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虚栄【きょえい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

虚栄
きょえい
vanity
むなしさともいわれる。表向きは確かにあるもの,尊いものとされても実質はなきに等しいつまらぬものであること。特にパスカルにおいて人間のあり方について論じられる際に重視された概念。たとえば権力者がその所有している物によって人々に尊敬畏怖を起させても,それは虚栄にすぎない。政治的,社会的表現も芸術的表現も,さらには法律なども根底においてむなしいものであり,そのことから虚栄なるものにとりすがって生きる人生の悲惨さが問題にされる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

きょ‐えい【虚栄】
実質の伴わないうわべだけの栄誉。
「塵世の―を薄んじ、来生の真福を望み」〈中村訳・西国立志編
外見を飾って、自分を実質以上に見せようとすること。みえ。「虚栄を張る」

出典:小学館
監修:松村明
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デジタル大辞泉プラス

虚栄
米国の作家ロバート・B・パーカーのミステリー(2006)。原題Blue Screen》。「女性探偵サニー・ランドル」シリーズ。

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大辞林 第三版

きょえい【虚栄】
身分・地位・財産・実力などを実質以上にみせかけてそれを誇ること。みえ。

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

きょ‐えい【虚栄】
〘名〙
① 実質の伴わない外見ばかりの栄誉。
※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一〇「塵世の虚栄を薄んじ、来生の真福を望み」 〔柳宗元‐遊石角過小嶺至長烏村詩〕
② うわべだけを飾って自分を実質以上によく見せようとすること。みえ。
※虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一九「我(が)の女は虚栄の毒を仰いで斃れた」

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