Rakuten infoseek

辞書

連合【れんごう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

連合
れんごう
association
心理学用語。要素的経験がある法則に従い結合され,表象的心像や観念として復元されることをいう。連合の役割を強調する連合主義はイギリスの連想学派に始り,C.R.ダーウィンの進化論の影響を受け,H.スペンサー,A.ベインらによって連合心理学として確立された。この立場はアメリカの W.ジェームズにも影響を与え,これが現代の機能心理学として発展している。さらに,刺激と反応との結合または連合を主張する E.L.ソーンダイク結合主義もまたこの流れの代表的な展開の一形態であり,ひいては J.B.ワトソンを祖とする行動主義心理学の発展につながっている。ドイツにおいては,J.ヘルバルトの表象力学,さらに H.エビングハウスによる記憶の実験的研究が注目されるが,W.ブントも初期においては統覚的結合と同時に連合的結合を重視した。フランスでは,T.A.リボーがスペンサーやベイン流の進化論的連合主義と精神病理学とを統合し,現代フランス心理学の基盤を提供した。連合心理学は基本的には要素主義的であるため,ゲシュタルト学派によって批判されたが,新行動主義など現代心理学の理論的中核となっている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

知恵蔵

連合
日本労働組合総連合会の略。日本最大の労働組合のナショナルセンター(労働組合の全国的連絡協議組織)。組合員は2007年6月現在、約65万人。1989年11月発足。自由にして民主的な労働運動の伝統を継承し、「力と政策」を備え、労働条件の改善や国民生活の向上を実現することを綱領に掲げる。労働政策の分野に限らず、広く各種の審議会における活動を通し、国の政策形成にも発言力を行使。しかし、組織基盤については伸び悩みが目立つ。国際自由労連(ICFTU : International Confederation of Free Trade Unions)に一括加盟。連合以外の労組ナショナルセンターとしては、共産党色の強い全労連(全国労働組合総連合、約70万9000人)のほか、同じく左派系の全労協(全国労働組合連絡協議会、約14万7000人)がある。
(桑原靖夫 獨協大学名誉教授 / 2008年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

朝日新聞掲載「キーワード」

連合
日本最大の労働組合の中央組織で、正式名称は日本労働組合総連合会。企業ごとの労組が集まった49の産業別組織(産別)が加盟している。全都道府県に47の地方連合会があり、組合員は686万人。支持政党が異なっていた総評、同盟など四つの中央組織が1989年に大同団結して結成された。神津里季生(こうづ・りきお)会長は2015年10月に7代目の会長として就任。5日から2期目に入る予定だ。
(2017-10-05 朝日新聞 朝刊 2総合)

出典:朝日新聞掲載「キーワード」

デジタル大辞泉

れん‐ごう〔‐ガフ〕【連合/×聯合】
[名](スル)
二つ以上のものが共通の目的のために結び合うこと。「―して共同の敵に当たる」
心理学で、観念と観念、観念と感情など心的要素の結合、また刺激と反応との結合をいう。
《「日本労働組合総連合会」の略称》平成元年(1989)に発足した労働組合の統一組織。昭和62年(1987)に結成された全日本民間労働組合連合会に総評官公労組が参加し、官民統一の組織が実現した。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

人事労務用語辞典

連合
日本最大の労働組合の全国組織(ナショナルセンター)、日本労働組合総連合会の略称です。 今年10月の定期大会で高木剛氏が5代目の会長に選出されました。
(2005/10/31掲載)

出典:『日本の人事部』
Copyright © 2004- 2009 iQ. Co., Ltd. All Rights Reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

れんごう【連合】
日本労働組合総連合会の略称で,民間と官公庁のおもな労働組合が結集する日本最大のナショナルセンター。1989年(平成1)結成。 1980年代に入って労働戦線統一の気運が盛り上がり,まず民間労組の統一組織として,87年(昭和62)11月20日,55単産,1オブザーバー組織,6友好組織の計555万人が結集して全日本民間労働組合連合会(略称は連合,通称は民間連合)が結成された。これにともない,従来のナショナルセンターのうち,同盟中立労連は解散し,新産別も1年後の解散を決定した。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

精選版 日本国語大辞典

つれ‐あい ‥あひ【連合】
〘名〙
① つれあうこと。連れになること。伴うこと。また、その者。仲間。つれそい。
※歌舞伎・夢物語盧生容画(1886)四幕「我が日本は孤立にて他国に頼む連合(ツレアヒ)なし」
② 夫婦になること。また、ある人の夫や妻。配偶者。また、夫婦が第三者に対して自分の配偶者をいう語。つれそい。配偶。
咄本・昨日は今日の物語(1614‐24頃)上「ある人、久しきつれあひに離れて愁嘆する所へ」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

つれ‐あ・う ‥あふ【連合】
〘自ワ五(ハ四)〙
① 行動をともにする。相伴う。つれそう。つれだつ。
小学読本(1873)〈田中義廉〉一「朋友と、連(ツ)れ合(ア)ふて、遊ぶときは」
② 夫婦になっていっしょに暮らす。つれそう。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

連合」の用語解説はコトバンクが提供しています。

連合の関連情報

他サービスで検索

「連合」のスポンサー検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE GROUP, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.