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【きぬ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


きぬ
袖口の広い広袖の和服をいう。男性の場合,束帯のいちばん上に着る衣を上の衣または (ほう) といい,上着と肌着との間に着る衣を間籠 (あいこめ) の衣または (あこめ) という。女性の場合は表着の下に着る衣を (うちき) といい,内衣とも書く。

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ころも
仏具。僧尼衣服。もともとインドでは僧尼は九条,七条,五条の袈裟を着たが,中国,日本では風土的変遷を経て,袈裟はいちばん上に掛けるものとなり,その下に着る衣服が主となって,それを袈裟と区別して「衣」というようになった。一般にはからだに着ける衣服をいい,転じててんぷらや菓子などの外側にまぶすものをもさす。

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デジタル大辞泉

い【衣】
着るもの。衣服。「を払う」「

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い【衣】[漢字項目]
[音](漢) エ(呉) [訓]ころも きぬ
学習漢字]4年
〈イ〉
身にまとうもの。着物。「衣装衣食衣鉢(いはつ)衣服衣料衣類御衣(ぎょい)更衣脱衣暖衣着衣胴衣白衣弊衣
外側にかぶせるもの。「糖衣
〈エ〉着物。特に、僧の衣。「衣鉢(えはつ・えはち)衣紋浄衣白衣(びゃくえ)法衣
〈ころも(ごろも)〉「薄墨衣夏衣羽衣
[名のり]そ・みそ
[難読]上衣(うわぎ)胞衣(えな)御衣(おんぞ・みぞ)被衣(かずき)紙衣(かみこ)黒衣(くろご)衣魚(しみ)寝衣(ねまき)直衣(のうし)単衣(ひとえ)母衣(ほろ)浴衣(ゆかた)

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え【衣/依】[漢字項目]
〈衣〉⇒
〈依〉⇒

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きぬ【衣】
衣服。着物。ころも。「歯に着せずものを言う」
古代、上半身を包むものの総称。平安時代の装束では、上着と肌着との間に着た衣服。袿(うちき)衵(あこめ)など。
皮膚、動物の羽毛や皮、里芋の子の皮などを、衣服にたとえていう語。
「鶏のひなの…―短げなるさまして」〈能因本枕・一五五〉

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ころも【衣】
人のからだに覆いつけるものの総称。衣服。きもの。きぬ。
僧尼が袈裟(けさ)の下に着る衣服。法衣(ほうえ)。僧衣。「染め
揚げ物や菓子などの外面をくるんだり、まぶしつけたりするもの。「てんぷらの
動物の皮膚、羽毛などをたとえていう。
夏虫の蝱(ひむし)の―」〈仁徳紀・歌謡〉

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そ【衣】
きぬ。ころも。着物。多く「おんぞ(御衣)」「みそ・みぞ(御衣)」の形で用いる。
「神―(みそ)織りつつ」〈神代紀・上〉

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日本文化いろは事典

日本の代表的な民族衣装である「着物」。着物の歴史をさかのぼると、縄文時代の貫頭衣〔かんとうい〕にまで辿り着きます。飛鳥時代の唐文化の影響、平安時代の鮮やかな十二単。日本の歴史のなかで、着物文化は私達と切り離す事ができません。現在一般的に「きもの」と呼ばれているものは、和服の中の「長着〔ながぎ〕」にあたります。長着の仕立てには、裏の付いた袷〔あわせ〕仕立てと裏の付いてない単〔ひとえ〕仕立てに大別され、季節やTPOによって着分けます。日本の民族衣装である着物ですが、洋服の一般化によって着用する機会が減少していました。しかし最近ではアンティーク着物や和柄の流行により、若い世代に も人気です。これからの新たなきもの文化に昔ながらの伝統的な作法を織り交ぜ、今後も日本の美しいきもの文化は発展していく事でしょう。着 物の種類は「織り」と「染め」の2種類に分けられます。織りの着物とは初めに糸を染めておき、後から織り上げた着物のことをいいます。染めの着物とは、白 い生地を織り上げ、後から布地に模様を手描きしたり、色で染めたりする着物のことをいいます。絣や紬などは織りの着物に分類され、振袖や訪問着などは染め の着物に分けられます。織りの着物は、表と裏地が同じ繊維なので、表の色が薄れてきても、裏返しにするとまた新しい着物のように着ることができます。染め の着物の場合も、再び染め直すことで、また新しい着物として生まれ変わります。古くなってもすぐには捨てず、また新しく生まれ変わらせる。着物からは日本 人の物を大切にする心が伝わってきます。日本文化いろは事典では、着物を 「い」特徴、「ろ」歴史・由来、「は」方法・形式(作法)という内容でご紹介しています。

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デジタル大辞泉プラス

錦鯉の品種グループ紅白緋盤(赤い模様)の中に、藍色がかった墨が網目状または刷いたようにのるもの。

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世界大百科事典 第2版

きぬ【衣】
衣服一般の名称のほか,とくに直衣(のうし)や狩衣(かりぎぬ)の下着をいう場合がある。古来,絹を〈きぬ〉とよみ,また衣をも〈きぬ〉と称したが,衣服の場合,その地質の名称や加工の過程が衣の名称になることは後世にもその例が多い。たとえば長絹(ちようけん),水干(すいかん)などがそれである。したがって上古の日本には衣服をあらわす言葉に〈きぬ〉と〈ころも〉との二つがあり,〈きぬ〉のほうが〈ころも〉より後にできたものと考えられ,形・質ともにより高級服飾品をいう感じがあった。

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い【衣】

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ころも【衣】

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ちん【衣】

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大辞林 第三版

い【衣】
身にまとうもの。着物。ころも。 「 -と食と住と」

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きぬ【衣】
着る物。衣服。
古代は上衣。中古は表着うわぎと肌着の間に着た衵あこめ・袿うちきなど。
鳥の羽毛や里芋の子芋の皮など、身を包んでいるものを比喩的にいう。 「にはとりのひなの、…-みじかなるさまして/枕草子 151

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けし【衣】
〔動詞「着す」の連用形から〕
(「御衣みけし」の形で)ころも。 「ぬばたまの黒き御-を/古事記

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ころも【衣】
人が身にまとうものの総称。衣服。きもの。きぬ。
僧尼の着る衣服。法衣ほうえ。僧衣。法服。 「墨染めの-」
揚げ物や菓子などの、中の種を包んでいる皮。

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そ【衣】
ころも。きぬ。着物。「おんぞ(御衣)」「みぞ(御衣)」などの形で用いられる。

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動植物名よみかた辞典 普及版

衣 (エ)
植物。荏胡麻の古名

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精選版 日本国語大辞典

い【衣】
〘名〙 身にまとうもの。きもの。ころも。きぬ。
※日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉一一「生を保ち死を避けんと欲するには衣なかるべからず」 〔書経伝‐武成〕

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きぬ【衣】
〘名〙
① 衣服。着物。特に、上半身からおおって着るものを総称していう。また、衵(あこめ)、かずきなどもいう。→きぬ(衣)着す
※万葉(8C後)一四・三四五三「風の音の遠き我妹子が着せし伎奴(キヌ)たもとのくだりまよひきにけり」
② 動植物の肉をおおっているもの。動物の羽毛、皮、また植物の外皮、特に芋の子の皮など。
※枕(10C終)一五一「にはとりのひなの、足高に、しろうをかしげに、きぬみじかなるさまして」
③ なにもついていない肉体のはだ。地はだ。
※枕(10C終)三「舎人の顔のきぬにあらはれ、まことにくろきに」
[語誌](1)上代では日常の普段着。旅行着や外出着は「ころも」といった。そのため「きぬ」は歌ことばとはならなかったようで、複合して「ぬれぎぬ」以外は三代集以降姿を消す。
(2)院政期以降は衣服の総称でなくなり、「絹」の意の例が見えはじめ、軍記物語では上層階級や女性の着衣の意味で用いられている。下層階級の衣服は「いしゃう」であった。

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ころも【衣】
〘名〙
① 人のからだ、特に胴体をおおう物の総称。衣服。着物。きぬ。
※書紀(720)仁徳二二年春正月・歌謡「虚呂望(コロモ)こそ 二重も良き さ夜床を 並べむ君は 畏きろかも」
※万葉(8C後)一・二八「春過ぎて夏来るらししろたへの衣(ころも)乾したり天の香具山」
② 僧や尼が袈裟(けさ)の下につける衣服。僧尼の法衣。僧衣。
※枕(10C終)二七八「僧都の君、赤色の薄物の御ころも、むらさきの御袈裟、いと薄き薄色の御衣(ぞ)ども、指貫など着給ひて」
③ 昆虫の外皮。小動物の皮膚、羽毛など、からだをおおっているもの。
※書紀(720)仁徳二二年春正月・歌謡「夏蚕(なつむし)の 蝱(ひむし)の虚呂望(コロモ) 二重著て 囲み宿りは 豈良くもあらず」
④ 菓子や揚物などの外皮。てんぷら、フライなどの外側を包んでいるものや、きんとん、こんぺいとう、豆などの外側にまぶしてあるものの類。
※養鷹秘抄(15C前か)「人じん、かんざう〈略〉黒やき、右是をよくし合て、わらびの花をねりて、此葉を丸じ、上にきんぱくを衣にかくる」

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そ【衣】
〘名〙 ころも。きぬ。着物。衣装。多く「おんぞ(御衣)」「みそ(御衣)」の形で用いられる。
※古事記(712)下「軽大郎女、亦の名は衣通(そとほし)の郎女〈御名を衣通王と負はせる所以は、其の身の光、衣より通り出づればなり〉」 〔色葉字類抄(1177‐81)〕

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