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軽石【かるいし】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

軽石
かるいし
pumice
火山砕屑物一種浮石ともいう。多孔質,見かけ比重が水より小さく,淡色を呈する。安山岩質,英安山岩質,流紋岩質のガラス質火山岩の一種で,マグマが冷却するときに,その中のガスが急に逃げたために多孔質になったものである。大きさは 1m以上のものまである。軽いため軽量骨材として用いられる。

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デジタル大辞泉

かる‐いし【軽石】
溶岩が急冷する際にガスが噴き出してできた、小さな穴がたくさんある岩石。軽く、水に浮く。あか落としなどに用いる。浮き石。パミス

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岩石学辞典

軽石
浮石

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世界大百科事典 第2版

かるいし【軽石 pumice】
浮石ともいう。流紋岩,石英安山岩,安山岩などのケイ長質の化学組成をもち,白~淡色の多孔質ガラス質の火山砕屑物(さいせつぶつ)の一種。見かけ比重が小さく,しばしば水に浮く。大きさは火山灰大から径1m以上まである。軽量骨材,磨き砂などに使われる。【中村 一明

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

かるいし【軽石】
火山砕屑物の一。白ないし淡色のガラス質で、内部のガスの吹き出した小さい穴が多数あり、しばしば水に浮く。垢擦あかすりに使い、軽量ブロックの原料とする。浮き石。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

軽石
かるいし
pumice
多孔質で見かけ上の比重が小さく、淡色(明灰色ないし明白色)の火山砕屑物(さいせつぶつ)の一種。水に浮かぶものも多い。流紋岩質、石英安山岩質、安山岩質などの比較的珪長(けいちょう)質のマグマが地表近くに上昇し、急激な外圧の減少のために発泡して形成される。気孔はマグマの流動、空中放出などの過程を反映して、無数のパイプ群をなすことがあり、隔壁が細い糸状になることが多い。石基をなす淡色の部分は火山ガラスよりなり、輝石、角閃(かくせん)石、黒雲母(くろうんも)などの斑晶(はんしょう)がゴマ粒のようにちりばめられていることが多い。浮石ともいう。大きさは数ミリメートル大から1メートル大まである。空中放出物としては火山灰と同様、偏西風のため東側に偏った楕円(だえん)状の分布を示すが、軽石流として高速の粉体流が火山の斜面を流下することもある。軽石を形成したものと同一のケイ酸分に富むマグマで、ガス成分が少なく、発泡作用をおこさずに急冷すると、黒曜石(こくようせき)、松脂石(まつやにいし)、真珠石(いし)とよばれるような岩石になる。カルデラの形成に関連して大量に形成されることがあるが、苦鉄質マグマを主とする火山でも少量の軽石を噴出することも多い。南九州のシラスは鹿児島湾周辺のカルデラ形成に関連してできた。[矢島敏彦]

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精選版 日本国語大辞典

かる‐いし【軽石】
〘名〙
① 岩石の一つ。火山からふき出した溶岩が急速に冷えてできた岩石。含有ガスが出るときできた小さな穴があり、軽くて水に浮き、きわめてもろい。あかすりとして入浴時に用いられる。浮石(うきいし)。かろいし。〔十巻本和名抄(934頃)〕
※評判記・秘伝書(1655頃)下ほんの事「又きびすは、かるいしにてすり」
② あばたづらをいう。
※雑俳・川柳評万句合‐安永六(1777)礼六「かる石に目はなのついたうんつよさ」

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