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記憶装置【キオクソウチ】

パソコンで困ったときに開く本

記憶装置
データを記録しておく装置の総称で、ハードディスクCD-ROMなどのほか、電源の入っているあいだだけ記録されているメモリーも含まれます。ただし、英語の「ストレージ」の意味では、メモリーを除く、データを長期的に蓄積、保存する「外部記憶装置」を指します。
⇨CD-ROM、ハードディスク

出典:(株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本

デジタル大辞泉

きおく‐そうち〔‐サウチ〕【記憶装置】
memory》コンピューターを構成する装置の一つで、プログラムデータを記憶しておく部分。動作が高速で中央処理装置CPU)が直接読み書きを行う主記憶装置と、大容量で電源を切っても記録内容が保持される補助記憶装置に大別できる。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
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IT用語がわかる辞典

きおくそうち【記憶装置】
コンピューターで、データやプログラムを記憶する装置。一時的な記憶に利用され、CPUが直接データの読み書きをする主記憶装置(メインメモリー)と、電源を切っても記憶内容が消去されない補助記憶装置の2種類に分けられる。前者にはRAM(ラム)、後者にはハードディスクが広く使われる。

出典:講談社
(C)Kodansha 2011.
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世界大百科事典 第2版

きおくそうち【記憶装置 memory device】
コンピューターの一部でデータやプログラムをたくわえる部分を記憶装置という。CPU(中央処理装置の略)が記憶装置からプログラムとデータとを取り込んで計算し,結果を記憶装置に書き込むことで計算が進む。コンピューターは,通常,複数の記憶装置をもっている。
【記憶装置の原理】
コンピューター内部では,0と1だけで構成された二進数によって,数値だけでなく文字や画像などのすべての情報が表現される。記憶装置においては電気・磁気などの物理量によって情報が表現され,半導体メモリーの場合はトランジスターの出力電圧が正か0か,磁気記憶の場合は磁化されているかいないかなどの2状態を二進数の0と1とに対応させることによって情報を表現する(図1-a,図1-b)。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

きおくそうち【記憶装置】
コンピューターの基本装置で、必要なデータを蓄えておくもの。 LSI などを用いた主記憶装置と、磁気ディスク・磁気テープなどを用いた補助記憶装置に大別される。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

記憶装置
きおくそうち
memory unit; storage unit
コンピュータの構成部分で,データプログラムを記憶する装置。メモリと略称される。主記憶装置 (内部記憶装置) と補助記憶装置 (外部記憶装置) とに分けられる。主記憶装置は,コンピュータ本体が直接アドレスを指定して情報を入力,出力することのできるもので,初期には磁気ドラムが使われたが,1950年頃からは磁心記憶 (コアメモリ) が普通となり,現在では,より高速な読み書きができる集積回路記憶装置 (ICメモリ) が主流となっている。補助記憶装置は,主記憶装置の容量の不足を補うのに用いる大容量,低速の記憶装置で,磁気ドラム磁気ディスク装置磁気テープ装置がある。アクセスタイムは ICメモリ,コアメモリ,磁気ドラム,磁気ディスク装置,磁気テープ装置の順に大きくなり,コアメモリで1マイクロ秒以下,磁気ディスクで数十ミリ秒程度であるが,1ビットを記憶するのに必要な単価は上の順の逆に安くなり,また記憶容量の大きいものが得やすくなる。このためコンピュータでは機能と経済性とを考慮した記憶装置が利用されており,これを記憶階層 memory hierarchyという。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)

記憶装置
きおくそうち
storage
コンピュータシステムにおいて、プログラムおよびデータを格納、保持し、取り出すことができる装置。メモリー、ストレージともいう。コンピュータでは、プログラムとデータをともに記憶しておき、順次、プログラムを構成している命令を実行し、データに(場合によっては命令にさえも)操作を施していくことによって、自動的に処理が行われる。そこで、コンピュータにとって記憶装置は必須(ひっす)の構成要素であるといえる。[土居範久]

分類

記憶装置は高速で、しかも容量が大きいほうが望ましいが、設計上および経済上おのずと限界がある。そこで、一般には、CPU(中央処理装置)で直接アクセス(情報を取り出す)できる記憶装置には、容量は比較的小さいが高価な高速の素子を用いて、実行の際に実際に必要とするプログラムとデータだけを記憶させ、残りは、それに比べて低速ではあるが、安価で容量が大きい記憶装置に記憶させるようにする。前者を主記憶装置(メインメモリー)といい、後者を外部記憶装置という。さらに、主記憶装置も、容量は少ないがより高速な記憶と大容量のそれ程高速でない記憶とで構成することが多い。より高速な記憶をキャッシュメモリーとかバッファメモリーという。この場合、CPUが実際にアクセスするのはキャッシュメモリーである。外部記憶装置に記憶させた内容は、必要に応じてそのつど主記憶装置に転送して使用する。主記憶装置以外の記憶装置を補助記憶装置という。主記憶装置を内部記憶装置、入出力チャネルを通してだけアクセスできる記憶装置を外部記憶装置ということもある。また、インターネットを利用してウェブ上のサーバーにデータを保存することができるオンラインストレージというサービスもある。[土居範久]

主記憶装置

初期には、超音波を利用した遅延回路や、ブラウン管を用いた静電記憶などがあり、ついで磁気ドラム記憶装置が用いられたが、1950年代の第1世代の後半からは磁気コアがおもに用いられた。
 1970年代のなかば、第3世代後半になって、半導体メモリーsemiconductor memory(ICメモリー)が出現し、磁気コアにとってかわった。半導体メモリーには、読出しや書込みができるRAM(ラム)(random access memory)と、記憶内容の読出ししかできないROM(ロム)(read only memory)がある。
 RAMには、スタティックRAMと、ダイナミックRAMの2種類がある。スタティックRAMはフリップフロップなど順序回路を利用したもので、反対の入力信号があるまでは現在の状態に対応する出力を出し続ける。SRAM(エスラム)ともいう。ダイナミックRAMはコンデンサー(キャパシター)の電荷の有無を利用したもので、時間の経過とともにコンデンサーに蓄積された電荷が失われてしまうので、定期的に電荷を補う。この動作をリフレッシュという。DRAM(ディーラム)ともいう。スタティックRAMのほうが使いやすいが、ダイナミックRAMのほうが構造が簡単であることから安い。RAMは、多少の例外はあるが、一般に電源を切ったら記憶が失われる揮発性メモリーである。
 ROMは電源を切っても記憶が失われない不揮発メモリーで、製造の段階で内容を設定するマスクROM(mask ROM)と、使用者が1回だけ電気的に情報を書き込むことができるPROM(ピーロム)(programmable ROM)、内容を消去しふたたび書き込むことができるEPROM(イーピーロム)(erasable PROM)がある。EPROMは紫外線照射によって消去可能なUV-EPROMと電気的に消去が可能なEEPROM(イーイーピーロム)(electrically erasable and programmable ROM)などがある。EPROMは、近年、フラッシュメモリーにとってかわられつつある。フラッシュメモリーはEEPROMの一種で、書き換え可能な不揮発性メモリーである。フラッシュEEPROMとかフラッシュROMともいう。また、CD-ROMやDVD-ROMなどのように、半導体メモリーでなくても、記憶内容の読出ししかできない補助記憶装置をROMと表現することもある。
 半導体メモリーは128メガビット、256メガビットのものが主流であるが、今後ますます集積度は高まっていくものと思われる。[土居範久]

外部記憶装置

外部記憶装置としては、普通、磁気ディスク記憶装置、磁気テープ記憶装置(ストリーマー)、フロッピーディスク記憶装置が用いられるが、半導体記憶装置や光磁気記憶装置(MO)なども用いられる。CD-R/RW、USBメモリーなどは外部記憶装置である。[土居範久]

オンラインストレージ

インターネット上にあるサーバーを使って、自由にデータを読み書きできるサービスをオンラインストレージとよぶ。これは、前項に示した物理的なメディアを使わずに、データを使用中のコンピュータの外部に保管するシステムである。このうち、クラウドサービスを利用して提供されるオンラインストレージをとくにクラウドストレージとよぶ。個人用サービスの代表格であるDropbox(ドロップボックス)やマイクロソフト社のOne Drive(ワンドライブ)、グーグル社のGoogle Drive(グーグルドライブ)など、有償・無償を問わず、さまざまなサービスが提供されている。[編集部]
『情報処理学会編『新版情報処理ハンドブック』(1995・オーム社) ▽アイテック情報技術教育研究所編著『コンピュータシステムの基礎』第13版(2005・アイテック情報処理技術者教育センター) ▽志村正道著『コンピュータシステム』(2005・コロナ社) ▽デイビッド・A・パターソン、ジョン・L・ヘネシー著、成田光彰訳『コンピュータの構成と設計――ハードウエアとソフトウエアのインタフェース 下』第3版(2006・日経BP社、日経BP出版センター発売)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

きおく‐そうち ‥サウチ【記憶装置】
〘名〙 コンピュータの、数値や命令などを記憶する部分。

出典:精選版 日本国語大辞典
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