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認識批判【にんしきひはん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

認識批判
にんしきひはん
critique of knowledge; Erkenntniskritik
一般には人間の認識や認識能力に対する学問的考察吟味をいうが,歴史的には特に 18世紀のヨーロッパ哲学における形而上学の可能性をめぐる認識能力の起源,本質,限界などに対する一連の考察をさし,その代表者は J.ロックおよび I.カントといわれる。前者が認識はどのように成立しているかを事実的に問おうとしたのに対し,後者は認識がどのように成立するかを権利的に問うた。これは当時の社会の精神的基盤であった神についての理性的認識の根本を問うものとして重大な影響を及ぼし,したがって哲学とは認識批判を根底においた認識論であるとの観さえ呈し,この傾向は 20世紀初めまで持越された。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

認識批判
にんしきひはん

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精選版 日本国語大辞典

にんしき‐ひはん【認識批判】
〘名〙 (Erkenntniskritik の訳語) 広義の認識論に含まれる一分野。一八世紀ヨーロッパで、神学と形而上学の認識を根本から批判したことにはじまる。ロックとカントを創始者とする。

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