他バ下二〙
① 同じ種類のものを並べる。つらねる。つるむ。
※狂言記・靫猿(1700)「まつきおろしの春の駒が、鼻をつるべて参りたるぞや」
② 複数の人が声をそろえて唱えたり、合奏したりする。
※日蓮遺文‐撰時抄(1275)「各々声をつるべて〈略〉と唱へ」
③ 続けざまにうつ。つるべ打ちにうつ。
※仮名草子・大坂物語(古活字版第一種)(1615頃)「十ちゃうばかり、つるへてぞ、うちたりける」
④ わらの緡(さし)に銭をつらね差す。
※雑俳・柳多留‐三(1768)「草市につるべた銭はとらぬ也」

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つるべ【連】
〘名〙 (動詞「つるぶ(連)」の連用形の名詞化)(「釣瓶」はあて字) 「つるべぜに(連銭)」の略。
※歌舞伎・曾我梅菊念力弦(1818)三立「お銭(あし)の数もこれ爰に、釣瓶で四百四十文」

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つる・む【連】
[1] 〘自マ四〙 (「つるぶ(連)」の変化した語) 行動をともにする。仲間になる。連れ立つ。連れ添う。
※歌舞伎・思花街容性(1784)三「おれにつるむ気はないか」
※其面影(1906)〈二葉亭四迷〉三三「往来中を手を引合って聯袂(ツルン)で歩いてたのに」
[2] 〘他マ下二〙 =つるぶ(連)
※文机談(1283頃)五「おほ方序はつるむべからず、をいをいに先後する物也」

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つれ【連】
〘名〙 (動詞「つれる(連)」の連用形の名詞化)
① つれること。いっしょに伴い行くこと。また、伴う人。いっしょに行く仲間。道づれ。同伴者。
※名語記(1275)四「道をゆくにともなふ人をつれとなづく、如何。答、つれは通礼也」
② 行動をともにする者。仲間。友。友人。また、伴侶。配偶者。
※蠡測集(16C中頃)「何やらに菊を秋靖節としたぞ、海棠を春の貴妃のつれぞ」
③ 春宮坊(とうぐうぼう)の帯刀(たちはき)舎人の名称。令制の春宮護衛の武官の帯刀の先生(せんじょう)に率いられる部下たちのこと。
※兵範記‐仁安三年(1168)三月九日「帯刀上曰〈略〉連五人」
④ 能で、仕手(して)または脇(わき)に伴って、その演技を助けるもの。普通「ツレ」と記し、シテ方に属する者をシテヅレ、略してツレ、ワキ方に属する者をワキヅレという。
※申楽談儀(1430)能の色どり「脇の能、大臣には、先は、上下水干成べし。つれ大臣は大口也」
⑤ 多く、「その」「あの」「この」などの指示語の下に付いて、種類・程度、または、そのようなもの、などの意を表わす。
※三体詩幻雲抄(1527)「亭子(し)は子はつけ字ぞ 枕子(す)扇子(す)のつれ也 さりながら亭子(し)とよむべしぞ」
※甲陽軍鑑(17C初)品一三「すぐれたる程自慢するを、上と中の男が聞き、あのつれをこそ大きなる事と思ふらめと申て笑」
⑦ 「つれぶし(連節)」の略。

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づれ【連】
〘接尾〙 (動詞「つれる(連)」の連用形から)
① 人を表わす名詞に付いて、その人を連れていること、または、それらの人々が連れ立っていることの意を表わす。「子どもづれ」「親子づれ」「二人づれ」など。
※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)前「おびくに、ふたりづれにてくる」
② 名詞に付いて、たかだかその仲間である意を添えて、さげすんだり、自らへりくだったりして用いる。
※玉塵抄(1563)二四「つばくらやすずめづれの小鳥はなにが鴻やつるのつれの大な鳥の心をばしらうぞ」
③ 人名や人を表わすことばに付いて、それを軽んじののしるのに用いる。
※天草本平家(1592)四「Qisozzureni(キソヅレニ) カタラワレテ ゴ ジュヲク アラウ コトワ シカルビョウモ ナイ」

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つ・れる【連】
[1] 〘自ラ下一〙 つ・る 〘自ラ下二〙
① 連れ立つ。いっしょに行く。同行する。また、いっしょに行動する。
※古今(905‐914)羇旅・四一二「北へゆくかりぞ鳴くなるつれてこしかずは足らでぞかへるべらなる〈よみ人しらず〉」
② ある物事の状態の変化などに伴って他の事が移り動く。→連れて。「歌は世につれ、世は歌につれ」
[2] 〘他ラ下一〙 つ・る 〘他ラ下二〙 いっしょに従える。同行者としてひきいて行く。
※文明本節用集(室町中)「連人 ヒトヲツルル」

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むらじ【連】
〘名〙 (「むらぬし(村主)」の意か)
① 姓(かばね)の名。令制前、首長の称号として神別(しんべつ)の者に賜わった。臣(おみ)と並ぶ有力豪族が多く、臣下の最高位にあって、大伴(おおとも)氏、物部(もののべ)氏からは大連(おおむらじ)が任ぜられて朝政を担当した。
※古事記(712)上「此三柱の綿津見神は、阿曇連(むらじ)等が祖神と以伊都久神ぞ」
② 天武天皇の時に制定された八色(やくさ)の姓(かばね)の七番目の姓。
※釈日本紀(1274‐1301)二一「卅八氏(みそちあまりやうち)に姓(かはね)を賜(たま)ふて連(ムラシ)と曰ふ」

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