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【ざい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


ざい
goods
人間の欲望を充足するために必要な物質的な手段,あるいはサービスのこと。一般に,空気のように欲望に比して供給量が相対的に過剰な自由財と,欲望に対して供給量が相対的に過小な経済財に分類される。オーストリア学派の C.メンガーが強調したように,経済財と自由財の類別は財に固有なものではなく,そのときどきの供給量や人間の欲望の変化に伴って,元来自由財であった財が経済財になったり,あるいは逆に経済財であった財が自由財になったりする。また,市場経済に固有な商品の概念とは異なって,財は超歴史的な概念である点にも注意を払わなければならない。

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知恵蔵

消費支出は、財(商品)とサービスへの支出に分けられる。財はさらに、耐久財、半耐久財、非耐久財と区分される。2005年家計調査によれば、2人以上の世帯では、消費支出に占めるサービスの割合が42.4%と最も高く、次いで非耐久財が41.4%、半耐久財が9.5%、耐久財が6.6%である。
(上村協子 東京家政学院大学教授 / 2007年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

デジタル大辞泉

ざい【財】
財産。富。「巨額のを築く」「をなげうつ」「を成す」
経済学で、人間の欲望を満たし、人間が支配・処分することのできるもの。有り余るほどあって売買の対象とならないものを自由財、欲望に比して希少性をもち、その獲得になんらかの努力を必要とし、売買の対象となるものを経済財という。財貨。
「財界」「財界人」の略。「政官

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ざい【財】[漢字項目]
[音]ザイ(呉) サイ(漢) [訓]たから
学習漢字]5年
〈ザイ〉値うちのあるもの。有用な物質や金銭。たから。「財貨財源財産財政財宝家財散財私財借財浄財蓄財理財消費財
〈サイ〉たから。お金。「財布

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世界大百科事典 第2版

ざい【財 goods】
一般に,人々が消費や生産という経済活動を行うさいに用いられるものをいう。英語のgoods and services(財貨・サービス)という表現からわかるように,たんに有形な物質的なものだけでなく,サービスという無形なものも含めて考えるのが普通であるが,マルクス経済学では物質的なものに限定して考えることが多い。 経済学で財という言葉を用いるときには,経済財と自由財に分けられることがある。経済財というのは,人々が直接,間接に管理することができるようなもので,その供給が限定されていて,市場的交換の対象となるようなものをいう。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ざい【財】
財産。富。 「巨万の-を築く」 「 -を成す」
人間の生活にとって貴重な物。 「文化-」
〘経〙 人間の欲望を満たすのに役立つもの。自由財と経済財に分けられる。広義では、非物質的財貨であるサービスも含む。財貨。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)


ざい

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ざい【財】
〘名〙
① 人間の生活にとって貴重な物質、物品、あるいは金銭など。たから。財産。財物。財貨。
※権記‐長保三年(1001)四月二〇日「禊日見物之車財百両許」
※随筆・胆大小心録(1808)七一「婬奔ならずとも、利慾にふかくして、財をうまんとするはいかにぞや」 〔易経‐繋辞下〕
② 家にある道具類。家財。什器(じゅうき)
③ 経済学で、人間の物質的、精神的欲望をみたすものをいう。自由財と経済財とに分かれるが、前者は空気や日光のようにそれを手に入れるために対価の支払いを必要としないもの、後者は商品のように対価の支払いを必要とするものをいう。〔国民百科新語辞典(1934)〕

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