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譜代大名【ふだいだいみょう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

譜代大名
ふだいだいみょう
江戸時代の諸大名のうちで,関ヶ原の戦い以前に徳川氏に臣従した者。外様と区別される。領地は5万石以下が圧倒的に多かったが,戦略的に重要な地点におかれた。老中若年寄など幕府要職を占め,親藩に次いで好遇された。江戸時代後期総大名 266家だったとき,譜代大名は 145家あった。安祥御譜代 (特に阿部,青山,石川,植村,大久保,酒井本多氏を安祥七譜代という) ,岡崎御譜代,駿河御譜代の別がある。なお外様大名で譜代大名に準じるものを願御譜代といった。

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デジタル大辞泉

ふだい‐だいみょう〔‐ダイミヤウ〕【譜代大名】
江戸時代、関ヶ原の戦いの前から徳川氏の家臣であった大名。全国の要所に配置され、幕府の要職を独占した。譜代。→外様(とざま)大名

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世界大百科事典 第2版

ふだいだいみょう【譜代大名】
江戸時代における大名類別の一つ。譜代とは系図正しく,その家を継承してきた者の意。転じて世襲的に主人に奉公する者を指すようになった。武士の間では鎌倉時代以降発生し,世襲的な主従関係をもつ家臣を譜代といった。江戸時代においては,関ヶ原の戦以降,新しく徳川氏に服属した外様大名に対し,徳川氏の家臣団のなかから大名に取り立てられた者を譜代大名とよんだ。 徳川家康は覇権確立以降,徳川一門(親藩)とともにさかんに譜代大名を取り立て,関東をはじめ東海,東山および周辺諸国に配置したが,大坂落城後は畿内を掌中に収め,大坂およびその周辺諸国に配置した。

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大辞林 第三版

ふだいだいみょう【譜代大名】
江戸時代、大名の家格の一。関ヶ原の戦い以前から徳川氏に臣従していた臣下。将軍家の股肱ここうとして要地・要衝に封ぜられるとともに、幕府の要職に就いて政務にかかわった。譜代。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

譜代大名
ふだいだいみょう
江戸時代における大名類別の一つ。世襲的な主従関係をもつ家臣を譜代といい、鎌倉時代以降武士の間で発生した。江戸時代においては、関ヶ原の戦い以降、新しく徳川氏に帰属した外様(とざま)大名に対し、徳川氏の家臣団のなかから大名に取り立てられた者を譜代大名と称した。徳川家康による譜代大名の拡大政策は、歴代将軍によって強力に推進され、徳川氏を支える強力な基盤となった。最高は井伊氏の35万石。5万石以下の小大名が多い。しかし、譜代大名は全国の要地に配置され、老中・若年寄(わかどしより)、寺社奉行(ぶぎょう)、京都所司代(しょしだい)、大坂城代などの要職を独占し、幕政を執行する重要な立場にあった。[藤野 保]

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精選版 日本国語大辞典

ふだい‐だいみょう ‥ダイミャウ【譜代大名】
〘名〙 譜代④である大名。譜代。
※政談(1727頃)一「御譜代大名計りに所替仰せ附けらるること是又偏跛にて」

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