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諸蕃【ショバン】

デジタル大辞泉

しょ‐ばん【諸×蕃】
古代、氏族類別した呼称の一。中国・朝鮮から渡来したと称する諸氏。秦(はた)氏・漢(あや)氏・百済(くだら)氏など。蕃別。→皇別神別

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世界大百科事典 第2版

しょばん【諸蕃】

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大辞林 第三版

しょばん【諸蕃】
もろもろのえびす。諸外国を卑しめていう語。
「新撰姓氏録」による氏族の分類の一。渡来人が祖先とされる氏族。秦氏・百済氏・漢氏など。 → 神別皇別

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日本大百科全書(ニッポニカ)

諸蕃
しょばん
古代日本における高句麗(こうくり)、百済(くだら)、新羅(しらぎ)など朝鮮諸国に対する総称。奈良末期から平安初期にかけて渡来系氏族の類別を表す用語ともなる。諸蕃の語句の初出は『日本書紀』清寧(せいねい)天皇3年11月是月(このつき)の条で、「海表ノ諸蕃、並ニ使ヲ遣シテ調進(たてまつ)ル」とある。渡来系氏族の類別を示す語として諸蕃を用いたのは、815年(弘仁6)に成立した『新撰姓氏録(しんせんしょうじろく)』であって、皇別、神別とともに諸蕃を「三体」の一つとして項目をたてている。『日本書紀私記』の「弘仁(こうにん)私記序」には『諸蕃雑姓記』という書名があげられているので、渡来系氏族を類別するのに諸蕃の語で表すことは、『新撰姓氏録』より以前に始まっていたことが知られる。[佐伯有清]

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精選版 日本国語大辞典

しょ‐ばん【諸蕃】
〘名〙
① 諸外国をいやしめていう語。
※続日本紀‐天平勝宝六年(754)正月丙寅「百官・諸蕃朝賀。天子於蓬莱宮含元殿朝」
② 上代、氏族を系統によって三種に分けた一つ。中国・朝鮮からの帰化人の氏族をいう。
※新撰姓氏録(815)序「大漢三韓之族、謂之諸蕃

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