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【フ】

デジタル大辞泉

ふ【負】
ある数が零より小さいこと。マイナス。⇔
イオン電極などの電荷マイナスであること。陰。⇔

出典:小学館
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編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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ふ【負】[漢字項目]
[音](慣) ブ(呉) [訓]まける まかす おう おぶう
学習漢字]3年
物を背にのせる。「負荷負笈(ふきゅう)
めんどうな物事を背負い込む。身にこうむる。「負債負傷負担
後ろだてとする。頼みとする。「誇負自負抱負
敵に背を見せて逃げる。まける。「勝負(しょうぶ)
数学で、零より小さい数。「負号負数正負
[名のり]え・ひ・おい・ます
[難読]靫負(ゆげい・ゆぎえ)

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世界大百科事典 第2版

ふ【負】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ふ【負】
〘数〙 ある数が零より小さいこと。マイナス。
イオン・帯電体などの電荷がマイナスであること。マイナス。陰。
▽⇔

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

おい おひ【負】
〘名〙 (動詞「おう(負)」の連用形の名詞化)
① 背に物を載せること。負うこと。
② 傷などを身に受けること。「手負い」
③ 借金をすること。負債。
仮名草子・仁勢物語(1639‐40頃)下「大方は月をも愛でじ未進(みしん)せじ積れば人の負(ヲヒ)となるもの」

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お・う おふ【負】
[1] 〘自ハ四〙
① それにふさわしい様子である。似合っている。
※古今(905‐914)仮名序「文屋の康秀は、ことばはたくみにて、そのさま身におはず」
② (「名におう」の形で) 名前に適合する。その名にふさわしくする。
古事記(712)下・歌謡「かくの如(ごと) 名に淤波(オハ)むと そらみつ 大和の国を 蜻蛉島(あきづしま)とふ」
※伊勢物語(10C前)九「名にしおはばいざ事とはむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと」
[2] 〘他ワ五(ハ四)〙
① せなかに載せる。背負う。しょう。
※古事記(712)上「其の妻須世理毘売(すせりびめ)を負(おひ)て、〈略〉逃げ出でます時」
② 身に受ける。こうむる。引きうける。
(イ) 傷害を身に受ける。
※古事記(712)中・歌謡「いざ吾君(あぎ) 振熊(ふるくま)が 痛手淤波(オハ)ずは 鳰(にほ)鳥の 淡海(あふみ)の海に 潜(かづ)きせなわ」
(ロ) 恨み、報いなどを身に受ける。
※万葉(8C後)四・六四六「大夫(ますらを)の思ひ侘びつつ度(たび)まねく嘆き嘆きを負(おは)ぬものかも」
※源氏(1001‐14頃)桐壺「恨みをおふつもりにやありけむ、いとあつしくなりゆき」
(ハ) 責任をひきかぶる。
※今昔(1120頃か)二九「此の事は荒三位と云て藤原のと云ふ人ぞ、負(おひ)ける」
③ 身にもつ。
(イ) 負債など、悪い状態を身にもつ。
※宇治拾遺(1221頃)一「ここに旅人来てやどらんとす。その人は、我金を千両をひたる人なり」
※現代経済を考える(1973)〈伊東光晴〉IV「こうしたハンディキャップを負う人たちが」
(ロ) 義務、責任をもつ。「責任を負う」
※火の柱(1904)〈木下尚江〉七「自己の職分と父の贖罪と二重の義務を負(オ)んでるのだから」
(ハ) (「…に負う」の形で) そのことに原因する。影響を受ける。おかげをこうむる。
※物理学と感覚(1917)〈寺田寅彦〉「吾人の時間に対する観念の源でも実は吾人の視覚に負ふ所が甚だ多い」
④ 後ろにする。背景にする。
※機動演習(1903)〈田口掬汀〉三「森を背後に負うた小山のやうな一構(ひとかまへ)
⑤ 名をもつ。その名を名のる。
※古事記(712)上「亦其の神の御名は、汝負(おひ)て仕へ奉れ」

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おう・す おふす【負】
〘他サ下二〙 命ずる、言いつける意の「おおす(負)」の上代東国方言。
※万葉(8C後)二〇・四三八九「潮船の舳(へ)越そ白波にはしくも於不世(オフセ)賜ほか思はへなくに」

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おぶ・う おぶふ【負】
〘他ワ五(ハ四)〙 (東日本を中心に分布していた人を負う動作を意味する動詞「おぶ」から派生したため、この語も主に東日本に分布したものか)
① 背中に物をのせる。背負う。おう。しょう。多く子供を背負う場合に用いられる。
洒落本・南江駅話(1770)「くたびれたらおぶってやろふ」
② 多くの仕事、責任などを引き受ける。他人の仕事、負担などを引き受ける。多く好ましくない物事を引き受ける場合に用いられる。
※洒落本・多佳余宇辞(1780)「おぶって置いて、しんにするとは、上げ下げじゃア大きな出入だ」

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おぶさ・る【負】
〘自ラ五(四)〙
① 人に背負われる。人に背負ってもらう。
※俳諧・七番日記‐文化一五年(1818)三月「御仏の代におぶさる蜻蛉哉」
② (おぶされば足(金銭)を使わない意から) 他人に費用を出してもらう。おんぶする。たよる。
雑俳・藐姑柳(1785)六月一五日「をぶさるやつへ変なをおっ付る」

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おぶ‐・せる【負】
〘他サ下一〙 背負わせる。また、おんぶさせる。

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おぶっさ・る【負】
〘自ラ四〙 (「おぶさる(負)」の変化した語)
※雑俳・柳多留‐三(1768)「妹のおかげで馬におぶっさり」
※洒落本・深川手習草紙(1785)跋「四つ明に一二三度、取替貰(オフッサッ)て通ひしが」

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おんぶ【負】
〘名〙
① (「おぶう(負)」の変化した語) 子供をせおうこと、または、せおわれることをいう幼児語。
※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)前「坊はおとっさんにおんぶだから、能(いい)の」
② 他人にたよること。とくに、他人に金銭や品物を負担させること。
※雑俳・柳多留‐三八(1807)「大名におんぶで渡るぬけ参り」

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ふ【負】
〘名〙
令制官人考課を決める場合の評価を低くする評定要素。罪を犯して贖銅一斤を支払うことを一負とし、十負を一殿(でん)とする。一殿ごとに成績が一等下される。
令義解(718)考課「私罪。計贖銅一斤一負
② 数学で、ある数が0より小さいこと。マイナス。⇔。〔数学ニ用ヰル辞ノ英和対訳字書(1889)〕
③ イオン、電極などの電荷がマイナスであること。〔工学字彙(1886)〕
④ 不利、暗い、陰気など、好ましくない状態。

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まか・す【負】
〘他サ五(四)〙 負ける状態にする。負けさせる。
曾我物語(南北朝頃)一「兄の彌五郎、弟二人をまかして」

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まか・る【負】
〘自ラ五(四)〙 負けることができる。値段を安くできる。
咄本・無事志有意(1798)駕好「『百五十にまけな』〈略〉『サア使にゆくのだ、負(マカ)らばはやく』」

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ま・く【負】
〘自他カ下二〙 ⇒まける(負)

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まけ【負】
[1] 〘名〙 (動詞「まける(負)」の連用形の名詞化)
① 争いに負けること。競争に負けること。敗北。⇔勝ち
※和泉式部続集(11C中)下「今更にわらは遊びをしつるかなしるきまけとや人の見るらん」
② 値段を安くすること。値引きすること。また、そのかわりのもの。おまけ。
※浮世草子・沖津白波(1702)四「五十両にはならぬかといへば、いやまけは御ざりませぬ」
③ 損をすること。また、その損失。
※洒落本・辰巳之園(1770)「めくりを打て、六七百まけて」
④ 手形交換所へ出した手形で、支払勘定の方が多いこと。
[2] 〘語素〙 (名詞または動詞の連用形などに付いて) その事柄において他人から圧倒されることを表わす。「気力負け」「根負け」「力負け」など。また、その事柄において度が過ぎるためにかえって本意を失うことを表わす。「名前負け」「位負け」など。
虞美人草(1907)〈夏目漱石〉五「女もあれ程に飾ると、飾りまけがして」

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ま・ける【負】
[1] 〘自カ下一〙 ま・く 〘自カ下二〙
① 力や技が劣って敵することができなくなる。優劣、強弱などをきそって、屈服する。敗北する。⇔勝つ
※書紀(720)天智二年八月(北野本訓)「大唐の船師と合ひ戦ふ。日本不利(マケ)て退く」
② ひけめを感じる。また、気持の上ではりあうことができなくなる。
※伊勢物語(10C前)六五「思ふには忍ぶることぞまけにける逢ふにしかへばさもあらばあれ」
③ 理に屈して、相手に従う。
※竹取(9C末‐10C初)「此の皮衣は、火に焼かんに焼けずはこそ、誠ならめと思ひて人のいふ事にもまけめ」
④ ある物事に対して抵抗できなくなる。「誘惑に負ける」
※コンテムツスムンヂ(捨世録)(1596)一「ワガ ミヲ タッシテ セッシヲサメザル ヒトワ タチマチ Tentaçāo ニ セメラレ、イササカノ イヤシキ コトニモ maquru(マクル)ナリ」
⑤ 漆、薬品、寒暑など外部から受ける強い刺激で皮膚や肉体が損傷する。
※浮世草子・傾城禁短気(1711)三「うるしにまけたる者に付れば」
[2] 〘他カ下一〙 ま・く 〘他カ下二〙
① 値引する。安くする。また、おまけをつける。
※虎寛本狂言・胸突(室町末‐近世初)「今までの利分をばまけておまさうぞ」
② 大目に見る。

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