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規則【きそく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

規則
きそく
rule
一般には,行為の準則をいうが,法律用語としては,法律,政令と区別される制定法の一形式をいう。立法行政司法の各部について規則が制定されており,立法部に関するものとして,衆議院規則参議院規則,また行政部に関するものとしては,会計検査院規則人事院規則,司法部に関する規則として,最高裁判所規則がある。また地方公共団体においてもや委員会によって制定される規則がある。規則といってもその法的性質は一様ではないが,一般に規則は法律よりも下位におかれる。

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デジタル大辞泉

き‐そく【規則】
行為や事務手続きなどが、それに基づいて行われるように定めた事柄。決まり。「規則を守る」「規則ずくめ」「就業規則
物事の秩序。「規則正しい」

最高裁判所国会両議院会計検査院人事院などが、憲法法律に基づき、内部規律・事務処理などに関して制定する法。
㋑都道府県知事・市町村長が、その権限に属する事務に関して制定する細則。→条例

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世界大百科事典 第2版

きそく【規則】
最も広い意味では,人の行為準則一般をいうが,法律的な意味では,法律・命令とならぶ実定法上の法形式の名称である(憲法81条)。この意味での規則は,その制定主体によって種々のものがある。行政立法としての規則の効力は,一般には法律,政令の下位にあり,法律の細目的事項,手続的事項を内容とするが,国会の両議院が定める議院規則(憲法58条2項)は国会の議院自律権の一内容をなし,また最高裁判所規則(憲法77条1項)は,司法権の自律性を保障する側面を有しているので,内閣が定める政令の下位に位置づけることは妥当ではない。

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大辞林 第三版

きそく【規則】
行為や手続きなどを行う際の標準となるように定められた事柄。きまり。 -どおりにやる -を守る
法則。秩序。 -正しい
国会以外の諸機関によって制定される法の一種。法律・命令などとならぶ実定法の形式の一つ。衆議院規則・参議院規則・最高裁判所規則・会計検査院規則・人事院規則などのほか、地方公共団体の長の定める規則などがある。規則は法律に違反することができない。 → 条例

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日本大百科全書(ニッポニカ)

規則
きそく
法律より下位にある制定法規の一つの形式。現行法上その数は多く、法的性格も多様である。最高裁判所規則は訴訟手続、弁護士、裁判所の内部規律および司法事務処理に関する事項を定め(憲法77条)、衆議院、参議院はおのおのその会議その他の手続および内部の規律に関して衆議院規則、参議院規則を定める(憲法58条)。会計検査院、人事院、国家公安委員会、公正取引委員会なども法律に基づいてそれぞれの名を冠する規則を制定することが認められている。地方公共団体では長(知事、市町村長)は規則を制定することができるが、それは国の機関委任事務を執行する場合または住民の権利・義務にかかわらない場合に限られている。自治事務で住民の権利・義務に関することについては、いわゆる行政事務条例を制定しなければならない。地方公共団体の行政委員会である人事委員会、教育委員会なども法律、条例に基づいて規則を制定できる。地方公共団体の機関の制定する規則は条例よりもその効力は劣る。[阿部泰隆]

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精選版 日本国語大辞典

き‐そく【規則】
〘名〙
① 物事のきまり。従うべきのり秩序順序軌則
太平記(14C後)四〇「荼毘の規則(キソク)を調て、仏事の次第厳重也」
※政談(1727頃)二「一切のことに無制度、〈略〉奢を押ゆる規則もなし」 〔和蘭字彙(1855‐58)〕
② 法律用語。
(イ) 人がある行為をするにあたって守らなければならない定め。準則。
※太政官第二一四号‐明治五年(1872)八月二日(法令全書)「文部省規則に随ひ学問普及致候様方法を設可施行事」
(ロ) 法の一形式。国会の両議院、最高裁判所、会計検査院、人事院などがそれぞれ制定する議院規則、最高裁判所規則、会計検査院規則、人事院規則など。
※日本国憲法(1946)七七条「最高裁判所は、訴訟に関する手続、弁護士、裁判所の内部規律及び司法事務処理に関する事項について、規則を定める権限を有する」
③ 宗教法人の定款。目的、名称、役員の任免職務権限などを定める。

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