Rakuten infoseek

辞書

西風【にしふう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

西風
にしふう
義太夫節で竹本座芸風をいう。豊竹座の東風に対する。竹本座が道頓堀西寄りに位置していたことに由来する呼称。流祖竹本義太夫の個性や語り口から発し,やがて竹本座全体の芸となった。基本的な作劇理念,発声,使用する主な旋律型なども統一されている。総体に地味で劇的な写実性にすぐれ,男性的な語り口である。寛延1 (1748) 年,『仮名手本忠臣蔵』初演の際に太夫の東西入替り事件が起きて以後,両座の風は混交するようになり,また一つの作品の前半を西風,後半を東風で演奏したり,『忠臣蔵』以前の作品の改曲もなされるようになった。今日まで西風で伝承されるものに,『国性爺合戦 (こくせんやかっせん) 』3段目の「甘輝館」,『鬼一法眼三略巻 (きいちほうげんさんりゃくのまき) 』3段目の「菊畑」,『心中宵庚申 (しんじゅうよいごうしん) 』中の巻の「上田村」などがある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

せい‐ふう【西風】
西方から吹いてくる風。にしかぜ。
寂しい秋の風。秋風。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

にし‐かぜ【西風】
西から吹いてくる風。にし。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

せいふう【西風】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

にしふう【西風】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

せいふう【西風】
西から吹く風。にしかぜ。
秋風。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

にしかぜ【西風】
西方から吹いてくる風。 ⇔ 東風ひがしかぜ

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

西風
にしかぜ
西の方角から吹いてくる風。南北両半球とも温帯の上空では西寄りの風が卓越しているが、この風は偏西風とよばれている。温帯ではこの偏西風によって天気も西から東へと移動していく。すなわち、西の方角にある地域の天気は、その地域の天気を先取りしているわけで、「夕焼けは晴れの前兆」といった俚諺(りげん)も、西風による天気東漸の事実に基づいている。[根本順吉]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

せい‐ふう【西風】
〘名〙
西方から吹く風。にしかぜ。
※参天台五台山記(1072‐73)一「依西風吹船」
※読本・椿説弓張月(1807‐11)題詞「客船于此重嗟問。惆悵西風夕照中」 〔後漢書‐郎顗伝〕
② 特に、西から吹く秋の風。秋風。
※実隆公記‐文明一二年(1480)八月朔日「南呂之初節、西風之中律」 〔李白‐長干行詩〕

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

にし‐かぜ【西風】
〘名〙 西の方角から吹いてくる風。にしげ。にし。
※義経記(室町中か)七「能登国石動の嶽より又にしかぜ吹きて船を東へぞ向けたりける」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

にし‐ふう【西風】
〘名〙 義太夫節の語り口の名称大坂、道頓堀の西側にあった竹本座を開いた竹本義太夫の地味な曲風。東風(ひがしふう)が起こって以後の名称。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

西風」の用語解説はコトバンクが提供しています。

西風の関連情報

他サービスで検索

「西風」のスポンサー検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE GROUP, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.