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貝柱【かいばしら】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

貝柱
かいばしら
adductor muscle
軟体動物二枚貝類に発達する,2枚のを閉じるための筋肉俗称で,殻内面に付着していて,収縮により殻を閉じる。閉介筋,閉殻筋肉柱ともいう。通常前後に1対。大きく発達したものは食用に賞用される。殻を打合せて泳ぐホタテガイ類では大きな後閉介筋だけが中央に残る。

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デジタル大辞泉

かい‐ばしら〔かひ‐〕【貝柱】
二枚貝の貝殻の内側について、殻を開閉する筋肉。ふつう前後に二つある。閉殻筋。肉柱(にくちゅう)。
ホタテガイ・タイラガイなどの大きな筋肉。ゆでて干し中国料理に、生ですし種や酢の物、またバター焼きなどにして賞味する。

出典:小学館
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栄養・生化学辞典

貝柱
 二枚貝の閉殻筋.ホタテガイ,バカガイなどではよく発達していて食用にする.また乾燥品も好まれる.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

かいばしら【貝柱】
二枚貝の殻を開閉する筋肉。たんに〈柱〉ともいい,タイラギ(タイラガイ),ホタテガイ,イタヤガイ,バカガイなどのものが美味である。タイラギのそれは最も大型で関東以南の市場で柱といえば,おおむねこれを指す。バカガイのそれは小型で小柱と俗称する。刺身,酢の物,あえ物,すし種など生食を主とするが,ホタテガイやイタヤガイのものはフライ,バター焼き,焼物煮物に,小柱はかき揚げにもよい。 タイラギの柱は加熱によりかたくしまるのでもっぱら生食とする。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

かいばしら【貝柱】
二枚貝の両方の貝殻をつなぎ、閉じさせる筋肉。閉殻筋。肉柱。
ホタテガイ・イタヤガイなどの肉柱を加工した食品。はしら。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

貝柱
かいばしら
二枚貝の貝殻を閉じるのに使う筋肉柱をいう。アサリ、ハマグリ、バカガイなどは2個。ホタテガイ、タイラギなどは殻の中央に大きなものが1個ある。バカガイの貝柱は小さいが、小柱などとよばれ、酢の物、和(あ)え物、すし種(だね)、かき揚げなどにして喜ばれる。ホタテガイの貝柱は生(なま)または煮熟したものが売られている。生は刺身、酢の物、てんぷら、フライなどに向き、煮熟したものはバター焼き、チャウダーなどに向く。タイラギは平貝の名で売られ、刺身やフライにしてうまい。貝柱はどれもうまいが、これはベタイン類やコハク酸などに富むためとされている。ホタテガイの貝柱からは煮干し品がつくられ、中華料理に使われる。この作り方は沸騰海水中にホタテガイを入れ、口をあけさせ、肉を取り出す。これから貝柱だけを分け、さらに煮熟し、焙乾(ばいかん)と日干しを繰り返す。干し上がったものは白乾(しらぼし)とよばれる。淡褐色で固く締まったものが良品。外套膜(がいとうまく)や内臓をつけたまま干したものは黒乾という。ホタテガイ以外の貝柱からも多少煮干しがつくられる。いずれもうまく、中華料理その他に使われる。[金田尚志]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

かい‐ばしら かひ‥【貝柱】
〘名〙
① 二枚貝の両殻を閉じる働きをする閉殻筋の俗称。前方と後方に二個ある場合が多い。肉柱(にくちゅう)。かいのはしら。貝の星。〔生物学語彙(1884)〕
② イタヤガイ、ホタテガイなどの肉柱を煮て乾燥した食品。はしら。〔東京大正博覧会出品之精華(1914)〕

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