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【ケン】

デジタル大辞泉

けん【見】
物事の見方・考え方。見解。「皮相の
「学博く―高し」〈露伴・露団々〉
見るだけで買わないこと。ひやかし。素見(すけん)。
「遊女の―して帰るなど」〈浮・娘気質・一〉

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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けん【見】[漢字項目]
[音]ケン(呉)(漢) ゲン(呉) [訓]みる みえる みせる まみえる あらわれる
学習漢字]1年
〈ケン〉
みる。みえる。「見学見物見聞一見所見書見拝見
人に会う。「見参引見謁見会見接見
あらわれる。「露見
見かた。考え。「見解見地意見私見識見政見浅見卓見定見偏見予見
〈み〉「見所味見形見姿見花見夢見
[名のり]あき・あきら・ちか・み
[難読]左見右見(とみこうみ)見蕩(みと)れる・傍見(わきみ)

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み【見】
見ること。また、見える状態。多く、他のと複合して用いられる。「姿」「月
「山見れば―のともしく川見れば―のさやけく」〈・四三六〇〉

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大辞林 第三版

けん【見】
ものの見方。考え。見識。 「皮相の-」 「何事につけても、人に殊なる-を立て/即興詩人 鷗外
遊里をひやかすこと。素見すけん。 「茶屋の戸をたたきて、遊女の-して帰る/浮世草子・娘容気」
見所みどころ。 「餞別となしてなほ-あり/去来抄」

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

み【見】
見ること。他の語と複合して用いる。 「花-」 「月-」
ながめ。 「山見れば-のともしく川見れば-のさやけく/万葉集 4360

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精選版 日本国語大辞典

けん【見】
〘名〙
① みること。〔日葡辞書(1603‐04)〕
② かんがえ。思いつき。見解。また、見識。主張。仏教では、多くまちがった見解の意に用いる。五見などはその例。
※正法眼蔵(1231‐53)弁道話「いまいふところの見、またく仏法にあらず。先尼外道が見なり」
※俳諧・去来抄(1702‐04)修行「唯徒に見を高(たかう)し、古を破り、人を違ふを手柄に」 〔勝鬘経‐顛倒真実章〕
③ 能で、演技者が観衆に与える効果のうち視覚に訴える美。見風。
※花鏡(1424)比判之事「能の出で来る当座に、見・聞・心の三あり」
④ 物や遊女を見るだけで買わないこと。ばくちで、見ているだけで賭けないこともいう。また、その人。ひやかし。素見(すけん)
※雑俳・ちゑぶくろ(1709)「折折は・揚屋の辻に見(ケン)ばかり」
⑤ 星が姿を現わして、見ることができる時をいう。
※遠西観象図説(1823)下「六星悉(ことごと)く太陽を心とし〈略〉絶て其体を見ることを得ざるの時あり、之を伏と云ふ。其見るべきの時を見と云ふ」

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けん‐・ず【見】
〘他サ変〙
① 見る。
洒落本・公大無多言(1781)「豆さんたいくつだろう。見(ケン)じた通りの人が来て大きに手間を取た」
② 見出す。察知する。
※花鏡(1424)時節当感事「人の機にある時節と者(いっぱ)、為手(して)の感より見するきわなり」

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ま‐み・える【見】
〘自ア下一(ヤ下一)〙 まみ・ゆ 〘自ヤ下二〙 (「みえる」は「みられる」の意で相手からみられるというところから)
① 「会う」の意の謙譲語。おめにかかる。お会いする。また、単に、顔を合わせる。対面する。
書紀(720)神代上(兼方本訓)「今は覲(マミエ)(まつ)ること已に訖ぬ」
② 姿を現わす。現われる。出現する。
※スピリツアル修行(1607)ロザイロの十五のミステリヨ「サテ マタ mamiye(マミエ) タマウ ヲンスガタ」
③ 夫と定める。夫としてつかえる。
※高野本平家(13C前)九「忠臣は二君につかへず、貞女は二夫にまみえずとも」

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み【見】
〘名〙 (動詞「みる(見)」の連用形の名詞化) 見ること。また、はたから見える物の状態。
万葉(8C後)二〇・四三六〇「山見れば 見(み)の羨しく 川見れば 見(み)のさやけく」

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み・える【見】
〘自ア下一(ヤ下一)〙 み・ゆ 〘自ヤ下二〙 (「みる(見)」の自発の形。受身・可能の意にも用いられる)
① 自然に目にはいる。目にうつる。
※古事記(712)中・歌謡「千葉の 葛野を見れば 百千足る 家庭(やには)も美由(ミユ) 国の秀(ほ)も美由(ミユ)
※書紀(720)顕宗二年九月・歌謡「鮪(しび)が鰭手(はたで)に 妻立てり彌喩(ミユ)
② 他から見られる。また、他動詞のように用いて、意識して他から見られるようにする。他に見せる。
※万葉(8C後)一五・三七〇八「物思ふと人には美要(ミエ)じ下紐の下ゆ恋ふるに月そ経にける」
※源氏(1001‐14頃)桐壺「はかなき花紅葉につけても心ざしをみえ奉る」
③ (他人から見られるの意から) 人に会う。顔を合わせる。対面する。
※大和(947‐957頃)一〇三「物も言はでこもりゐて、使ふ人にもみえで」
※平家(13C前)二「今一度小松殿にみえ奉らばや」
④ (特に女が特定の男に会うというところから) 夫婦の交わりをする。結婚する。また、夫婦として連れ添う。
※竹取(9C末‐10C初)「よきかたちにもあらず、いかでか見ゆべき」
⑤ 見ることができる。
※古今(905‐914)秋上・一六九「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる〈藤原敏行〉」
⑥ よく見ることがある。見なれる。見つかる。
※竹取(9C末‐10C初)「此国に見えぬ玉の枝なり」
⑦ 現われる。人が来る。また、手紙が来る。現代では「人が来る」意の尊敬語として用いられるが、さらに敬語表現を加えて「お見えになる」「見えられる」の形をとることもある。
※万葉(8C後)一五・三七七一「宮人の安眠(やすい)も寝ずて今日今日と待つらむものを美要(ミエ)ぬ君かも」
※蜻蛉(974頃)中「日暮るるほどに、文みえたり」
⑧ 目で見て…と思われる。そう感じられる。
※万葉(8C後)三・三三六「しらぬひ筑紫の綿は身につけていまだは着ねど暖けく所見(みゆ)
※咄本・昨日は今日の物語(1614‐24頃)上「御坊の御るすとみえて、玄関が明ぬとて」
⑨ 文字に書かれる。書物に載る。
※平家(13C前)一「栴檀は二葉よりかうばしとこそみえたれ」
⑩ 判断がつく。わかる。
浮世草子・好色一代男(1682)五「腰の物のこしらえ、手足にてあらましみゆる事ぞ」
[語誌](1)上代では「見ゆ」で文を結ぶという文末形式が顕著で、単にモノを表わす名詞に下接するにとどまらず、①の挙例「書紀‐歌謡」のように、コトの存在をも活用語の終止形に下接するという特異な構文で示したが、平安時代になると、この構文はすっかり姿を消す。かわって、活用語に下接するときには、連体形に接続することとなる。
(2)完了の助動詞「つ」に上接することから、形状性の用言であったことがわかるが、一方で、動作性の用言として、他人から見られる、見られるようにするの意から展開して、ヲ格をとったり、③④などの意の用法を持つに至るなど、他動詞的な用法も派生した。

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み・す【見】
〘他サ四〙 (動詞「みる(見)」の未然形に尊敬の助動詞「す」の付いたものか) ごらんになる。
※書紀(720)継体七年九月・歌謡「御諸(みもろ)が上に 登り立ち 我が彌細(ミセ)ば」
[補注]四段活用動詞以外に「す」のつく場合には音の変化するのが普通で、「見る」の場合には「めす」の形をとるが、「みす」となるものも古くはあったものか。

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み・す【見】
〘他サ下二〙 ⇒みせる(見)

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み・せる【見】
〘他サ下一〙 み・す 〘他サ下二〙
① 見るようにさせる。人にわかるように示す。
※万葉(8C後)五・七九七「悔しかもかく知らませばあをによし国内(くぬち)ことごと美世(ミセ)ましものを」
※落窪(10C後)一「いかではかなき心ざしをみせんと思ひて」
② (顔を見せるの意から) 相手の前に姿を現わすようにする。人をたずねたり、人に会ったりする。
※平中(965頃)二「よし、なほおほかたにて、見せむ。月おもしろきに、と言へば、来たり」
③ とつがせる。めあわせる。
※源氏(1001‐14頃)若菜下「かしづかんと思はむ女こをば、宮仕へにつぎては、みこたちにこそはみせ奉らめ」
④ 様子を調べさせる。見とどけさせる。
※蜻蛉(974頃)上「心えで、人をつけてみすれば」
⑤ 経験させる。
※竹取(9C末‐10C初)「さかしりをかき出て、ここらのおほやけ人に見せてはぢを見せん」
⑥ 占わせる。
※青表紙一本源氏(1001‐14頃)明石「しのびてよろしき日みせて」
⑦ 診察させる。
※平家(13C前)三「后呂太后、良医をむかへて見せしむるに」
※多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前「医者に診(ミ)せるが可いですね」
⑧ (動詞の連用形に助詞「て」を添えた形につき、補助動詞のように用いる) ためしに…して人に示す。
※今昔(1120頃か)二八「然ば暫く居たれ、水飯食て見せむ」

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み・ゆ【見】
〘自ヤ下二〙 ⇒みえる(見)

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み・れる【見】
〘ラ下一〙 (「みる(見)」の可能動詞) 見ることができる。本来「見られる」であるが、五(四)段活用からできた可能動詞「書ける」「帰れる」などにひかれてできたいい方。
※子をつれて(1918)〈葛西善蔵〉一「これほど手入れしたその花の一つも見れずに」

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