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萎縮病【イシュクビョウ】

デジタル大辞泉

いしゅく‐びょう〔ヰシユクビヤウ〕【萎縮病】
植物のが小さくなって、弱ったり枯死したりする病害ウイルスにより、・麦・ダイコン・大豆などに発生。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

いしゅくびょう【萎縮病】

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大辞林 第三版

いしゅくびょう【萎縮病】
植物の病害の一。分蘖ぶんけつが多くなり、茎が細く矮化わいかし、葉は巻縮する。ウイルスによるものが多い。稲・トマトなどに発生する。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

萎縮病
いしゅくびょう
作物の葉や茎が不規則に縮み、生育が悪く、奇形になる病気で、イネ、ムギ類、ダイコン、ダイズ、クワ、ネギ類に発生する。病原は、クワ萎縮病を除いて、いずれもウイルスであるが、作物によってウイルスの種類はそれぞれ異なる。
 イネ萎縮病は代表的な萎縮病の一つで、イネ萎縮病ウイルスが病原である。関東地方以南に多く、病気にかかったイネは、草丈が低くなり、分げつが多くなる。葉は萎縮して短く濃緑色となり、葉脈に沿って淡緑色の細い斑点(はんてん)ができる。穂は出ないことが多いが、たとえ出ても奇形になって実らない。病原ウイルスは直径70ナノメートルの球状粒子で、ツマグロヨコバイ、イナズマヨコバイによって媒介される。殺虫剤を散布して媒介虫を殺して防除する。ムギ類萎縮病も葉は濃緑色になり、ねじれたり、ひだを生ずるなど奇形になり、草丈が低く、穂は出ないことが多い。病原ウイルスは長さ120~180ナノメートル、幅25ナノメートルの桿(かん)状粒子で、土壌伝染する。輪作して数年間ムギ作を休むか、強い品種を栽培して防ぐ。ダイコン萎縮病は、葉が著しく縮れ、生育が悪くなり被害が大きい。病原ウイルスはアブラムシが媒介する。クワ萎縮病は古くから被害が大きいもっとも重要なクワの病気で、他の萎縮病同様、葉は縮れて小さく濃緑色になる。ヒシモンヨコバイによって媒介されるので病原はウイルスと考えられていたが、ファイトプラズマであることが明らかにされている。媒介虫の防除、耐病性の品種を栽培して防ぐ。[梶原敏宏]

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精選版 日本国語大辞典

いしゅく‐びょう ヰシュクビャウ【萎縮病】
〘名〙 作物の茎や葉が縮小し、しだいに枯死する病気。ウイルスによるもので、イネ科の作物に多く発生する。

出典:精選版 日本国語大辞典
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