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軌道【きどう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

軌道
きどう
orbit
運動する物体が描く経路。特に閉曲線に沿って周期運動するとき,この閉曲線を軌道ということが多い。たとえば,円運動における円軌道,太陽のまわりを公転する惑星の楕円軌道,原子のボーア模型における電子の軌道,宇宙船の軌道など。位相空間における代表点の軌道は位相軌道またはトラジェクトリーと呼ばれる。

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デジタル大辞泉

き‐どう〔‐ダウ〕【軌道】
電車などの軌条車両を走らせるための構造物からなる道。道床・枕木(まくらぎ)・レールなどからなる。「市電の軌道
天体が運行する道筋。「人工衛星の軌道
物体が運動するときに描く一定の道筋。「放物線の軌道を描く」
物事の経過していく道筋。「生活の軌道を修正する」「軌道をはずれる」

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世界大百科事典 第2版

きどう【軌道 orbit】
物体が運動するときに,その物体を代表する点(重心をとることが多い)が空間に描く道すじの曲線。質量mの物体が力Fを受けて運動するとき,ニュートンの運動方程式は,物体を代表する点の位置座標を(x,y,z)として,と表される。時刻t=0のときの位置と速度が与えられれば,この方程式から物体の位置が, xf1(t),yf2(t),zf3(t)のように時間tの関数として求められ,各tに対する位置(x,y,z)をつなげば軌道が得られる。

出典:株式会社平凡社
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きどう【軌道】
(1)簡易規格の鉄道。一般には道路に敷設し,歩行者,自動車などと共用の関係を持つ。市街地で電車を運転する場合には,路面電車(市内電車,市電)ともいう。1882年,東京市街に馬車軌道を開業したのが日本最初の事例。歴史的には,人力畜力,蒸気,内燃(ガソリンディーゼル)などの軌道が存在したが,現在は電気軌道に限られる。〈軌道法〉により,運輸,建設の両省庁が監督するが,なかには大阪市営地下鉄のように本格的な鉄道と区別がつかず,道路と無関係な事例もある。

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大辞林 第三版

きどう【軌道】
電車などを通すための道。道床・枕木・レールなどからなる。線路。 〔「軌条(レール)」と同義で使われることもある〕
軽便な鉄道。路面電車など。
物体が一定の法則に従って運動するときに描く道筋。特に、天体が一定の曲線を描いて運行する径路。
物事が進んでいく一定の方向。 「 -を外れる」 「 -を修正する」 〔ロプシャイト「英華字典」(1866~69年)に orbit の訳語として載る。日本では「和英語林集成再版」(1872年)が早い例。鉄道の軌条の意味の訳語として「和英大辞典」(1896年)に載る〕
[句項目] 軌道に乗る

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

き‐どう ‥ダウ【軌道】
〘名〙
① 一定の速度と方向をもって運動する物体または粒子の道すじ。特に、天体の運行する径道をいう。〔和英語林集成(再版)(1872)〕
※改正増補物理階梯(1876)〈片山淳吉〉下「然れども其運行は互に皆限定したる常道ありて、之を軌道と名づけ」
② 物事がある方向に進んでいくように予想され、計画されたその方向、状態。正しい方向。また、その方向に進むこと。
※帰省(1890)〈宮崎湖処子〉八「唯我が過去の履歴、現在の地位、未来の軌道」
③ 車の通行する道。または、車輪の跡。わだち。
(イ) 車両の通行に供するための構造物。路盤の上に道床を設け、まくら木などで締結した二本以上の軌条を平行に敷設してある。また、軌条と同じ意味に使われることもある。
西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外「鉄道の改革を始め鉄線を太くし軌道の幅を定め」
(ロ) 一般交通の用に供する道路の路面に、鉄道車両を走らせるために敷設した構造物。
※軌道条例(明治二三年)(1890)二条「馬車鉄道及其他之に準ずべき軌道布設の為」

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