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退紅【あらぞめ】

色名がわかる辞典

あらぞめ【退紅】
色名の一つ。「たいこう」とも読む。淡く、くすんだピンク色に近いべに。「退」は「褪(せる)」と同義で、色あせた紅染めを形容しており、薄い紅染めの染色をあらわす伝統色名。古くは「洗紅」とも表記した。洗朱あらいしゅと比較するとかなり明るい。狩衣かりぎぬとして着用したとされる。

出典:講談社
(C)Kodansha 2011.
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デジタル大辞泉

たい‐こう【退紅/×褪紅】
薄紅(うすくれない)の染め色。あらぞめ。
薄紅色に染めた狩衣(かりぎぬ)仕丁(じちょう)などが着用した。

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

たいこう【退紅】
平安時代以来,下級官人が着用した衣服の一種。養老の〈衣服令〉の武官朝服に見える桃染衫(さん)が原型であろうか。形は布衣(ほうい)とほぼ同じ。薄紅色に染めた麻布製,単(ひとえ)仕立て。烏帽子をかぶり黒染麻布のくくり袴をはき退紅を着た仕丁のことも指す。傘持,履持(くつもち)など公家の供をする召具(めしぐ)の装束の一つ。退紅をあらぞめと読むと薄紅色のことを指す。《延喜式縫殿寮の条に退紅の調布1反染めるのに,〈紅花小十四両,酢一合六勺,藁半囲,薪卅斤〉とある。

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あらぞめ【退紅】

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