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藍田【ランデン】

デジタル大辞泉

らんでん【藍田】
中国陝西(せんせい)省西安市の南東部の県。また、その東にある、美玉を産した山。

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世界大百科事典 第2版

らんでん【藍田 Lán tián】
中国,陝西省西安市の南東約30kmにある県。前4世紀,孝公のときに県が設置されたのに始まる。長安を取り巻く要衝の一つとして,唐代に至るまでほぼ京兆に属した。田の南東にある嶢(ぎよう)関(藍田関)に秦軍と対峙したの高祖劉邦が,張良の奇計を用いて大いに秦を破り,藍田から咸陽に入って関中一番乗りを果たすとともに,秦の2世皇帝の降服をうけたことは著名な史実である。ところで〈玉の美なるものを球といい,その次なるを藍という〉と称するように,県内に美玉を出すことより藍田の名がおこった。

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大辞林 第三版

らんでん【藍田】
中国、陝西省南部の県。古代、長安の京兆けいちように属した。東方の藍田山から美玉を産したことで知られる。
[句項目] 藍田玉を生ず

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日本大百科全書(ニッポニカ)

藍田
らんでん / ランティエン
中国、陝西(せんせい)省中部の県。西安(せいあん)市に属する。人口65万4500(2014)。県政府所在地は藍関(らんかん)街道。西安の南東郊外、(はが)の上流、終南山(しゅうなんざん)山麓の黄土(こうど)台地上に位置する。玉(ぎょく)の美しいものを藍といい、この付近の山でそれを産するところから県名ができたという。県の南東より藍田関を通って秦嶺(しんれい)山脈を越える道は、関中(かんちゅう)より湖北(こほく)へ至る要路の一つである。平野部では小麦、トウモロコシなどを、山地ではアブラギリ、ウルシ、薬材などを産する。農業中心で、工業化は遅れている。
 上下悟真寺(じょうげごしんじ)、水陸庵(あん)などの史跡があるほか、1963~1964年に発見された洪積世(更新世)の人類化石は、藍田原人として有名である。[秋山元秀・編集部]

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精選版 日本国語大辞典

あい‐だ あゐ‥【藍田】
〘名〙 藍を植える田。藍を刈り採った後に稲を作る二毛作の田。年貢は上田より高かった。
※農政本論(1829)中「麦田〈略〉藍田(アヰダ)も亦皆両毛作りの田なり」

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らんでん【藍田】
中国、陝西省西安市の東南の秦代以来の県名。化石人類、藍田人の発掘された地として有名。また、驪山(りざん)の南につづく山地で、古来美しい玉を産出する。玉山。覆車山。
※宝覚真空禅師録(1346)乾・遊覧作用・久旱遇雨、依韵旌嘉賞「筆底天葩発艷陽、藍田烟暖玉添秧」

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