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蔵人【くろうど】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

蔵人
くろうど
職事 (しきじ) ,青色とも呼ばれた。令外官蔵人所の職員。もと天皇御物を納めた倉の管理を司っていたが,弘仁1 (810) 年,蔵人所が設置されると,それに加えて,天皇の側近にあって奏上,命令の取次ぎにあたり,昇殿を許され,宮中の事務,行事万端にあずかり,大きな勢力をもった。

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デジタル大辞泉

くらんど【蔵人】
《「くらうど」の音変化》「くろうど(蔵人)1」に同じ。

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くろうど〔くらうど〕【人】
《「くらひと」の音変化》
蔵人所(くろうどどころ)の職員。もと皇室の文書や道具類を管理する役であったが、蔵人所が設置されて以後は、朝廷の機密文書の保管や詔勅の伝達、宮中の行事・事務のすべてに関係するようになった。くらんど。
女蔵人(にょくろうど)」の略。

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くら‐びと【蔵人】
酒蔵で働く人。杜氏のもとで働く職人

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デジタル大辞泉プラス

蔵人
尾瀬あきらによる漫画作品。酒造りに打ち込む外国人青年の姿を通し、日本酒造り酒屋が抱えるさまざまな問題を描き出す。『ビッグコミックオリジナル』2006年第1号~2009年第20号に連載。小学館ビッグコミックス全10巻。

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世界大百科事典 第2版

くろうど【蔵人】
蔵の出納・管理を職掌とする下級官人。〈倉人〉とも書く。奈良時代の造東大寺司に置かれ,史生・案主等の下位に位置付けられた。810年(弘仁1)3月に設置された蔵人も,蔵人所が校書殿(きようしよでん)に置かれたところから考えて,納殿の出納・管理を名目上の職掌としたものと思われる。このように,出納・管理を職掌とする官人としての蔵人は,平安時代においては,内蔵寮,穀倉院,贄殿(にえどの),斎院司等において例をみる。

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くらびと【蔵人】

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大辞林 第三版

くらうど【蔵人】

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くらんど【蔵人】

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くろうど【蔵人】
〔「くらひと」の転〕
蔵人所の役人で、機密の文書・訴訟をつかさどった令外りようげの官。のちには、天皇の衣食・起居のことから伝宣・進奏・諸儀式、その他宮中のいっさいのことを扱った。院・摂家にも置かれた。くらんど。くらうど。
宮中の雑事に奉仕する女官。女蔵人によくろうど

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精選版 日本国語大辞典

くらんど【蔵人】
〘名〙 =くろうど(蔵人)
※高野本平家(13C前)四「伊豆守、其比はいまだ衛府蔵人(クランド)でおはしけるが」

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くろ‐うず くらうづ【蔵人】
〘名〙 「くろうど(蔵人)」の変化した語。

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くろ‐うど くらうど【蔵人】
〘名〙
① 蔵人所(くろうどどころ)の職員。大同五年(八一〇)三月、蔵人の頭(とう)とともに令外(りょうげ)の官として設けられた。のち定員八名。仁和四年(八八八)一一月、位階と職掌を連結させて五位のもの二名、六位のもの六名に分け、叙留(位だけ上げ官職をそのままにしておくこと)を認めず、それぞれ「五位の蔵人」「六位の蔵人」と称する。また六位で昇殿を許されて蔵人にならない者を「非蔵人(ひくろうど)」とよぶ。院の御所、摂関家にもこれにならって蔵人を設置した。なお江戸時代、賀茂、稲荷などの社家より召し出されて、宮中の雑役に奉仕したものも蔵人とよぶが、性質を異にする。唐名は侍中。くらんど。くらにん。くらひと。
※九暦‐九暦抄・天暦元年(947)正月二三日「内宴、参内、殿上装束頗違去六年例、仍示蔵人改」
② 宮中で命婦(みょうぶ)に次ぐ地位の女官。雑事をつとめる。女蔵人(にょくろうど)
※宇津保(970‐999頃)吹上上「よきむすめ一人ありければ、内のくら人つかうまつりけるが」
③ 奈良・平安時代、宮中の諸寮司において、蔵(くら)の管理をする者。倉人。
※東文書‐寛平八年(896)二月二五日・山城国山田郷長解「山田郷長解 申売買百姓家地立券文事〈略〉保証刀禰〈略〉内蔵寮蔵人従七位下秦忌寸貞世」

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