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【しょう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


しょう
漢方用語。証候ともいう。独立した診断概念で,疾病のある段階における病人の自覚・他覚症状などをもとに,病因,病位 (病の位置) ,病性 (病の性情) ,病勢 (病の勢いや方向) などの病理を概括したもの。古来「症」の字と音が同じなので通用したが,「症状」や「症候」とは別のものである。これには「虚証」「実証」「お血 (おけつ) 証 (中国では血お証) 」などのほか,「八味丸証」のように処方名によって呼ばれるものなど各種ある。中国では 1989年に『中医証候弁治軌範』を刊行し,各種の証の概念と名称に関する規準を発表している。

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デジタル大辞泉

あかし【証】
《「灯(あかし)」と同語源》ある事柄が確かであるよりどころを明らかにすること。証明。証拠。「身のを立てる」

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しょう【証】
証拠。「もって後日のとす」
仏語。正法を修得して真理を悟ること。悟りを得ること。
漢方で、病状、症状のこと。

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しょう【証〔證〕】[漢字項目]
[音]ショウ(呉)(漢) [訓]あかす あかし
学習漢字]5年
確かな根拠に基づいて事実を明らかにする。あかす。「証言証人証明検証考証実証認証論証
事実を明らかにするもの。あかし。「証左証跡引証確証反証物証傍証
証明のための文書。「証券証書/学生証・免許証」
仏教で、悟り。「証果内証(ないしょう)
[補説]「証」と「證」はもと別字で、「証」はいさめる意を表した。
[名のり]あきら・つく・み
[難読]内証(ないしょ)

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世界大百科事典 第2版

しょう【証】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

しょう【証】
証拠。しるし。 「後日の-とする」
〘仏〙 悟り。悟ること。修行や仏事の成果を示すこと。
漢方で、体力、抵抗力、症候などの患者の状態。または、方剤が用いられるための条件。これによって、治療方針を決定する。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)


しょう
漢方医学で用いられる語で、病人が示すさまざまな症状(症候群)をいう。この証の決定は、望診(ぼうしん)、問診(もんしん)、聞診(ぶんしん)、切診(せっしん)という漢方独自の診察によってなされる。こうした総合観察の結果、その病人は葛根湯(かっこんとう)で治るという確証が生まれれば「葛根湯の証」があると診断される。このように、漢方にあっては病名のかわりに処方名の下に証をつけて診断名とする。また、証には主証と客証とがある。主証は必発の症状であり、客証は、主証があるために出現したり消えたりする症状である。漢方における処方は、この主証によって決定される。[矢数圭堂]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

しょう【証】
〘名〙
① 事実によってあきらかにすること。あかしを立てること。しるし。あかし。
大鏡(12C前)五「証なきこととおほせらるるに、げにとて、御てばこにをかせたまへる刀まして、たちたまひぬ」
※読本・椿説弓張月(1807‐11)拾遺「便左に援引して、もて証(セウ)とす」 〔漢書‐周勃伝〕
仏語。正法を修めて真実の理を体得すること。悟り。
※百座法談(1110)三月二七日「又此百座の御講はあらたなる証候事なり」
③ 漢方で、病状、症状のこと。

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しょう‐・す【証】
〘他サ変〙 ⇒しょうする(証)

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しょう‐・する【証】
〘他サ変〙 しょう・す 〘他サ変〙 (「しょうずる」とも)
① 仏語。仏の教えによって、真理を体得する。悟りをひらく。
今昔(1120頃か)一「忽に果を証して羅漢と成にけり」
② 事実であることを証明する。証拠だてて物事を明らかにする。
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一「亜歴西士・徳・多克未爾(アレキシス・ド・トークヴイール)の履歴を引て、これを証すべし」
③ 保証する。請け合う。

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そう‐・す【証】
〘他サ変〙 (「そう」は「しょう」の直音表記) 証明する。証(しょう)する。
催馬楽(7C後‐8C)葦垣「天地の 神も 神も 曾宇之(ソウシ)たべ 我はまうよこし申さず」

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