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貝殻【かいがら】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

貝殻
かいがら
shell
軟体動物が外套膜から分泌形成し,その外被としている硬い構造。炭酸カルシウムを主成分とするが,コンキオリンなど特有の蛋白質も含む (約1%) 。外表から順に殻皮層,殻質層 (角柱層) ,殻質下層 (真珠層) の3層に分けられる。殻皮層はキチン質できわめて薄い。殻質層は色素を含み,最も厚い。殻質下層は無数の薄層をもつ真珠質から成り,光線干渉による美しい光沢を放つ。体内に侵入した砂粒などの異物のまわりに真珠質が分泌されると,真珠ができる。殻の形状は変化に富み,一般に二枚類では皿状の殻が左右2枚,腹足類では杯状または旋状,ツノガイなどの掘足類では両端で開口する角笛状となる。頭足類でもこれらに相当するものがあるが,体内に陥入して甲またはペンと呼ばれている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

かい‐がら〔かひ‐〕【貝殻】
貝の軟体を外側から包む石灰質などからなる硬い物質。

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世界大百科事典 第2版

かいがら【貝殻】

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精選版 日本国語大辞典

かい‐がら かひ‥【貝殻】
〘名〙
① 貝の体の外側をおおう殻(から)。外とう膜から分泌される貝殻質と炭酸石灰の混合したもので形成され、二枚貝は殻皮(かくひ)層、角柱層、真珠層の三層からなる。石灰の原料に利用される。介殻(かいかく)。〔羅葡日辞書(1595)〕
※浄瑠璃・心中天の網島(1720)橋尽し「あのいたいけなかいがらに、一ぱいも無きしじみ橋」
※浄瑠璃・加増曾我(1706頃)三「耳際(みみぎは)よりかひがらかけて切こまれ、よろりよろりと引きにける」

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