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藤原佐理【ふじわらのすけまさ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

藤原佐理
ふじわらのすけまさ
[生]天慶7(944)
[没]長徳4(998).12.15.
平安時代中期の廷臣,書家。「さり」とも呼ばれる。摂政太政大臣実頼の孫で,左少将敦敏の長子。正三位兵部卿。小野道風,藤原行成とともに三跡と称賛された。伊予大三島の大山祇神社,京都六波羅蜜寺などの扁額を書き,関白藤原道隆の東三条第の障子和歌を書いた記録が知られる。作品には『詩懐紙』 (969,国宝) ,『恩命帖』 (宮内庁三の丸尚蔵館) ,『離洛帖』 (991,国宝) ,『頭弁帖』 (992) などがあり,『綾地切 (あやじぎれ) 』『筋切』など伝称作品も多い。

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デジタル大辞泉

ふじわら‐の‐すけまさ〔ふぢはら‐〕【藤原佐理】
[944~998]平安中期の公卿書家。名は「さり」とも。実頼三蹟の一人で、その筆跡佐跡という。遺墨「詩懐紙」「恩命帖」「離洛帖」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus

藤原佐理 ふじわらの-すけまさ
944-998 平安時代中期の公卿(くぎょう),書家。
天慶(てんぎょう)7年生まれ。藤原敦敏の長男。祖父実頼(さねより)に養育される。参議をへて大宰大弐(だざいのだいに)となるが,不祥事で解任時は正三位,兵部卿。書は小野道風,藤原行成とともに三蹟(さんせき)にかぞえられ,円融天皇以下3代の大嘗会(だいじょうえ)で屏風色紙形筆者となった。長徳4年7月死去。55歳。遺墨に「詩懐紙」「離洛帖」など。

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藤原佐理 ふじわらの-さり

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世界大百科事典 第2版

ふじわらのすけまさ【藤原佐理】
944‐998(天慶7‐長徳4)
平安中期の公卿,書家。摂政・太政大臣実頼の孫。夭折した左近衛少将敦敏の子。961年(応和1)従五位下に叙し,侍従右近衛少将,五位蔵人,左右中弁などを経て,978年(天元1)参議,以後兵部卿,大宰大弐,皇后宮権大夫などとなり正三位にのぼった。性格が奔放で,宇佐八幡宮との紛争で大弐を免ぜられた。【目崎 徳衛】 佐理は三蹟の一人に数えられる平安時代の書家として,〈さり〉とも通称される。その書跡を〈佐蹟〉という。

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ふじわらのさり【藤原佐理】

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大辞林 第三版

ふじわらのすけまさ【藤原佐理】
名はさりとも 944~998 平安中期の廷臣・書家。実頼の孫。右近衛少将・参議・大宰大弐だざいのだいに。和様・唐風ともにすぐれ、その書蹟を佐蹟させきという。三蹟の一。遺墨「離洛帖」「詩懐紙」

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精選版 日本国語大辞典

ふじわら‐の‐すけまさ【藤原佐理】
平安中期の公卿・書家。右近少将、参議、大宰大弐などを歴任。正三位に至る。小野道風、藤原行成とともに三蹟の一人。上代様書道の創始者道風を受け継ぎ、さらに発展させた。能書として最大の名誉である悠紀主基(ゆきすき)屏風色紙形の揮毫(きごう)を三度拝命。真跡として「詩懐紙」「離洛帖」などがある。天慶七~長徳四年(九四四‐九九八

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旺文社日本史事典 三訂版

藤原佐理
ふじわらのさり
944〜998
平安中期の公卿・能書家。三蹟の一人
名は「すけまさ」ともいう。関白実頼の孫。小野道風の和様をさらに発展させた。その筆跡を佐蹟 (させき) と呼び,『詩懐紙 (しかいし) 』『離洛帖 (りらくじよう) 』などが現存する。

出典:旺文社日本史事典 三訂版
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